血の気の多い(笑)私は大丈夫なんですが、女性の10人に1人が、貧血と言われているんですって。
女性にとって、貧血は身近な病気なんですね。
そんな貧血、実は色々な種類があって、対策もそれぞれに違うんだとか。
今回は、貧血の症状や原因、対策についてご紹介します。
貧血とは?
そもそも、貧血とはどんなものなのか?と言うところから、学んでみましょう。
貧血って、大したことがないと思って放っておきがちですが、実はそれは危険なんですって!
貧血とは、赤血球の数や、赤血球の中のヘモグロビンが少ないときに起こります。
赤血球は体内にある細胞に酸素を運ぶ働きをしており、赤血球が少ないということは、体内の細胞が酸欠状態になるということです。
◎貧血の症状
貧血になると、まずは顔色が青白くなり、ひどくなると、息切れや動悸、めまいや頭痛などが症状として現れます。
他にも、疲れやすい、寒気を感じる、立ちくらみ、爪が平たくなるなどの症状を呈す場合があります。
女性の場合は、生理で貧血になる頻度が高いですね。
また、妊娠中は胎児に栄養が取られるために、普段より貧血になる可能性が、もっと高くなります。
貧血の種類と原因は?
貧血には、主に6種類あります。
・鉄欠乏症貧血
こちらが一番メジャーなタイプで、食生活や生理、ダイエットが原因とされ、鉄の不足によっておこります。
・失血性貧血
手術などで大量出血することによっておこります。
・続発性貧血
心臓病やがんなど、病気が原因でおこります。妊娠中の貧血もこちらにあたります。
病気が治ったらおさまります。
・悪性貧血
ビタミンB12が不足することによっておこります。
簡単に言うと、胃粘膜が萎縮し、ビタミンB12を吸収する力が弱まる事に起因する。
・溶血性貧血
赤血球が壊れやすくなることでおこります。
先天的な症状でない場合は、アレルギーや細菌感染などが原因で起こることも。
・再生不良性貧血
骨髄の血を作る機能が低下することにより、赤血球が減少する難病。出血が止まらなくなります。
貧血への対策は?
貧血に対しての対策としては、まず病気が原因のものに関しては、病気を治すことが先決ですね。
貧血の対策で、よく知られているのが鉄分をたくさん摂ることですよね!
鉄分を摂れる有名なものには、レバーやホウレン草があります。
ただし、貧血には鉄分だけでなく、アミノ酸の多い食べ物をよく摂ることも大切なんですよ。
どうしてアミノ酸が重要なのかと言うと、私達の身体はたんぱく質を主成分として作られています。
もちろん、血を作り出すのにも欠かせません。
アミノ酸は、たんぱく質を構成する成分としてはもちろん、それ自身もエネルギー源として働くなど、重要な栄養素。
鉄分と一緒に摂ることによって、鉄分の吸収を良くしてくれる為、一緒に摂ることが大切ですね。
肉・魚・卵・大豆・乳製品などに多く含まれています。
きちんとした食事を摂っているのに、貧血が収まらない場合は、病気の可能性もあるので、病院に行ってお医者さんに相談するようにしましょう。
暑くなってくると、冷たいものばかりを食べたくなってしまうので、栄養が不足しがちになります。
これからの季節、貧血には注意しましょうね!
病気になる前の段階で対策を打てば、治りも早くなります。
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