結婚するまでは、祖父母と同居の7人家族で、毎朝朝食のテーブルを7人で囲んでいました。
冬には、おばあちゃんからよく
「味噌汁は身体に良いんだよ。雪の上を歩いても、味噌汁を飲んだ人の足あとだけ早く雪が溶ける」
なんて、言われていました。
味噌汁を食べると、身体が温まるってことなんでしょうか。
ホンマでっかTVでも、
「胃ガン発症率の低下に効果があるとして、最近、世界でも注目されている」
と亀井先生がお話されていましたし、味噌汁の栄養や効果・効能、気になりますよね!
味噌汁は身体を温める?
まず最初に私が長年気になっていた疑問。
味噌汁は、身体を温めるのか?についてです。
ご存知の通り、味噌汁は塩分が高いとして、一時期敬遠されていました。
でも、この塩分にこそ身体を温めると言われる原因があります。
塩には、血圧を上昇させる働きがあり、血圧が上昇することによって、全身を血液が巡りやすくなります。
血行が良くなると、身体が温まるのは分かりますよねっ。
こうしたことを昔の人は感覚的に知っていたんでしょう。
冬の寒さの厳しい地域では、特に味噌汁の塩分濃度が高い傾向にあるんだとか。
祖母が言っていた、味噌汁は身体を温める、というのは本当だったんですね!
そして、高血圧になるとして、一時期敬遠されていた味噌汁ですが、実際には塩分はそんなに多くないんです。
味噌汁1杯の塩分は、1~1.3gほどなんだそうですよ。
むしろ、血管年齢を若返らせる働きがあるとして、今またその健康効果に世界的な注目が集まっているくらいなんです!
そんな味噌汁の栄養と効能について、見ていきましょう。
味噌汁の栄養と効果・効能
味噌汁は、発酵食品である味噌を使った食べ物です。
関連記事⇒ 発酵していない味噌があるって本当?見分け方3つのポイント!
大豆を発酵させて作られた味噌には、大豆イソフラボンがたくさん含まれています。
大豆イソフラボンは、女性には特に人気の栄養ですよね!
女性ホルモンと同じような働きをしてくれるため、ホルモンバランスを整え、更年期障害の症状の緩和などに役立ちます。
また、美肌にも良いとされていて、女性に良いイメージですが、男性の薄毛対策にも効果が期待できるそうです。
イソフラボン以外にも、タンパク質や食物繊維も豊富なんですよ。
タンパク質の中には、アミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)も豊富で、リラックス効果も抜群。
また、必須アミノ酸のトリプトファンも含まれており、幸せホルモン「セロトニン」の原料になってくれます。
そう言えば、味噌汁飲むとホッとしますよね~。
あの安心感は、GABAとトリプトファンのおかげかもしれませんね。
味噌汁は健康に良い!
どうですか?
身近なのに、意外と知らないたくさんの栄養が味噌汁には含まれているんですね。
大豆イソフラボンが含まれているおかげで、胃がんだけでなく乳がんの予防にも良いと、世界的にも注目を浴びている味噌汁。
朝一杯の味噌汁から始まる一日、良いものですね!
一人暮らしを始めるとか、料理はしたことないって方でも、味噌汁は取っ付きやすいし栄養もある良いメニューだと思います。
基本の味噌汁の作り方は、こちらの動画でチェックしてみてっ。
↓ ↓
ちなみに、夏は冷やし味噌汁が健康に良いそうですよ。
↓ ↓
関連記事
食べ物に関する豆知識や保存の方法など、知っておくと絶対役に立つ&自慢できる?!記事はこちらにまとめています、是非御覧ください
コメントを残す