寒くなると恋しい炬燵(こたつ)。
日本独自の暖房器具だと思っていたんですが、中国にもあるそう。
というか中国伝来のものとか。
似たようなものはイランやアフガニスタンにもあるそうですよ。
コタツでみかんを食べながらテレビを鑑賞して、そのうち気持ちよくうたた寝・・なんて良くありますよね。
でもそのまま寝ちゃって風邪ひいたってことありませんか?
コタツで寝るのって身体に良くないの?
なぜ風邪をひいてしまうのか調べました。
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目次
こたつで寝ると風邪をひく4つの理由とは?
こたつでウダウダ寝てて「風邪ひくわよ」と叱られた経験の一度や二度、みなさんお持ちじゃないでしょうか。
では何故こたつで寝ると風邪をひくのでしょうか?
理由として考えられる原因は、4つあります。
理由1:体温調節がうまくできず自律神経が乱れる
人間の体温は、常に37℃前後に保つよう調節されています。
こたつに入っていると上半身と下半身に体温のギャップが生じ、自律神経が乱れて免疫力が低下します。
理由2:汗をかき過ぎる
下半身が体温よりも高い状態が続くため、全身の血流が良くなり身体は体温を下げようとして汗を出します。
汗で体が冷やされ風邪を引きやすくなります。
理由3:水分不足と乾燥
睡眠中は、水分補給ができませんよね。
こたつで寝てしまうと、温度が高いこともあり脱水症状を起こしてしまいやすくなります。
身体が脱水状態で疲労するとともに、鼻や喉が乾燥することによって、ウイルスが侵入しやすくなります。
これが、風邪を引きやすくなる理由だと考えられます。
理由4:体力を消耗する
体温が下がらないということは、身体が休まらないということでもあります。
身体の機能が休まらず体力消耗すれば、免疫が低下してしまい、風邪をひきやすなりますね。
4つの理由、それぞれ納得ですね。
このような条件が重なって免疫力が低下し、風邪を引きやすい状態が作られてしまい、その時の体調いかんによっては風邪を引いてしまう、ということのようです。
そう言えば、こたつで寝ると鼻が乾燥して調子が悪くなった経験、私にもあります。
みなさんも、気をつけてくださいね。
そして、調べて分かった、コタツ寝のさらなる危険性について、次項をご覧下さい。
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こたつで寝るのはやっぱり体に良くない
そうは言ってもぬくぬく気持ちよくてついついやってしまうコタツ寝。
でも実は、最悪の場合、死に至ることもあるってご存知でしたか?
こたつで寝ると下半身だけに汗をかき脱水し、血液がドロドロ状態になって血栓ができやすくなります。
特に、もともと高血圧や動脈硬化などの持病をお持ちの方は、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすいのだそうです。
最悪は死に至ることも。
さらに、脱水症状から便秘になったり、自律神経が乱れたり、電磁波の影響を受けたり、低温やけどの可能性もあります。
こたつで寝ることは体に良いことはひとつもないようです。
こんなに気持ち良いのに・・
同様の理由から、就寝時に電気毛布を電源つけっぱなしで寝ることも避けましょう。
寝る前に布団を温めておく程度の使用に止めておくのが無難です。
高齢者の方は、体温調節が苦手なので更にご注意くださいね。
こたつ寝、ダメ、ゼッタイ
冬の風物詩ともいえる「こたつ」ですが、その昔は練炭を床下においてやぐらを組んで布団をかけて使用したものだったそう。
火を使うし、現代のようにこたつで寝る、なんてことはなかったのでしょうね~。
文明の進化とともに私たちの暮らしはとても便利になって来ましたが、人間本来の身体機能や働きを考慮して、家電などに頼りすぎず賢く利用するようにしたいですね。
最後にまとめますと、「寝るのは布団で」(笑)
猫はこたつで寝ても風邪ひかないのに、人間は具合悪くなるなんて・・・。
↓ ↓
人間みたいに寝る猫。可愛いですねv
風邪をひかないコタツとか開発できないもんですかね~。
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