基本的に、一個の食材・食品でダイエットができるっていうのは、あまり考えられない事ですけど・・。
温めたり凍らせたりすると、栄養が増す食材があるのも事実。
多分そういうものの一つなのでしょうか?
今回は、ホット梅干(焼き梅干)ダイエットについて。
テレビでも紹介されていたようなので、なぜ温めると良いのかや、ダイエットに効果があるのか?について調べてみましたよ。
ホット梅干しダイエットとは?
ホット梅干ダイエットは、レンジで温めたり、トースターやフライパンで焼いた梅干しを、1日に2~3個食べるというだけの簡単なダイエット方法なんだそうです。
食事制限や、面倒なカロリー制限なんかも必要ないし、楽そうなダイエットですね~。
もちろん、なるべく食事前にホット梅干しを食べるようにする、とかコツは色々あるようですよ。
梅干しは、日本のスーパーフードとも言われている食品です。
疲労回復に良いとか、殺菌作用があるとか、健康に良いことはよく知られていますよね。
関連記事⇒ 梅干しは発酵食品なの?身体に良いと言われる理由は?
でも近年、梅干に含まれる、バニリンという成分に肥満を予防する効果があることが明らかになったんだそうです。
バニリンには、脂肪の燃焼を促す働きがあり、燃焼効率がUPすることでダイエットに良いというわけですね。
なぜ梅干しを温めると良いのか?
梅干にバニリンが含まれているから、ダイエットに良いというなら、そのまま食べても良いじゃんって思うんですけど…。
なぜ温めると良いのか?
これには、梅干の塩分が関係しているようです。
梅ぼしって塩分が高いイメージありますよね。
そう、バニリンをたくさん摂ろうと思って梅干しをたくさん食べてしまうと、塩分過多になってしまうんです。
そこで、このバニリンをもっと効率的に摂れるようにするために考えられたのが、梅干しを温める、という方法なんですって!
梅干の中には、バニリングルコシドという成分も含まれていて、熱を加えるとこのバニリングルコシドがバニリンになって、バニリンの量が増える、という具合なんだそうです。
その量は、なんと温める前と比較して20%も増えるんだとか。
温かい梅干といえば・・梅茶漬けを思い出すのは私だけ?
さらに、熱を加えた梅干の中には、ムメフラールという成分も生まれます。
ムメフラールには、血流を良くし代謝をアップさせる働きがあり、むくみの軽減や老廃物の排出にも効果が期待できます。
代謝が良くなれば、痩せやすい体質になりますから、ダイエットにも良いですよね。
バニリンもムメフラールも、一度増えればその後梅干が冷えてしまったとしても量が減少してしまうことはないんだそうです。
なので、梅干しを温かいまま食べるのが嫌な人でも、一度温めた梅干を冷やしてから普通の梅干のように食べられるところもポイント高いです!
ホット梅干しはダイエットに効果がある?
テレビ「ナイナイアンサー」では、女性芸人の椿鬼奴さんがホット梅干しダイエットに挑戦して、2週間で2キロ体重が減ったなんて結果も発表されていました。
・・うん、急激に体重が落ちたほうが、ダイエットに良いじゃんって思うかもしれませんが、私にとってはこの結果は安心ですね。
だって、食事制限も運動もしないのに痩せたら、ちょっと体の具合が悪いんじゃないかと思ってしまいます(笑)
ましてや梅干は、お薬でもないし急激に効いたらおかしいですよね。
なので、急に食事制限したりするよりは、かなり健康的なダイエット方法の部類に入るんじゃないでしょうか?
普通の食事をしていながら、ホット梅干しを追加するだけなので、栄養不足の心配もないのが良いですね。
もちろん、ダイエット目的の方は一緒に軽い運動や食事内容の見直しなどをやると、さらに効果がUPすることは間違いありません。
健康的なダイエット方法として、ホット梅干ダイエットはありだと思います!
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