黒糖(黒砂糖)が身体に良いと、最近注目を集めているそうです。
黒糖の味が好きで、料理やお菓子作りに使っている人もいるかと思いますが、黒糖は食べ過ぎても太らないのかな?
カロリーとか気になりますよね。
また、鉄分が多くて貧血対策に良いと聞いたことがあるんですが、鉄分の量はどのくらいなんでしょうか?
黒糖が貧血対策に良い理由は?
黒糖は白糖と比べて沢山の栄養素が含まれています。
黒糖と白糖は、サトウキビから出来ているのですが、出来る過程が違います。
白糖は不純物を取り除いて作ったものであるのに対し、黒糖はサトウキビの煮汁をそのまま煮詰め、水分を飛ばして濃縮して製造されます。
そのため、黒糖にはミネラル類が大量に含まれ、甘さもコクがあり、独特の味を感じます。
この味が好きな人も多いですよね!
そんな黒糖ですが、ミネラル類の中でも鉄分やカルシウムが豊富に含まれているため、貧血に良いと言われています。
鉄分の不足が主な原因となる鉄欠乏性貧血は、特に女性に多いです。
血液の成分の一部である赤血球が酸素を運んでいるのですが、赤血球の中にあるヘモグロビンが酸素と結合した後、肺からの酸素を体中に運びます。
このヘモグロビンを作るのに鉄が必要で、鉄が不足するとヘモグロビンが不足し、酸素を運べなくなってしまいます。
コレが鉄欠乏性貧血の状態ですね。
こうした貧血の時にお勧めなのが、手軽に摂取することができる黒糖です。
黒糖の鉄分量は、黒砂糖100g中に約4.7mg。
砂糖類の中では群を抜いて多いです。
また、黒糖はミネラルが多いですが、そのバランスがとても良いと言われています。
サトウキビの蜜をそのまま煮詰め、製造過程において石灰を添付してアルカリ性にしているからなんですって。
こうすることで、カルシウムが増加しているんですよ。
ミネラルバランスが良い理由は、そんなところにもあるんでしょうね~。
体内のミネラルのバランスを整えることができれば、貧血の予防にもつながります。
黒糖のカロリーは高い?
そんな貧血に良い黒糖ですが、砂糖の一種なのでカロリーも気になるところ。
黒糖のカロリーは、100gあたり354Kcalとなってます。
ちなみに、上白糖は384kcal、グラニュー糖が387kcalなので、他の砂糖類と比べるとやや少なめなのが分かりますね。
ただ、貧血予防に、と思ってたくさん摂るのには、決して向いていると言えるカロリーではないのは確かですね。
では、どうやって黒糖を摂れば良いのでしょうか?
黒糖を摂るならどうやって取り入れるのが正解?
貧血気味の時の黒糖の摂り方ですが、料理に使う砂糖を黒糖に変えてみるといいでしょう。
そうすれば、カロリーを摂り過ぎることなく、黒糖のメリットを生かすことができますね。
まぁ、どうしてもすぐに効果を感じたい場合は、おやつ代わりに黒糖を一粒なめてみるといいです。
私は、沖縄物産展で購入した大きい塊の黒糖を砕いてちょっとずつ舐め溶かして食べてますよ。
黒糖の味が苦手でそのままだと食べにくい場合は、コップ一杯のお湯に黒糖を溶かして飲んでも美味しいです。
そこにすった生姜汁を入れれば、簡単冷え性改善レシピにも早変わり♪お勧めですよ。
黒糖は昔は、生理痛や冷え性・貧血の改善薬として重宝されていたくらい、貴重なものだったそうです。
貧血じゃないって方でも、健康的なおやつとして、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
【簡単】黒糖を使用した美味しそうなサーターアンダギー作り方動画。
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美味しそ~( ̄∀ ̄)
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