最近テレビや雑誌で、やたらと健康に良いと紹介されている「亜麻仁油 (あまにゆ)」
私の知人の健康に気をつかっている人も、「健康に良いから何にでもかけて食べるよ」と言っています。
私は亜麻仁油 を使ったことがなかったのですが、亜麻仁油 ってそんなに身体に良いのでしょうか?
気になったので、亜麻仁油の効果や使い方などを調べてみると、摂取量に気をつけないと副作用があるという事が分かってきました。
今回は、適正な摂取量などについてもご紹介します。
亜麻仁油の効果・効能とは?
まず、亜麻仁油について。
亜麻仁油は、亜麻という植物から採れる油のことです。
亜麻仁油には、オメガ3が沢山含まれています。
オメガ3は、必須脂肪酸であり、血液中の脂質濃度を下げる効果があると言われている栄養素。
他にも、オメガ3に期待される効果には、次のようなものがあります。
・コレステロールや中性脂肪を減少
・動脈硬化・心筋梗塞、または高血圧の予防
・ダイエット効果
・抗うつ作用
・メタボリックシンドローム予防
・脳の活性化による記憶力のアップ
・アレルギー症状の緩和
・血液の流れを改善
・美肌
こんなにすごい効果がたくさんあるなんてすごいと思っちゃいますけど、ここに挙げたものはごく一部。
まだまだ他にも嬉しい効果はあるのですが、ちょっと見ただけでも、オメガ3の効果がすごいという事が分かるかと思います。
そして、そんなオメガ3を沢山含んでいる亜麻仁油は、やはりとても素晴らしい油なんですね!
亜麻仁油に含まれる栄養・効能について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
亜麻仁油は油なので、太りそうというイメージがあるかもしれませんが、コレステロールを全く含まないため、太ることはないんですって。
これもまた、健康に気をつけたい人には、嬉しい情報ですよね~。
亜麻仁油の適量は?
太らないなら、こんなに健康に良いんだし、いっぱい摂りたくなるのが人の常。
でも、亜麻仁油にも適切な摂取量というものがもちろんあります。
亜麻仁油の適切な摂取量は、大人で毎日スプーン1~2杯。
これをサラダに入れたり、生で飲んだりするのが効果があります。
ちなみに、小さなお子さんは小さじ2杯程度、1歳未満の赤ちゃんだと、小さじ1/2杯程度を目安にするのが良いですよ。
亜麻仁油は熱に弱いので、食べる時は熱を通さずに少しずつ、がお勧めです。(およそ45℃まで加熱すると、効果がなくなると言われています。)
こうやって見てみると、思いのほか適量が少なく、しかも熱する事が出来ないので摂取しにくいような気がしますね。
亜麻仁油の副作用とは?
さて、こんな素晴らしい亜麻仁油ですが、唯一の副作用が大量摂取による副作用です。
亜麻仁油をたくさん摂取してしまうと、油を分解するための腸液が分泌されてしまいます。
食物繊維を豊富に含んでいることも相まって、結果、軟便や下痢を引き起こす事があります。
さらに、亜麻仁油には血流を良くし、抗血栓作用を促進する働きがある為、大量に摂取すると血が止まりにくくなる事があります。
ちょっと怖いですね。
ですが、どちらも適量を守っていれば大丈夫なので、心配しすぎる必要はありません。
最後に、亜麻仁油を使ったお勧めのレシピと食べ方を記しておきます。
・ビネグレットドレッシング
1、塩(少々)に大さじ1の酢を入れて、溶かします。
2、大さじ3の亜麻仁油と胡椒を1に入れてよく混ぜます。
※ここで、ハーブやマスタード、すりおろしたにんにく玉ねぎなどを入れても美味しいです。
3、よく混ぜて乳化させ、お好きなサラダにかけてお召し上がりください。
これだとまたちょっと味が変わって面白いし、美味しそうですねっ。
↓ ↓
亜麻仁油は身体に良いので、継続して摂取することが大切です。
適量を守って、毎日の生活に取り入れてみてくださいね!
食べ物で健康になろう!と言うことで、野菜や果物など色々な食材についての健康情報・豆知識が知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
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