ナッツはこれまで日本人の食生活にはあまりなじみがなく、たまにお酒のおつまみやチョコに入ったナッツを食べるくらいのものでした。
でも、最近は食の欧米化とともに私たちの生活に少しずつ入ってきましたよね。
私は、ナッツの中でもマカダミアナッツが大好きv
マカダミアナッツ(別名をクイーンズランドナッツ)と言うと、反射的にお土産でいただくマカデミア・チョコレートを思い出される方も多いと思います。
そんなマカダミアナッツ、栄養やその効果・効能はどうなの?
また、食べ過ぎるとどうなるの?について調べます。
目次
マカダミアナッツの栄養とその効能
まず、マカダミアナッツの栄養と効能について。
脂質
ナッツは良質の脂質が多いのも有名ですよね。
マカダミアナッツに含まれる脂質の、特徴的な2種類はコレ。
・パルミトオレイン酸
血管を丈夫にし、脳卒中の予防や血中コレステロール値、中性脂肪値を下げると言われる脂質です。
腸内環境をきれいにし、胃潰瘍予防、便秘改善にも。
・パルチミン酸
新陳代謝を促進し、心臓や肝臓の周りについた脂肪細胞を減らす働きがあると言われています(*´∀`*)
たんぱく質
マカダミアナッツは、必須アミノ酸も非必須アミノ酸も含みます。
タンパク質は、筋肉や髪・爪などを作る大事な栄養素ですね。
![ツヤ髪](https://lohastyle.biz/wp-content/uploads/2015/09/-e1458382140551.jpg)
ミネラル類
マカダミアナッツは、ミネラルも豊富なんですよ。
・カリウム
ナトリウムの排出促進、高血圧予防、むくみ防止の効果があるカリウムが含まれています。
・マグネシウム
代謝の促進、体温や血圧を維持したり、神経の興奮を鎮めるなどの働きがあります。
・カルシウム
歯や骨を作る大事な栄養素。
他にも、リン・セレニウム・マンガン・鉄・銅なども含まれています。
ナッツに、こんな栄養素が含まれているなんて知らなかったし、ちょっと意外ですよね。
ビタミン類
さらに、マカダミアナッツには、ビタミン類もバランスよく含まれているんですよ。
・ビタミンE
言わずと知れた、抗酸化作用を持つビタミンE。
細胞壁や赤血球を守り、老化防止に役立つ栄養素ですよね。
・ビタミンB群
ビタミンB1・B2・B5・B6などが豊富に含まれています。
様々な代謝に関与するビタミンB群は、疲労回復にはもってこいの栄養素。
それだけでなく、皮膚や粘膜の健康維持にも働いてくれますので、美容にも良いと言われていますよね。
さらに、ナイアシン・葉酸なども含まれていますので、神経系・肌の健康を保ち、赤血球を作りだす働きも。
食物繊維
食物繊維の中でも、不溶性食物繊維が豊富。
腸内をキレイにしてくれます。
![腸内元気](https://lohastyle.biz/wp-content/uploads/2015/11/-e1448883955485.jpg)
抗酸化物質
さらに、身体を老化させる活性酸素を除去する抗酸化物質も含まれているんですって。
・ファイトケミカル(ポリフェノール、アミノ酸、セレニウム、フラボノイドなど)
ファイトケミカルは、それぞれ生活習慣病の予防などに役立つと言われる栄養素。
ファイトケミカルは、色々な種類のものを摂ったほうが良いとされているんですよ。
・フィトステロール(植物由来ステロール)
血中総コレステロールおよび悪玉コレステロールを下げる働きがあります。
マカダミアナッツは健康食品
多くの食品科学者が、「ナッツは健康食」であると言います。
これは、脂質が多いにも関わらず、コレステロールはゼロだからなんですって。
不飽和脂肪酸(オレイン酸やパルミトレイン酸など)や成長に必要な栄養源がたっぷり詰まったマカダミアナッツも健康に良い食品と言えるんですよね。
健康のために、毎日でも摂りたいですね。
![マカデミアナッツ](https://lohastyle.biz/wp-content/uploads/2016/10/-e1476338920904.jpg)
マカダミアナッツを食べ過ぎるとどうなる?
マカダミアナッツは、脂質豊富なのは分かってもらえたと思います。
その脂質量は、なんと 75%にもなるんですって。
そして、100gのカロリーはなんと720kcalもあって高カロリーでもあるんですよね。
美味しくってついついてが伸びてしまうのは分かりますが、食べ過ぎはやはりおデブの素になってしまいますので要注意です。
また、ナッツの食べ過ぎで腹痛を起こすことがあるんです。
これは、脂分が多いせいだと言われています。
![腹痛](https://lohastyle.biz/wp-content/uploads/2016/07/-e1469713170563.jpg)
一般的に、ナッツ類は手のひらに乗るくらいの量がちょうどいいと言いますが、種類によって適量が異なります。
マカダミアナッツに関しては、1日5~6粒程度にしておくのが無難のようです。
今回、マカダミアナッツについて調べるにつれ、大きな発見だったのは「パルミトオレイン酸」の働き。
脳内血管にまで入り込んで血管を強くしてくれるのは、年齢とともにありがたくなってくる効果ですよね。
さらに、健康に大切な腸内環境も整えてくれるなら、ぜひ積極的に摂りたいものです。
ナッツは毎日、適量を摂取するのがポイントなので、我が家ではサラダに加えて継続的に食べるようにしています。
マカダミアナッツはたま~に購入する程度でしたので、今後はローテーションに組み込みたいと思います。
マカダミアナッツの木ってこんな木なんですね~
↓ ↓ ↓
![ws1000729](https://lohastyle.biz/wp-content/uploads/2015/10/ws1000729-e1446173157647.jpg)
食べ物で健康になろう、と言うことで、野菜や果物など色々な食材についての健康情報・豆知識が知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
コメントを残す