寝たきりにも繋がる、ロコモティブシンドロームの予防には、運動が大切だと言われています。
もちろん、ロコモの予防に大切な運動については、これまでにも触れてきました。
⇒ 運動で健康に!運動の効果や正しいやり方・注意点などのまとめ
でも、2016年2月2日放送「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」で、最近の研究によると、舌の筋肉を鍛える事によって、全身の筋肉も若返ることが分かったという驚きの内容が放送されていましたよ!
なぜ舌を鍛えるだけで、全身が若返るの?
舌と全身の筋肉の意外な関係についてや、舌の鍛え方についてシェアしていきますね!
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舌を鍛えると全身が若返るのはなぜ?
厚生労働省の調査によると、舌の筋肉の衰えと全身の筋肉の衰えとの間に、関連性があるということが調査で明らかになったそうです。
番組の調査でも、舌の筋肉の値と片足で立っていられる時間を測定することによって、関連性があることを分かりやすく紹介していました。
でも、舌の筋肉って普段あまり意識しませんよね?
それが全身の筋肉と関連があるなんて、ピンと来ませんが・・・。
舌の筋肉が衰えていると、全身の筋肉が衰えているのに関連があるのはなぜなのか?
舌の筋肉が弱ると、食事でどうしても柔らかいものを選びがちになります。
うちの米寿を迎えた祖母も、硬いからという理由で数年前からお肉を食べなくなりました。
そうして食事が偏ってくると、たんぱく質が不足しがちに。
タンパク質は、身体を形作る主要な栄養素で、もちろん筋肉を作るのにも必要です。
つまり、舌の筋肉を鍛える事によって、全身の筋肉を作るのに必要な栄養バランスが整うんですね!
舌の筋肉を若々しく保つと全身の筋肉も若々しく保てる・・・つながりがないように思えましたけど、納得です。
舌の筋肉を若々しく保つには?
舌の筋肉と全身の筋肉の関係が分かりましたね!
では、舌の筋肉を衰えさせないためには、どうしたら良いのでしょうか?
舌の筋肉を弱らせる原因は、2つの悪い生活習慣にあります。
・咀嚼回数が少ないこと
・人と会話することが少ないこと
咀嚼も会話も、どちらも舌を繊細に動かす必要があります。
咀嚼に関しては基準値が出ていて、1回の食事で620回噛むと、舌の筋肉の機能に良いんですって~。
また、食事は歯ごたえのあるものを、よく噛んで食べるようにしましょう。
会話に関しては、なるべく多く出来ると良いですね。
言葉の語数が多い方が良いということだったので、朗読したり、歌を歌うことなんかでも良さそうですv
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舌を鍛える方法は?
最後に、舌の筋肉は、何歳からでも鍛えることができます!
テレビでやっていたのは、「スルメトレーニング」です。
◎スルメトレーニングの方法
1、スルメを口にくわえて、右の方に舌で寄せる
2、右の歯でスルメをひと噛みしたら、舌で左に寄せる
3、左の歯でスルメをひと噛みする
※1~3を繰り返す。
1回約5分で1日3回くらいやると良いんですって!
番組で検証した人は、6日間で舌の筋肉年齢・全身の筋肉年齢ともに、大きく若返っていましたよ!
現代は、歯ごたえのない食事が多いなんてことも聞いたことがあります。
若いし、まだまだ大丈夫!って思っている人も油断は禁物ですよ~!
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