古くから健康に良いとされてきた「ごま」。
色々な種類があって、どれを選んで良いか悩んでしまいますよね~。
メジャーなところでは、白ゴマと黒ゴマ。
そう言えば、白ごまと黒ごまの違いってよく知らない・・。
やっぱり品種が違うのかな?
だとしたら、栄養の違いはあるのかしら?
どちらの方が栄養が高いんでしょうか?
そんな、白ごまと黒ごまの違いにまつわる素朴な疑問について解決しちゃいますっ。
ゴマのさまざまな種類―白ごまと黒ごまの違いは?
まずはごまの種類。
一口にごまと言っても、色などによって呼び方が変わります。
1、外皮の色による分類
・白ごま
・黒ごま
・金ごま(または茶ごま、黄ごま)
色の違いは、皮に含まれる色素の違いによるものなんですって。
白ゴマと黒ゴマであれば、そもそもの品種が違うそう。
つまり、簡単に言えば、皮に色素がない品種のものが白ごま、皮に色素のある品種のものが黒ごまなんですって。
また、加工段階によって、ゴマはさらに分類されます。
2、加工の段階による分類
・洗いごま・・生のごまを水で洗って乾燥させたもの。別名「生ごま」。
・皮むきごま(みがきごま)・・ごまの薄皮を除いて、乾燥、焙煎したもの。
・炒りごま・・洗いごまを煎ったもの
・すりごま・・炒りごまをすり鉢などですったもの。
・練りごま(ごまペースト・あたりごま)・・炒りごまをすってペースト状にしたもの。
この5つあたりがメジャーですよね。
他にも、炒りごまを指でひねってつぶした「ひねりごま」、刻んだ「切りごま」、ごまの油を搾った「ごま油」などがあります。
白ごまと黒ごま、栄養価に違いはある?
厳密に言えば原産国、成分による違いは多少あるものの、基本的にごまの栄養は品種でさほど変わらないんだそうです。
何となく、色の濃いものの方が体に良い気がしてる私。
私と同じように、黒ごまの方が栄養いっぱいあるんじゃないの?とちょっとガッカリした人も多いのでは?
でも、安心してください。
黒ごまにしか含まれていない栄養素もやっぱりあるんですよ。
それではまず、ごま全般に含まれる栄養成分と効能についてみていきましょう。
●セサミノール(セサミン)
・抗酸化作用が強く体内の酸化を防ぐ。
・悪玉コレステロールの生成抑制、動脈硬化予防。
・肝機能向上、二日酔い防止。
・血中コレステロール低下。
・血圧の上昇を抑制。
●不飽和脂肪酸(リノール酸、リノレン酸など)
・血中コレステロール低下
・血管浄化、血行改善(動脈硬化予防)
●食物繊維:便通改善。ごまの食物繊維は便のかさを増やし、排便しやすくする。
●ビタミン類(特に、ビタミンB群が豊富。)
・ビタミンB群:新陳代謝を活発にし、皮膚・粘膜の機能維持などに良い
・ビタミンE:若返り、抗酸化など
●ミネラル・・カルシウムが豊富で、牛乳の10倍の含有量とも。
・カルシウム:骨や歯を丈夫にする、骨粗鬆症、認知症の予防、精神安定
他にも、鉄分、マグネシウム、亜鉛など
●必須アミノ酸を含む高品質なたんぱく質(皮に多く含まれる)
・トリプトファン:不眠解消、老化防止、鎮痛、集中力・記憶力を高める
・メチオニン:肝機能向上、アレルギー症状緩和、うつ症状改善、老化防止
・アルギニン:メタボ予防、肥満改善、血管の老化防止、疲労回復
ざっと見てもこんな具合。
ごまって、栄養豊富なんですね!
では、気になる白ごまと黒ごまの栄養の違いはというと。
黒ごまのあの色からもわかるように、黒ごまの皮にはポリフェノールの1種であるアントシアニンが含まれています。
アントシアニンは、眼精疲労改善などに特に良いと言われているんですよ。
また、白ごまには、脂質が他のごまより多く含まれています。
ごまの脂質は、体に良い脂のリノール酸などで、上記したようにコレステロールを低下させる働きがありましたねっ。
どう摂取するのか?効果的な摂取方法
さて、ごく一部栄養素が異なる、白ごまと黒ごま。
どちらも、栄養分は皮に多く含まれるものが多いんですって。
ところが、ごまの皮は固く、そのまま食べても消化されずにほとんど排出されてしまいます。
栄養を効率的に摂りたいなら、黒ごまでも白ごまでも、すりごまや練りごまを利用するのがオススメ。
あと、気をつけたいのがごまのカロリー。
胡麻のおよそ50%が脂質から出来ていますのでかなり高カロリーなんですよ。
くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう!
健康維持のためには、毎日少しずつ摂るのが理想的なんですって。
参考にしてくださいねっ。
オシャレで身体にも良い黒ごまアイスv
作り方の素敵な動画があったので載せておきます
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