この冬は、暖かい日と寒い日が極端に入れ替わり、気温差が大きいため、体調を壊す人が増えていますね。
皆さんが風邪かな?と思うのはどういうときですか?
風邪は引き始めが肝心とも言いますし、風邪かな?という時点で対策をすると比較的軽い症状で治ります。
風邪の引き始めの症状や、温めろ!という巷の対策は合っているのか、について解説します。
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風邪の症状、引き始めはどんなもの?
喉の痛み、鼻水、発熱、頭痛、寒気など、風邪の症状は様々ですよね。
風邪の引き始め、喉の痛みを感じる人は多いようです。
というのも、風邪とは鼻や喉にウイルスが付着し、炎症を起こした症状を言うからです。
私たちが「風邪」と呼んでいる病気の正式名称は「かぜ症候群」。
主に上気道という空気の通り道である場所に、炎症が起こっている状態ですね。
風邪は、空気とともにウイルスや細菌が鼻や口に侵入し、粘膜に付着、炎症を起こすもの。
鼻の粘膜で炎症が起きると、鼻水やくしゃみが出ます。
喉の粘膜で起こると、喉の痛みや咳が出ます。
これが、風邪の引き始めの症状でもあります。
鼻や喉の炎症は、普通感冒と言われる鼻風邪、喉風邪のことです。
潜伏期間は5〜6日ほど。
一部細菌が原因のこともありますが、たいていは細菌より小さなウイルスが原因です。
鼻風邪になるライノウイルスや、喉を腫らすアデノウイルスなどのウイルスなどが代表的ですが、その他、様々なウイルスが病原体なのです。
普通感冒の症状についてですが、鼻水やくしゃみ、喉の痛み、咳などが一般的で、さらに症状が進むと寒気がすることもあります。
腰から背中にかけてゾクゾクっときたら、数時間後に熱が高くなり発熱。
ただし、熱が出ても高熱になることは非常にまれです。
高熱が出た場合は、インフルエンザの可能性が高く、病院で検査を受けた方がよいでしょう。
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風邪かも?そんな時の対策は?温めるのは正解?
では、風邪の初期症状を感じた時の対策は、どんなものがあるでしょうか。
まずは安静にして、体力を温存することが大切です。
そもそもウイルスに感染するということは、免疫力が低下している場合が多く、体力を温存することで免疫力を上げるとウイルスへの抵抗力も上がります。
栄養のある食事を摂って、ゆっくりと上質な睡眠をとることも大切ですね。
さらに、免疫力を上げるといえば、体を温めるというのもやはり効果的な対策ですね。
部屋の温度を20〜25度くらいにして、暖をとってください。
また、洋服を1枚多く着たり、カイロを背中や腰に貼付ける、生姜湯などを飲んで体の中から温めるのもオススメの方法です。
体を温めるという意味では、入浴をすることが良い場合もあります。
風邪の引き始めで体力がまだある場合は、湯船で5分ほどつかり、しっかりと体を温めることが早く治すことにつながります。
ただし、この場合お風呂からあがったらすぐに体を乾かし、湯冷めしないように体を温めることが大切です。
湯冷めしてしまうと、風邪が悪化してしまうこととなってしまいます。
一般的に入浴しない方が良いと言われるのは、入浴によって体力を奪われてしまうからです。
くれぐれも、入浴は体力があるときのみとしましょう。
入浴をすることができない場合は、熱いタオルで体を拭くことをおすすめします。
他にも、水分補給はこまめに行い、うがい・手洗いを徹底すること。
ウイルスは、乾燥した空気や状態が大好きで、どんどん増殖してしまいます。
水分補給やうがいで喉を潤し、ウイルスの増殖を防ぎましょう。加湿器を使ってお部屋を加湿するのも良い手段ですね。
結論
◎風邪の引き始めの症状は、喉の痛みや鼻水・くしゃみなどが出る事が多い。
◎風邪への対策、温めるのは正解!
◎免疫力をUPさせ、手洗い・うがいをしてウイルスを防ぎ、加湿でウイルスの増殖を抑えると尚良し。
これから、ますます寒くなりそうなので、皆さん風邪を引かないように、また引きそうになったら引き始めで退治して、健康に冬を乗り切りましょうね!
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