血圧や血管の健康の為に塩分を気にしている人も多いと思います。
実家にいる祖父母も、塩分量を気にして辛い(濃い)お味噌汁を作ると食べてくれないんですよね・・。
でも、最近の研究でお味噌汁の塩分量は気にしなくても良い、という事が分かったというようなニュースを見ました。
お味噌汁の塩分量は、実はたいした事のない量だった、ということなのでしょうか?
お味噌汁の塩分を気にしなくても良いという理由について、書いていきたいと思います。
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味噌汁の塩分量はどのくらいなの?
さて、まずは味噌汁の塩分量から見ていきましょう。
最近だと、味噌のパッケージに塩分量が記載されている事が多いので、見てみるとわかりやすいと思います。
減塩味噌なんかもありますが、大体味噌100gで10~15gくらいの塩分量のものをよく見かけますね。
お味噌汁150g作る際に必要なお味噌が、大さじ1(18g)くらいが基本の量とも言われています。
ですので、お味噌100gに塩分10gが入っているお味噌で基本的なお味噌汁を作ったとすると、1杯に約1.8gの塩分が入っていると考えられますね。
また、一般的に味噌汁1杯の塩分は、大体1.5~2.0gほどが目安だとも言われています。
お味噌の塩分がわからない場合は、これを基準にすると良いですね。
ちなみに、塩分の摂取基準は、日本では成人男性で8g/日・成人女性なら7g/日とされています。
とすると、お味噌汁を毎食食べていると、確かに塩分は多く摂り過ぎている気がしますよね・・。
お味噌汁の塩分量は、少ないとは言えなさそうです。
ポイント
・お味噌汁1杯の塩分は、1.5~2.0gほど
・お味噌汁の塩分量は、少ないとは言えない
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味噌汁の塩分を気にしなくても良い理由とは
さてでは、味噌汁の塩分量が少ないとは言えないなら、近年お味噌汁の塩分を気にしなくても良いと言われているのはどうしてなのでしょうか。
まず一つに、味噌汁は血圧を上げにくいという研究結果が理由として挙げられます。
お味噌汁と同じ塩分濃度の食塩水とを、それぞれラットに飲ませた実験で、お味噌汁を飲ませた方のラットの方が、血圧が上昇しなかったという結果になったそう。
これは、原料の大豆に含まれる良質なタンパク質の持つ、血管を強くし血管年齢を若返らせたり、血流を良くする働きが関係しているのではないかとも言われているんですよ。
また、お味噌汁や具の野菜に含まれるカリウムが、体内のナトリウム量を調整してくれる為、塩分を摂取する事による高血圧などの悪影響を受けにくいとも考えられています。
ポイント
・お味噌汁は、原料の大豆の栄養により血圧を上げにくいと考えられる
・味噌汁や具に含まれるカリウムによって、塩分の悪影響を受けにくい
お味噌汁は、塩分が少ないから大丈夫ってわけじゃなくって、原料の栄養や具材の栄養に助けられるから、そこまで塩分を心配しなくっても良いという事なんですね~。
うちでは頻繁にお味噌汁を飲むので、この結果にちょっと安心しましたよ。
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