かなり昔に流行ったナタデココ。
今やヨーグルトやゼリーに入っているくらいしかお目にかかりませんが、私はあの食感が大好きです。
でも、よくよく考えるとナタデココって何でできてるんだろう？
気になって、原材料や栄養・効果・効能を調べるうちにたどり着いた意外な真実。
ナタデココは発酵食品だった？！
ってことは、やっぱりナタデココって体に良い食材なのかもっ。
ということで、私と一緒に、もう一度ナタデココのイイところ、見直してみませんか？
ナタデココの原料の秘密は、その名前に隠されていました
そもそもナタデココって何で出来ているんでしょうか？
昔流行った時には、まだまだお子ちゃまで、「ゼリーの固いやつだな」なーんて大人ぶって考えていましたが、本当はなんだったんでしょうか。
今更人には聞けないけど、ネットならこっそり調べられて助かる～。（笑）
で、調べたことを簡単にまとめると、こんな感じ。
ナタデココ…正しくは「ナタ・デ・ココ」と区切るんですが、これはスペイン語なんですって。
スペイン語で「ナタ」は、（液体表面の）皮膜。
「ココ」は、ココナッツのこと。
なので、「ナタ・デ・ココ＝ココナッツ水の上の皮膜」といった意味合いです。
ココナッツの実を割ると、中から透明な液体が出てくるのをテレビなどで見たことがありませんか？
あの液体の中に、水と砂糖、そして酢酸菌の一種であるナタ菌（アセトバクター・キシリナム）を入れると、発酵して表面からゲル状に固まっていきます。
固まった部分を賽の目に切れば、私たちがよく見るナタデココになるんですって。
ということは、やっぱりナタデココは発酵食品だったのです！
発酵食品というイメージはなかったので、意外ですね。
ナタデココの栄養と効果・効能
ナタデココは、発酵食品・・・ということで、やっぱり気になるのが栄養とその効果・効能ですよね。
昔ブームになったときは、ダイエットに良いなんてもてはやされていましたけど、実際のところどうなんでしょうか？
実はナタデココは、99％が水分で、残りの１％は不溶性食物繊維（水に溶けない食物繊維）でできています。
しかも、ナタデココの食物繊維は、あの食感から分かるように細い繊維がしっかりと密に絡み合ってできています。
密に絡み合った食物繊維は、食感がしっかりしていて噛みごたえがあり、満腹感を得られやすいばかりか、お腹の中で水分をたっぷり吸収して膨らむ為、腹持ちも良いんです。
さらに、水と食物繊維で構成されているナタデココは、低カロリー食品でもあります。
コレが、かつてダイエットに効果的、と言われた所以ですね。
ダイエット以外の健康効果としては、不溶性の食物繊維が腸内をお掃除してくれるので、腸内環境を整え、便秘解消・大腸がんの予防などに役立ってくれます。
それだけでなく、腸内の有害物質を減らすデトックス効果も期待でき、美肌にも効果があります。
そんな、食物繊維豊富なナタデココは、お腹の調子を整える効果が期待できるということで、「特定保健用食品」に指定されてる商品もあるんですよね。
トクホマークが付いていますね～。
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ナタデココはダイエット向きの食品なの？
でも、食物繊維以外は水分のナタデココ。
はっきり言って、ナタデココ単品で置き換えダイエットしようと思うと、栄養不足は否めません。
ダイエット中のおやつとか、満腹感を得るために何かに混ぜて使うなどの食べ方なら、ダイエットのお供には良いかもしれませんね。
ちなみに、うちではナタデココ単体を買って、 コンブチャ（※昆布茶じゃないよ、笑。紅茶キノコです）をかけて食べるという食べ方がブーム。
ナタデココのコンブチャ掛けです。
見た目はあまり美味しくなさそうだけど、よく合います。
コンブチャ（KOMBUCHA）も、ナタデココと同じように酢酸菌の発酵食品なので相性良いかな～と思って試してみましたが、大正解でしたね。
コンブチャだけだと物足りないけど、これなら満腹感が増して、しかも美味しいです。
さらに、ナタデココの栄養不足をコンブチャが補ってくれるという効果付きっ。
こうやって、色々な食べ物や飲み物と組合わせれば、ナタデココはダイエットのお供に強い味方になってくれる食材だと思います。
ぜひ、お試しあれ☆
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