昔は、冬至の日になるとゆず風呂によく入ったなぁ~。
2021年の冬至は、12月22日なんですって。
でも、ゆず湯って何か効果があるんでしょうか?
身体が温まるようなイメージはあるんですけど詳しく知らない・・。
という訳で、柚子湯(ゆず風呂)の効果と由来を調べてみました。
ゆず湯の入れ方
ゆず湯は、単純に柚子をお風呂に入れてできる手軽な風習です。
それぞれの家庭によってやり方は違うと思いますけど、うちでは丸ごとのユズを庭から採ってきて、たっぷり浮かべて楽しんでいましたよ~。
ゆずを丸ごとそのまま入れるなら、1,2個では少し香りが物足りない感じです。
輪切りにして、ガーゼなどの袋に入れてからお風呂に漬けると、香りや成分が出やすいですよ。
ゆず湯の効果
「ゆず湯に入ると風邪を引かなくなる」という有名な謂れがありますね。
ゆず湯には、血行を良くし身体を温め冷え性を改善するなどの効果だけでなく、ビタミンCとクエン酸による美肌効果もあるそうです。
また、ゆずの皮には、アロマでも使われる「リモネン」という成分があります。
リモネンは神経を鎮め、リラックスさせて快眠を促す効果があるそうですよ。
うーん、冷えやすく寝つきにくい冬にはピッタリ。
冬至だけじゃなくて、寒い日なんかにもゆず湯で温まるのって良いですね。
ただし、注意点がひとつあります。
ゆずは強い酸性なので、お湯につかっていると肌がピリピリしてくることがあります。
これもリモネンの影響なのだそうですが、肌の弱い方や赤ちゃんなどはゆず湯に浸かることは避けた方が良さそうです。
関連記事⇒ ゆず湯で肌がピリピリ痛痒くならない為の入れ方や対策は?
ゆず湯の由来は?
先に挙げた、「ゆず湯に入ると風邪を引かない」という謂れの他にも、ゆず湯の由来には色々あるようです。
昔、冬至は「一陽来復」と言われ、その日を境に運気が良くなると考えられおり、良い運を呼び込む前の厄払いである「禊」が、ゆず湯の始まりだという説がまず1つ。
冬至は一年で最も日が短く、そこから日が長くなっていくわけですから、伴って運気上昇という考え方は判る気がしますよね。
また、日本の伝統によくあるダジャレですが、冬至=湯治、ゆず=融通が利く、という流れで融通が利くほど元気でいられる、といったこじつけの謂れもあるようです。
面白いですね!
ゆず湯に入ったあとの使い道ってある?
ゆず湯を楽しんだ後のゆず、何か使い道は無いか調べたのですが、ほとんどの方が処分されているようです。
軽く煮込んだような状態のものだし、お風呂に浸けているわけなので、食べるのはちょっと・・・ですよね。
もし、勿体ないなと思われる方は、湯に付ける前に別にしておいた方が良さそうです。
ちなみに、ゆず湯の風呂水は洗濯にも使えるそうですよ。
ただし、ゆずを切って入れていた場合は、果肉や中の白い筋が浮いていると思います。その際は、くず取りなどでとってから使用するようにして下さいね。
ゆず湯は洗濯に使っても大丈夫ですが、すすぎには使用しない方がベターです。
最近は季節感を感じる機会も少なくなってきたので、手軽にできるゆず湯、今年はいかがですか?
ゆずの香りが漂う中でお風呂に入るだけでも、贅沢な気分を味わうことができますよ。
↓見るだけで癒されるカピパラさんの柚子湯↓
可愛いw
ゆず湯ではないですが、冬にもおすすめの入浴剤のレビューをしているので、よろしければ読んでみてくださいね。
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