オリゴ糖は砂糖とどう違う?体に良いと言われる理由とは

最近、身体の為に菌活してる私。

お砂糖は体にあまりよくないとか聞きますけど、乳酸菌とか腸内細菌とかの話でよく「オリゴ糖」というキーワードが出てきます。

私のイメージでは、オリゴ糖はただの砂糖の代替え品という感じ。

ですが、菌にとっては砂糖よりもオリゴ糖の方が良いのだと言います。

同じように甘くて、どうしてオリゴ糖の方が菌や体にとって良いと言われているんでしょうか。

普通のお砂糖とどう違うの?

今回は、オリゴ糖について探っていきたいと思います。

オリゴ糖は砂糖とどう違う?

まず、オリゴ糖は普通のお砂糖(白砂糖)とどう違うのでしょうか。

調べてみたところ、オリゴ糖も砂糖も糖質の一番小さな値の「単糖」が複数結合して出来ている糖なんですって。

まず、お砂糖と聞いて想像する白砂糖は、単糖であるブドウ糖と果糖が結合して出来たショ糖が主成分。

つまり、2つの単糖の結合で出来た糖類になるわけですね。

一方、オリゴ糖はというと、単糖がいくつか結合した糖類をオリゴ糖(=少糖類)と呼んでいるんだとか。

オリゴ=少ないという意味なんだそうですよ。

概ね、2~10つ結合してできているものを「オリゴ糖」と呼べるみたいですが、3~9つ結合してできたものをオリゴ糖とする説が主流なんですって。

あれ、じゃあオリゴ糖と砂糖の違いってそんなにないんじゃ・・?

思ったよりも、オリゴ糖と砂糖って違いがないのかも・・。

だって、オリゴ糖の区分を2~10個の単糖の結合だと考えるなら、お砂糖もオリゴ糖と言える、となってしまいますよね。

オリゴ糖というのは、あくまで少糖類の区分名だと考えれば、お砂糖もその中の一つになるんですねぇ。

そう考えるとちょっと混乱しますけど、私がオリゴ糖と聞いて期待するのは、どうも区分名の「オリゴ糖」じゃなさそう。

私が考えるオリゴ糖というものは、砂糖(ショ糖)とちょっと質の違うものなんですよね。

そこでもっと調べていくと、オリゴ糖の中には難消化性のタイプがあることを知りました。

これが私のイメージしていたオリゴ糖で、一般に認識されている「オリゴ糖」に近いんじゃないかな、と思います。

難消化性のオリゴ糖は、お腹の調子を整える働きがあるとして、特定保健用食品(トクホ)の成分に認定されているものもあるんですよね。

そして、砂糖(ショ糖)は、水に溶ける性質があって、難消化性ではないのでこれには当てはまりません。

話を整理すると・・

・オリゴ糖とは、単糖がいくつか結合した糖類の区分名

・オリゴ糖は、2~10個の単糖が結合した糖類の総称

・砂糖(ショ糖)は、2個の単糖が結合した糖

俗に言われる「オリゴ糖」は、難消化性のタイプのものだと考えられる

まとめると、ちょっとすっきりしましたね。

ここからは、私たちのイメージする「オリゴ糖」、つまり難消化性のタイプのオリゴ糖を指す言葉として、オリゴ糖と書かせていただきますね。

オリゴ糖が体に良いと言われる2つの理由

では、オリゴ糖が体に良いと言われるのはなぜなんでしょうか。

お砂糖と構造が違うだけで、甘み成分であることには変わらないのに不思議ですよね。

これには、主に2つの事が理由として挙げられています。

それぞれ見ていきましょう。

難消化性があるから

まず一つには、オリゴ糖を定義するときにも出てきた難消化性という性質によるものが考えられます。

消化されにくいと言うことは、吸収もしにくいという事。

ですので、血糖値を上げにくいという性質があるんだそうです。

血糖値が急に上がると、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まるだけでなく、細胞を傷つけ身体の老化が促進されるというのは、もう最近ではよく言われているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

オリゴ糖は、砂糖に比べて血糖値を上げにくいので、体に良いと言われているんですね。

有益菌の栄養源になるから

また、オリゴ糖は消化酵素によって分解されないという特性から、そのまま大腸に届くと言われています。

腸に届いたオリゴ糖は、ビフィズス菌など腸内環境を良くすると言われる有益菌のエサになり、有益菌を増やすのに一役買ってくれます。

またそれだけではなく、オリゴ糖が有益菌に分解される際に腸内を酸性に傾け、悪い菌が繁殖しにくい環境に整えてくれるんですって。

なるほど、オリゴ糖が菌に良いと言われているのは、この働きが理由だったんですね。

血糖値を上げにくく、菌の働きを助けて腸内環境を整えるオリゴ糖・・砂糖から乗り換えたいな、と思ったのは私だけではないはず。

うちは、料理にお砂糖を使用しないので、飲み物などの甘み付けをオリゴ糖に変えるだけですかね・・。

後は、ヨーグルトとかデザート用の甘味料として良いかもしれませんね~。

こんな感じで、インターネットでも購入できますよ。

↓   ↓

※オリゴ糖の商品は、商品名にオリゴ糖と書いてあっても、意外と含有率が低い場合があるので、原材料の欄やオリゴ糖の割合をチェックしてから購入されることをオススメします。

オリゴ糖についてわかりやすくまとめられた動画を紹介しておきますね。

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