さんまのカロリーは高い?焼き秋刀魚一尾でどのくらい?

残暑が緩まってくると店頭に並び始める秋刀魚(さんま)。

脂ののっているサンマは大変おいしいですが、その分カロリーも気になるのが正直なところ。

ところが、実はさんまはダイエット中にこそおススメの食材なんですって。

生さんまのカロリーや焼きさんま一尾のカロリーなど、詳しく調べてみました。

ダイエット中に良いという理由は、その脂にありましたよ!

さんま1尾のカロリーは?

まずは、さんまのカロリーを確認してみましょう。

さんまは、中サイズ一尾で約150gありますが、その内可食部は約70%ですので、一尾でだいたい100gとなります。

サンマの可食部100gあたりの気になるカロリーは、生の場合297kcal、焼いた場合が270kcalあります。

ちなみに、さんまと同じく秋が旬の青魚であるアジの場合、可食部100gあたりのカロリーは生だと126kcal、焼くと170kcal。

これだけ見るとさんまってカロリーが高い、と敬遠してしまいますよね。

ですが、ダイエット中の方でも食べないと損なぐらい、さんまの脂は良質で栄養が豊富なんですよ。

サンマ

サンマの脂は、美容と健康の味方

さんまの脂にはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸が含まれます。

必須脂肪酸は体内で作られず、食品から摂取する必要のある栄養分です。

DHAとEPAは、中性脂肪・コレステロールを下げる効果があり、血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ効果が明らかになっています。

DHAといえば、「頭が良くなる」と一時期話題になりましたが、学習能力向上のほか、抗うつ作用、アルツハイマー病発症の抑制にも効果があるとされています。

そんなDHAとEPA。

生さんま100gあたりに、DHAは1600mg、EPAは850mg含まれています。

焼きサンマだと、DHAは1200mg、EPAは560mgになりますね。

焼いたりして脂が落ちると、その分DHA・EPAも減ってしまうんです。

さんま

生が一番・・?

DHA・EPAの量も、アジと比べてみましょう。

生マアジ100gあたりでは、DHAが570mg、EPAは300mg含まれています。

調理方法によってそれぞれの値にはバラつきが生じるものの、さんまに含まれるDHA・EPAの量は、アジよりも多いんですね。

※DHA・EPAの値は、文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)脂肪酸成分表』を参考にした目安の値です。

最近、買ってまでは魚を食べなくなってきた我が家。

無性にお寿司屋さんに行きたくなるのは、不足しているDHA&EPAを身体が無意識に補おうとしているのかも?

さんまは、良質な栄養素が豊富

DHAとEPAのみならず、さんまの良質なタンパク質にも注目です。

さんまに含まれるアミノ酸は、バランスが良く体に吸収されやすいのです。

特に注目したいのは、必須アミノ酸の「ヒスチジン」が豊富に含まれている点。

ヒスチジンは、食欲抑制の効果と脂肪燃焼促進の効果があります。

また、ビタミンB2も豊富で、つめや皮膚、髪の毛のターンオーバーを整える効果のほか、脂肪燃焼効果があります。

調理法に気を付けてダイエットに取り入れよう

ダイエット中にさんまを食べたいときは、余分なカロリーが増えがちな揚げ物や濃い味付けのものは避けて、お刺身や焼き魚で食べる方法がおススメです。

生で食べれば、DHA・EPAもたくさん摂ることができますよねっ。

ポイントこれだけ押さえときましょう!

 

さんまは、焼けば脂が落ちてカロリーは減りますが、DHA・EPAなどの体に良い油をたくさん摂りたいなら生がおすすめ。

最後に、生サンマではないですが、さんまを使ったレシピ動画があったのでご紹介しますね。

↓  ↓  ↓

塩焼きしか浮かばない私には新しい料理♪

☆さんまを調理するなら、必読!寄生虫に注意して下さいね。

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☆秋刀魚の内臓を食べる派?

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☆生さんまが苦手な方は、さんまの缶詰がオススメ。その理由は?

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