一物全体食とは?意味や健康・エコへの良い影響について

最近知った言葉に、「一物全体食」という言葉があります。

なんでも、身体にとても良くって、エコにも良いんだそうです。

 

マクロビオティックの考え方の中でも、一物全体食は理念の一つに数えられているんだとか。

 

そんな一物全体食の言葉の意味や、健康・エコに良いという噂について調査しました。

 

一物全体食とは?

一物全体食とは、食材を皮なども含めて、丸ごと食べるという意味なんだそうです。

普通、捨ててしまう皮や種なども食べることで、食材の廃棄部分が減るのでエコにもつながるんですね。

 

これは、近年注目されている考え方なんですって!

食糧難になる時代が到来するかもなんて話もありますもんね・・。

 

そして、一物全体食は、エコだけじゃなくて身体にもとても良い影響があるんだそうですよ。

女性元気

栄養いっぱいの廃棄部分

野菜や果物の皮など、食べるにあたって食感が悪かったりして今まで捨てていた部分。

実は、そういった廃棄部分にこそ、栄養がいっぱい詰まっているものが多いことが、最近分かってきたそうです。

 

これは、野菜や果物だけに限らず、穀物や魚なんかでも言えるんですって。

長寿の方が多い地域で調査すると、魚を頭からしっぽまで・・・内臓なども全て食べる食文化があるそうです。

 

また、精米していない玄米に栄養がたっぷりというのも最近では、周知の事実となっていますよね。

 

つまり、一物全体食は、食材の栄養を余すところなく摂ることができ、エコだけでなく健康にも良いってわけなんです。

 

 

一物全体食で期待できる栄養や効果は?

さてでは、一物全体食を実践すると、どんな栄養や効果が期待できるんでしょうか?

捨ててしまう皮や葉、骨や内臓・・どんな栄養が含まれているのか気になりますよね~。

 

下に挙げてみました。

・ファイトケミカル

・ビタミン類

・ミネラル類

・コラーゲン

・食物繊維

 

全てに共通して含まれているわけじゃないですけど、一例としてこのような栄養を私たちは捨てているんですよ。

 

特に、強い抗酸化作用を持ち、身体の様々な部分の老化防止やがんの予防に役立つと言われる、ファイトケミカルを捨てているのは非常にもったいない!

 

ファイトケミカルは、植物性の食品に含まれる栄養素で、ポリフェノールなんかが代表的でよく知られていますね。

特に、野菜や果物の皮に多く含まれています。

野菜丸ごと

 

皮ごと食べるブドウやブルーベリーの栄養が高いと言われているのは、ファイトケミカルを摂りやすいからかもしれませんね。

食べられるイメージのない、玉ねぎの皮や枝豆の皮などにも、ファイトケミカルがたくさん含まれるんですよ。

 

また、コラーゲンは、魚の骨に多く含まれていますね。

他にも、人参やかぼちゃの皮には、体内で必要に応じてビタミンAに変わるベータカロテンが豊富です。

 

もちろん、廃棄部分が減ることによって、環境にも優しいですね。

一物全体食、どうやって取り入れたら良い?

身体にもエコにも良い「一物全体食」

どうやって生活に取り入れたらよいのでしょうか?

 

短いですが、参考になりそうな動画がありましたので、貼っておきますね。

↓   ↓

 

動画でもお話されていますが、魚は骨も食べれる小魚なんかがオススメ!

野菜・果物なら皮付きのまま、ミキサーやジューサーにかけてスムージーやジュースにして飲むのも良いですよね。

 

最近では、野菜はベジブロスと言って、煮て栄養を抽出して摂るという方法もありますよ~。

 

関連記事1⇒ エコ&健康に良いベジブロスとは?基本の作り方はコレ!

関連記事2⇒ ベジブロスは農薬が心配?安全に作るにはどうしたら良いの?

 

私もベジブロスは断食明けのスープとして使ってみましたが、すごく美味しいし、とってもエコです!

食材の栄養丸ごと、ぜひ摂ってみてくださいね。

 

内臓まで食べると良い、という一物全体食の考え方は素晴らしいですが、こんな食材もあるので食べる際には注意してくださいね。

関連記事⇒ さんまに寄生虫が!注意点と対処法とは?

 

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