有名人が健康の為に食生活に取り入れている事でも知られる亜麻仁油(アマニユ)。
気になるけど、本当はどんな栄養と効果・効能があって、どうやって摂取するのが正しいんでしょうか。
調べたら、ダイエットにも良さそうだし・・!
そんな亜麻仁油について、栄養・効能やオススメの食べ方など、詳しく解説しますよ!
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亜麻仁油って何の油なの?
そもそも亜麻仁油って、何の油なのか知っていますか?
実は、亜麻仁オイルは、亜麻(アマ)という植物のオイルのことなんですよ!
「仁」には、果実の核・たねという意味があるので、
「亜麻仁油」=「亜麻の種のオイル」のことなんですね。
上の画像は亜麻の花
簡単に言うと、成熟した亜麻の種を絞るか潰して、溶かすことによって抽出したオイルです。
食用のほかにも、木製品の仕上げとして使われたり、溶剤として塗料に使われていることもあるんだそうです。
食用以外に使われていると聞くと、何だか危険はないのかと不安になりますが、
そんな不安を払拭する、栄養や効果・効能を見てみましょう。
亜麻仁油の栄養と効果・効能
さて、亜麻仁油はダイエットに良いなんて良く聞きますが、一体どんな栄養素が含まれているんでしょうか。
α-リノレン酸
亜麻仁油には、必須脂肪酸の1つ、αリノレン酸が豊富に含まれています。
必須脂肪酸は、体内で作る事ができないので食事で摂取する必要があります。
αリノレン酸は 、アレルギー疾患を予防したり、高血圧・心疾患・がんを予防するなどの働きが認められています。
αリノレン酸が不足すると、抵抗力が低下し、皮膚の異常や感染症にかかりやすくなるなどの症状が起こります。
この為、亜麻仁油を摂取することは、アトピーや花粉症などのアレルギー疾患の症状を緩和・予防や様々な病気の予防に役立ってくれると言えます。
また、αリノレン酸から生成されるDHAは、神経の伝達に深く関わっており、記憶力の向上によって、頭が良くなる、認知症予防といった効果が期待できます。
DHAは、精神を安定させる作用もあり、うつ症状に効果があるという報告もあります。
同じく、αリノレン酸から生成されるEPA(またはIPA)にも中性脂肪を低下させたり、抗炎症作用、抗血栓作用などが認められており、脳血管障害や動脈硬化、皮膚炎の予防などに効果があります。
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リグナン
生の亜麻仁油には、リグナンというポリフェノールがたっぷり含まれています。
リグナンは、体内に入ると女性ホルモンに似た働きをするため、更年期障害の軽減や予防に効果があります。
また、その強い抗酸化力も近年注目されており、抗酸化作用の強さはビタミンEよりも強いとまで言われています。
この抗酸化力で細胞の老化を防いでくれることから、アンチエイジングにも効果が期待できますね。
さらには、リグナンはコレステロールを低下させ、肝臓の働きを活性化することでも知られており、EPAの中性脂肪を低下させる働きと併せてダイエット効果を期待する人にもオススメですね。
食物繊維
亜麻仁油には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がベストなバランスで含まれています。
この為、お通じの悩み(便秘・下痢)や腸内環境の改善に役立ってくれます。
亜麻仁油の効果、すごいですね!
じゃあ、サラダ油を亜麻仁油に置き換えれば良いか~、・・・ってちょっと待った!!
亜麻仁油のオススメの食べ方や注意点を知ってから、使ってみてくださいね。
亜麻仁油を使うなら、注意!
実は、亜麻仁油は熱に弱い油。
加熱したものと合わせて使うと、酸化して成分が変わってしまい、せっかくの健康効果も弱くなってしまいます。
使う際は、生で食するようにしましょう!
だいたい、1日に小さじ2~大さじ1杯程度を摂れば良いんです。
食べ過ぎると、お腹がゆるくなることもあるので、自分で加減してくださいね!
ドレッシングにしてかけて食べたり、ヨーグルトに入れるなんて食べ方もあるみたいですが、私のオススメは、朝の野菜ジュースに入れる!
これが一番、亜麻仁油の味が気にならない気がするってだけなんですけどね(笑)
そのまま食す、という剛の者もいるようですが、読者様の中でオススメの摂り方があるよ!と言う方がいれば、教えてくださいね~。
食べ物で健康になろう!と言うことで、野菜や果物など色々な食材についての健康情報・豆知識が知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
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