ダイエットの方法は数あれど、健康な方法で無理なく痩せるのが一番理想的ですよね。
断食道場へ行った時に、とにかく食事をよく噛んで食べるようにするだけで、食べる量が少なくても満足感を得られるというのを体感しましたが、これを利用した「咀嚼ダイエット」というものがあるそうです。
無理にご飯を減らすのではなく、自然と食べる量が減るというよく噛むだけダイエット。
う~ん、理想的ですよねっ。
そんな咀嚼ダイエットについて、どのくらい噛めば良いのか、咀嚼回数は多ければ多いほど良いのかなどについて調べてみました。
咀嚼ダイエットの方法と原理
まずは、咀嚼ダイエットについて。
咀嚼ダイエットは、食事をよく噛んで食べることで、自然と食べる量が減ったり、便秘が解消されて、ダイエットにつながるというシンプルなダイエット方法。
よく噛むことが体に良いのはもう周知の事実ですが、原理を簡単に紹介しますねっ。
よく噛んで咀嚼回数が増えることによって、脳へ刺激がいき、ヒスタミンという物質が脳内で分泌されます。
ヒスタミンには、満腹中枢を刺激して食欲を抑制する働きがあるため、よく噛んで食事をすることで食欲が抑えられるんです。
また、ヒスタミンはノルアドレナリンという物質の分泌も促します。
ノルアドレナリンは、脂肪の燃焼・分解を促してくれるため、ダイエッターとしては味方につけたい物質ですね。
つまり、咀嚼ダイエットは、
・食欲抑制のヒスタミン
・脂肪燃焼&分解のノルアドレナリン
の2つの分泌を良くするダイエット法、というわけなんですね~。
咀嚼回数の目安は?
さて、咀嚼ダイエットの原理が分かったところで、肝心の咀嚼回数はどのくらいを目安にしたら良いのでしょうか?
子供の頃、親に「30回噛んで食べなさい」なんてよく言われましたけど・・。
実は、この数字あながち間違っていないんですって!
咀嚼ダイエットの時に、目安とする咀嚼回数は、30回なんですよ。
こう聞くと、普通30回くらい噛んで食事しているんじゃないの?って思われるかもしれませんね。
でも、実は現代人の私たちの咀嚼回数の平均は10~20回なんて言われているんですよ。
これ断食道場の時に、私もびっくりしたんですけど。
普段いかに食事をしっかり噛まずに食べていたかが、断食してみてすごく良く分かったんですよね~。
◎関連記事⇒ 「やすらぎの里」での養生断食体験7日間の口コミ・結果など
なので、意識してよく噛んで食べてみると、食事にいつもより時間がかかって、思っているより普段の咀嚼回数が少ないことに気づくと思います。
そして、噛む回数を増やすと慣れるまで顎が痛いです・・。
噛めば噛むほど良いわけではない?
よく噛むダイエットの咀嚼回数の目安は、30回。
でも実は、実験によると50回噛んだ方が、体重・体脂肪率ともに低下することが分かっています。
こうなると、噛めば噛むほどダイエットできるじゃん!
何で30回なの?ヽ(`Д´)ノ
という怒りの声が聞こえてきそうです。。
でもちょっと待って!
実験で50回咀嚼をしたグループには、頬の部分(エラの部分)に張りが見られ、全体的な体脂肪や体重の減少には効果的でも、小顔効果では30回咀嚼をしたグループの方に軍配が上がったんです。
咀嚼を多くしすぎると、咀嚼に使われる筋肉が発達して顔が大きくなってしまうんでしょうね・・。
咀嚼回数をただ多くすれば小顔&ダイエットに良いと一概には言えない、ということを踏まえてまとめると
↓ ↓ ↓
重要なのはココ!
やはり、咀嚼ダイエットの一番適当な咀嚼回数は昔から言われている、30回が目安
ダイエットコーチの方の、分かりやすい解説動画があったのでご紹介します。
↓ ↓ ↓
咀嚼ダイエットは、今すぐにでも始められるダイエットで、健康にも良いです。
ぜひ、気付いた時から始めてみてくださいね~。
関連記事
日々変わりゆく、健康に関する常識、話題の健康法や健康に関するニュース、豆知識などをまとめた記事はこちらからどうぞ。
コメントを残す