冬至と言えば、甘~いかぼちゃとぽかぽか温まるゆず湯ですよね。
ご家庭でも冬至にゆず湯のお風呂に入る方は多いと思いますが、入った時にピリピリと刺激を感じたことはありませんか?
私も柚子湯に入ると、かなり早い段階で肌がかゆくなって、しばらく我慢して入っていると、ピリピリして痛くなってきちゃうんですよね。
これって、お肌に良いのかな~なんて心配しながらお風呂に入るのもイヤだし理由が知りたい!
柚子はお肌に刺激が強すぎるのかな?調べました。
[ad#co-1]
目次
柚子湯で肌が痛くなる・痒くなる理由は?
柚子湯に入って、お肌が痒くなったりするのはなぜなんでしょうか?
香り成分リモネンの存在
ゆずの皮には、アロマテラピーなどで使われる「リモネン」という成分が含まれます。
リモネンは、ゆずの他にもレモンやグレープフルーツなど、柑橘系の果物の皮に含まれる香り成分。
リモネンは、リラックスできる効果や血管を拡張し、血流を良くし身体が温まるなどの効能があるそうですが、同時にピリピリする原因でもあるんですよ。
というのも、リモネンは油を落とす働きもあり、洗剤にも使われている成分。
その働きがお肌の皮脂を分解し過ぎて、ピリピリしたりかゆみや痛みを感じてしまうこともあるようです。
刺激を感じた時には、シャワーなどでゆずの成分を洗い流すようにしてくださいね。
柚子の酸がお肌に刺激を与える
また、ゆずは強い酸性の性質を持っています。
食べる時も酸っぱい刺激がありますが、お肌にとってゆずの酸の刺激はやや強めと言えます。
特に、お肌が荒れている人や乾燥肌・敏感肌の人にとって、ヒリヒリとした痛い刺激に感じてしまうのは、想像できますよね。(口内炎がある時にレモンをかじる様なものですもんね・・)
・ゆず湯でお肌がかゆくなったりピリピリ痛くなるのは、柚子に含まれるリモネンと酸が原因
・・リモネンの油を分解する働きが、ヒトの肌の皮脂を分解しすぎる
・・柚子の酸もお肌にはやや刺激が強い
[ad#co-1]
痒くなる・痛くなる人は工夫してみて
痒くなったり痛くなったりするのは嫌だけど、やっぱり時期的にもゆず湯気分が味わいたいですよね。
柚子湯で痛くなる人・痒くなる人は工夫して楽しみましょう!
浴槽に入れずに香りを楽しむ
身体をポカポカに温めるのに一役買ってくれている、柚子の香り成分リモネン。
そう、リモネン=香り成分。
アロマセラピーなんて言葉もあるくらいですし、香りは脳に直接働きかけ、感情や身体に影響を及ぼしやすいとも言われています。
なので、直接お風呂にゆずを入れなくても、香りが楽しめれば一定の効果が期待できる・・・はず!
ただ、何もないのに香りだけなんて気分が出ないので、下の写真のように柚子を桶に浮かべてそれをお風呂に持ち込むのはいかがでしょうか。
これなら少し柚子湯気分が味わえる気がしますよねっ。
入浴剤を活用する
あのお湯にぽっかり浮かんだ柚子を見れないのはちょっと残念ですが、入浴剤を活用してみるのはどうでしょうか。
最近は、ゆずの良い香りのする入浴剤も豊富に揃っています。
小さなお子様がいる方や敏感肌の方、ピリピリは嫌だけど季節感を感じたい、という方は試してみても良いかもしれませんね。
朝にも柚子湯はオススメ
柚子湯は、一日の終わりに疲れた体を癒すために夜入る方も多いと思います。
ところが、ピリピリの原因にもなるリモネンは、朝にこそおススメの香りなんですよ!
リモネンは血行を良くする他、体温を上げる働きも期待できるんですよ。
そのため、身体を目覚めさせ、朝起きた時のだるさなどを軽減してくれるんですって。
忙しい朝にお風呂なんて、と思われるかもしれませんが、一日をすっきりとスタートさせるには良い習慣でもありますので、冬至の日は朝柚子湯をしてみてはいかがですか?
この時気を付けて頂きたいのは、最後、シャワーでしっかりとゆずの成分を流すこと。
アロマテラピーに詳しい方ならご存知かもしれませんが、リモネンには光毒性があります。
リモネンが付着した部分が紫外線に当たると、日焼けし過ぎてしまったり、ひどい場合はやけどなどの可能性もあります。
ゆず湯では、十分リモネンの成分が薄まっていると思われますが、心に留めておいてくださいね。
チクチクして柚子湯には入れない私でも、柚子湯っぽい体験は出来そうで一安心です。
それぞれ自分に合ったやり方で季節感楽しんじゃいましょう。
この動画見ながら入れば柚子湯気分だけでも味わえるかも?柚子湯の4K動画ですって。
↓ ↓
関連記事
日々変わりゆく、健康に関する常識、話題の健康法や健康に関するニュース、豆知識などをまとめた記事はこちらからどうぞ!
コメントを残す