11月10~16日のアルコール問題啓発週間にもらった冊子に、女性は男性よりも飲酒に注意!ということが書いてありました。
なんと、男性より女性の方が飲酒の適量が少なかったり、女子特有の飲酒リスクがあるんだそうです。
お酒好き(ザル)の女子を多く友達に持ち、私自身もお酒好き♪
これは、気になりますよね!
ということで、私も含めた酒好き女子のために、女性の飲酒にどんな危険があるのか詳しく調査しましたよ。
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目次
どうして女子の方が飲酒リスクが高いの?
最近、女性でお酒を飲む人が増えているんだそうです。
私の印象でもまわりに飲める女の子が多くって、女性の方が飲酒量も多い気がします。
2008年の全国調査で20代前半年代では、女性の飲酒率が、男性の飲酒率を上回ったそうです。
また、習慣飲酒者(週3回以上飲酒する人)の割合も 男性は減少傾向にあるのに、女性は増加傾向にあります。
背景には、女性の社会進出が進んだことが挙げられています。
確かに、社会に出ると飲み会があったりして、男性だけでなく女性もお酒の場に出る機会が増えますもんね。
では、女性の方が飲酒のリスクが高いのは何故なんでしょうか?
アルコールの代謝能力が低いから
女性のアルコール代謝能力は、平均して男性の4分の3ほどしかないと言われています。
これには、女性ホルモンの働きが関係していると考えられます。
女性ホルモンのエストロゲンには、アルコールの分解を抑える働きがあります。
特に、エストロゲンの分泌が多い生理の終わり~排卵日までの時期は、アルコールの分解が抑えられて、酔いやすい時期と言われています。
体内の水分量が少ないから
女性は体脂肪が多く、その分体内の水分量が少ないです。
この為、同じ体重・飲酒量の男性と比べても、血中アルコール濃度が高くなりやすい傾向にあります。
体格差
もちろん、男女の体格差も関係しています。
体格に差があるということは、アルコールを代謝する肝臓の大きさにも差があるということ。
基本的に、男性よりも女性の方が身体が小さく、肝臓の大きさも小さいです。
この為、機能やダメージの受け具合にも差があります。
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お酒の飲み過ぎが女性に及ぼす悪影響
男性より女性の方が飲酒リスクが高いことが分かったところで、お酒の飲みすぎが特に女性に及ぼす悪影響について説明します。
1、血中アルコール濃度が高くなりやすい
前項にもあった通り、女性は男性に比べて、血中アルコール濃度が高くなりやすい傾向にあります。
血中アルコール濃度が高くなりやすいということは、急性アルコール中毒にもなりやすいということ。
急性アルコール中毒は、アルコールによる麻痺が生命維持に関わる脳の部分にまで及び、死に至る怖い中毒です。
2、女性特有の疾患リスクが増大する
過度の飲酒は、 乳がん、骨粗鬆症など、女性に多い疾患のリスクを高めます。
また、妊娠中の女性は、飲み過ぎだけでなく少量のアルコールも胎児に影響与える可能性が高いため避けましょう。
胎児性アルコール症候群という障害や奇形、発達の遅れなどの悪影響が出る場合があります。
3、肝硬変・アルコール依存症になりやすい
男性よりも小さい女性の肝臓は、アルコールのダメージを受けやすく、短い期間でアルコール依存症や肝硬変になりやすいとも言えます。
女性の飲酒、適量はどのくらい?
お酒の飲みすぎによる悪影響は分かりましたが、女性がお酒を飲む場合の適量ってどのくらいなんでしょうか?
厚生労働省の推進する「健康日本21」によると、1日の適度な飲酒量は純アルコールで約20g程度とされています。
女性の安全な飲酒量の目安は、男性の半分から3分の2くらいと言われているので、約10~13g程度ですね。
純アルコールと言われても分かりにくいので、純アルコールで約10g相当のお酒のだいたいの量を表にしてみました!
お酒の種類(アルコール度数) | お酒の量 |
ビール・発泡酒(5%) | 250ml |
チューハイ(7%) | 180ml |
焼酎(25%) | 50ml |
日本酒(15%) | 80ml(0.5合) |
ワイン(12%) | 100ml |
もちろん、お酒が体質的に分解できない人や、弱い人はこの量に関係なく、無理して飲んじゃダメですからね!
思ったより飲めるお酒の量が少なくて、ちょっと残念な気持ちです。。
でも、ほろ酔い加減が一番気持ち良いお酒ですもんね!
ちなみに、お酒を飲み過ぎると薄毛の原因にもなる、と言われているんですって。(動画参照)
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女性の潰れている姿は美しくないですし、飲みすぎに注意してお酒を楽しみましょうねっ。
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