皆さんは喉が渇いたときは、どんな飲み物を飲みますか?
お茶を飲みすぎると、利尿効果があるのであまり良くないし、ジュースは糖分が多いし、コーヒーや紅茶はカフェインが入っているので、あまり沢山は飲めないし・・。
と言うことで、私は最近は水(又はお湯・白湯)をよく飲みます。
水は、身体のためにもダイエットにも、たくさん飲んだほうが良いって聞きますもんね。
関連記事⇒ 白湯の正しい作り方!電子レンジやポットでも良いのか?
ところが、水ならどれだけ飲んでも大丈夫だと思っていたのですが、水も飲みすぎると実はリスクがあるそうなんです!
そんな、水の飲みすぎや水分を摂り過ぎると起こると言われる、水毒・水中毒について調べました。
水を摂りすぎる事で起こる水毒・水中毒とは
水分を摂りすぎて起こる水毒・水中毒とは、どのようなものなんでしょうか?
症状など、それぞれ見ていきましょう。
水毒とは?どんな症状なの?
まずは、水毒について。
水毒と言うのは漢方の言葉で、身体の中に水分がたまった状態を言います。
水を飲み過ぎたりして、水分をとり過ぎるのはもちろん、体内の水分を排出できなかったりしても、水毒と言われる症状が出ます。
つまり、水毒というのは体液のバランスが崩れた状態のことなんですね。
主な症状としては、むくみ、精神異常、尿の失禁などで、他にも多くの不調の原因となるそう。
まず、一番なりやすいのは、下痢です。
なんとなく想像もつきますよね。
暑いときに冷たい飲み物ばかり飲んでいると、お腹がゆるくなった経験はないでしょうか。
水分は、腸で吸収されますが、水分が蒸発する以上に短いペースで沢山の水分を摂取すると、体内で水分を吸収することができなくなり、下痢を引き起こしてしまいます。
実は怖い、水中毒とは?
水を飲み過ぎることによって、もっと怖いのが水中毒です。
水中毒とは、低ナトリウム血症のことです。
水分を必要以上に摂取してしまうと、身体の中の水分量のバランスが崩れ、細胞が膨れ上がっていきます。
こうなると、身体がむくみ、血液の中のナトリウムイオンの濃度が低下してしまいます。
そして、最悪の場合、けいれんや呼吸困難を引き起こし、死亡する場合もあるんですって。
関連記事⇒ 水の飲み過ぎで気持ち悪い・吐き気がする原因と対処法は?
ここまでをまとめると、
・水毒は、水分が体に溜まり体液のバランスが崩れた状態。
・水中毒は、水分の摂り過ぎで体内のミネラルバランスが崩れて起こる低ナトリウム血症のこと。
という具合です。
水毒は、ここから下痢などの体調不良や病気が引き起こされる、という状態ですので、水中毒の方が重篤な感じがしますね。
水毒・水中毒にならないためには
水毒や水中毒にならないようにするためには、水を一気に飲まないようにしましょう。
基本的に、水は一度に1リットル以上飲まない方が良いです。
それ以下の量でも、自分の体調を見ながら水を飲む量を調節しましょう。
ただ、水分を我慢しすぎると脱水症状を起こす可能性があります。
水を飲むのを我慢するのではなく、少量ずつこまめに飲むようにすると良いですね。
また、水分をたくさん摂ったなという時は、意識してトイレに行く回数を増やすなどして、排泄するようにしましょう。
水を飲んで健康になる・・というのが、最近では流行っていますが、水の摂り過ぎには十分な注意が必要ですね。
また、水だけでなくアルコール飲料などでも、飲み過ぎると水毒になる可能性があるそうですからね。お花見や歓送迎会などでも「水分」の摂り過ぎに注意しましょう。
水中毒についても分かりやすい、むくみ改善の動画を紹介させていただきますね。
↓ ↓
関連記事
病気になる前の段階で対策を打てば、治りも早くなります。
様々な不調や病気の予防・改善方法についての記事をまとめています。
コメントを残す