以前、卵かけご飯の記事を書いた時に、外国では生卵を食べるのは危険だからダメと紹介しました。
以前の記事⇒ 卵かけご飯は身体に良い？食べすぎは危険と言われる理由は？
でも、海外の朝食でエッグベネディクトとかボイルドエッグを頼むと、かなりの高確率で半熟卵ですよね・・。
これって、大丈夫なの？
一応火が少し通っているから、OKってことなのでしょうか。
今まで特に気にせずエッグベネディクトとか食べてたけど、気にし出すと怖い気がするな（笑）
というわけで、海外の半熟卵料理を安心して食べるためにも詳しく調べてみましたよ。
海外の生卵が危険と言われる2つの理由とは
まず、海外で生卵を食べるのは危険と言われているのはどうしてなんでしょうか。
その原因が分かれば、半熟卵の問題も解決するかもしれませんよねっ。
理由１、食中毒になる可能性がある
まずよく知られているのが、生卵を食べることによって食中毒になる可能性がある、という理由です。
卵の殻などに食中毒の原因菌が付着している場合があって、それが生の卵を食べる時に一緒に体内に入ってしまう事があるんです。
卵に付着している事が多いと言われるサルモネラ菌は、加熱に弱いので調理した卵なら安全ですが、生の卵を食べる場合は注意が必要なんですって。
理由２、生で食べる事を想定していない卵
食文化的な違いとして、日本以外の国では卵を生で食す文化がないんだそうです。
その為、生で食べることを想定した卵が手に入らないという事情があるそう。
もちろん、海外のいくつかの国でも卵は出荷前に洗浄されています。
ですが、そもそも加熱していない卵をそのまま食べる文化が無いので、通常スーパーなどで購入できる卵は、日本の卵のような特殊な殺菌洗浄処理がされていない場合が多いんですって。
管理状態も違いますし、アメリカなどでは大量購入が基本なこともあり、新鮮な卵というのが意外と手に入りにくいとも考えられますね。
半熟卵なら海外でも大丈夫なのか
さて、海外では生卵を食べる習慣がなく、生で卵を食べると食中毒になる可能性がある、という事が分かりましたよね。
そう聞くと、やっぱりエッグベネディクトとか心配になりますよね。
でも、そう言えば半熟だから大丈夫なのかな～なんて・・安全だと思いたい心理が働きますけどどうなんでしょうか。
卵で食中毒になる原因で先述した、サルモネラ菌。
「加熱に弱い」でしたよね。
目安としては、75℃以上で1分以上加熱すれば大丈夫だとも言われているんだそうです。
とするとやはり、エッグベネディクトなどのボーチドエッグや半熟卵は、加熱してあるから基本的には大丈夫という考え方なんだと思います。
とろ～り卵が美味しいエッグベネディクトｖ
もちろん、レストランなどで出されるものは、衛生管理もしっかりされているはずなのである程度安全だという認識なのかもしれませんね。
まとめと海外在住者の意見
・海外では、生卵は食中毒になる可能性があるのと、元々食べる習慣が無い為危険だと考えられている
・なので、海外で生卵は食べない方が良い。食べる場合は自己責任
・半熟卵は、加熱してある為比較的安全だと言える
ちなみに、海外に住んでいる方に聞くと、
・生卵は、危険だし絶対食べない
・自己責任で食べているけど、食中毒になったことがない
など、人によって対応は様々です。
アメリカでは「殺菌済の卵」という表記のあるものなら生食する、という方もいましたね。
レストランでも半熟の卵などに関しては、メニューに注記があるお店がほとんどですし、食中毒が心配な人は食べない方が良いかもしれません。
私はお腹が強い方ですし、これからもエッグベネディクト自己責任で食べたいと思います。
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