今さら人に聞けないけど、ふとした疑問。
チョレギサラダって、最近居酒屋とかでよく見かけますよね?
サラダが好きなのでよく頼むんですけど、チョレギサラダの「チョレギ」ってそもそもどういう意味なんでしょうか?
野菜がいっぱい入っていて、海苔がかけてあるイメージなんですけど、それで正しいんでしょうか?
気になったので、調べてみましたよ!
意外な事実、チョレギサラダは存在しない?!
何と、調べてみると意外な事実が。
そう、言葉の感じで何となく「韓国風のサラダ」のイメージをしていた私ですが、韓国には「チョレギサラダ」というものは、存在しないんですって!
えー、じゃあそもそもどうして日本でこんなに広まっているの?
それには、涙ぐましい企業努力のお話が・・・あるのかはわかりませんが、チョレギサラダの事を調べると、そんな推測をしちゃいますよ(笑)
もともと、「チョレギ」という言葉を日本に広めたのは、焼肉のたれでお馴染みのエバラ食品さんなんだそうです。
私たちは今、当たり前のように生野菜をそのまま食しますけど、昔は野菜を生でそのまま食べるのはメジャーな食べ方ではなかったそうです。
健康志向の流れから、野菜を生のまま、美味しくたくさん食べるようになってきたのは、まだまだ最近のこと。
野菜を生のまま食べるために、味を付けるものが必要になるはず!と目をつけたのがエバラ食品さん。
「韓国風サラダのもと チョレギ塩味」というドレッシングを発売し、それが「チョレギ」という言葉が広まるきっかけなんだとか。
そのチョレギドレッシングの商品説明文に注記があって、「チョレギとは、ちぎった生野菜のサラダを意味します」とあります。
では、この「チョレギ」という言葉はまったくの造語なのかというと、そういうわけでもないようです。
商品の頭にも「韓国風」と書かれていますし、韓国が関わりあるのは間違いなさそうですよね!
「チョレギ」のルーツと意味は?
調べていくと、「チョレギ」という言葉のもとはやはり韓国にあるようです。
近い表現を探してたどり着くのは、韓国の方言というルーツ。
韓国語の「コンチャリ(コッチョリ)」という言葉の慶尚道地方の方言に、「チョレギ(チェレギ)」という言葉が有るんだそうです。
なんか、キャッチーで韓国風のサラダっぽい言葉ないかな・・・なんてエバ〇食品の方がアレコレ探したのかと思うと、ジーンときちゃいますが。(※あくまで私の想像ですw)
この「コンチャリ」という言葉、「外側だけ漬けた」という意味で、韓国では発酵期間をおかずに漬けた「浅漬けキムチ」のことを指す言葉なんだそうです!
何だか、話の向きがサラダらしく野菜の匂いがしてきましたねv
想像するに、生野菜のサラダを分かりやすく、かつオシャレに、そしてヘルシーなイメージで広めるために「チョレギとは、ちぎった生野菜のサラダを意味します」ということで、本来の意味とは微妙に違うけど使った言葉なのではないでしょうか?
塩ダレで食べるサラダなら、確かに発酵期間はおいていないし、味的にも浅漬けに近いですもんね。
・・・・漬けてないとしても、ね(笑)
チョレギサラダの正しい作り方
結果、チョレギという言葉は「浅漬けキムチ」だったわけですけど、現在日本で定着しつつあるチョレギサラダには、ある程度の定義というか、法則性があります。
気になる方は、クックパッドなんかにも「チョレギサラダ」で調べるとたくさんレシピが出てくるので、見てもらうと分かると思います。
私が調べたその法則性をご紹介すると…
「チョレギサラダ」の法則性
・基本的には塩味ベース
・野菜は切らずにちぎって使用
・海苔(韓国のりでも可)、ごま油を使っている
こんな感じでしょうか。
もちろん、醤油ベースのドレッシングの場合もあったり、さらに韓国っぽくコチュジャン入れたりと、皆さんアレンジして、それぞれのチョレギサラダを作っているみたいですよv
でも、チョレギサラダっぽくしたい!って時には、上の3つの法則性に従っていれば間違いなさそう。
おウチで「今日はチョレギサラダにしてみたわ」なーんて、オシャレにサラダ食べる時には、この3つで正しいチョレギサラダを作ってみてはいかが?
チョレギサラダを作る際に使える、エバラ食品さんのチョレギサラダ用ドレッシングは、Amazonでも購入できますよ。
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何種類かあるんですけど、これが一番塩味がマイルドそうです。
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