アガベシロップって聞いたことありますか?
私は、アガベシロップと聞くと、砂糖の代用品のようなイメージがあります。
言わば、健康に良い糖類って思っていたんですけど・・そう言えば原料とか気になるな~と思って調べてみると、逆に身体に悪いなんて書いてあることも。
どういうことなんでしょうか。
アガベシロップが体に良くないという理由や摂取量について調べました。
アガベシロップの原料って?
それにしてもアガベシロップって何から出来ているんでしょうか。
アガベってどこかで聞いたことあるよな~と思っていたら、最近テレビで見たテキーラ作りの原料の植物がアガベだったことを思い出しました。
ツンツンしたアロエに似た植物なんですよねっ。
これはアガベの別の種類ですが、こんな感じの見た目です。
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アガベは、リュウゼツラン(竜舌蘭)とも呼ばれ、その品種は100以上もあるんだとか。
その中の数種類が、アガベシロップの原料になるんだそうです。
樹液を絞って加熱濃縮するとシロップになります。
ちなみに、テキーラ作りに使われるアガベでもシロップを作れるのかな?と思ったら、作れるんですって。
アガベシロップの原材料
テキーラの原料にもなるアガベという植物の樹液
アガベシロップが体に悪いと言われる理由
では、そんなアガベから作られるアガベシロップが身体に悪いと言われるのには、どういう理由があるのでしょうか。
どちらかというと、砂糖の代わりに使える天然由来のヘルシーなイメージがあるので、私個人としては健康に良いイメージがあるんですけど・・。
アガベシロップが身体に良くないと言われる理由は、その成分によるところが大きいです。
というのも、アガベシロップの成分は果糖とブドウ糖がほとんどで、その割合は果糖がブドウ糖を上回っているんです。
原料となるアガベの種類などによっても違いますが、商品によっては果糖が8割近くを占めるものもあるんだそうです。
果糖ってフルーツにたくさん含まれる成分でも知られていますし、そんなに身体に悪いものだとは思えないですよね。
果糖は、そのほとんどが肝臓で吸収分解されるそうです。
これは、血液中の血糖値を上げにくいというメリットがあります。
しかし、摂りすぎると肝臓に負担をかけてしまうというデメリットもあるんですって。
つまり、アガベシロップは果糖の割合が多く、摂りすぎると肝臓に負担をかけてしまうということなんですね。
また、果糖をたくさん摂ることで内臓に脂肪がつきやすくなるとも言われています。
これがアガベシロップが身体に悪いと言われている理由なんですね。
アガベシロップは摂取量に気をつけて賢く利用する
さて、そんなに肝臓に悪いんならアガベシロップはやめたほうが良いと思うかもしれませんね。
でも、どんな食品でも食べ過ぎや摂り過ぎは身体に良くないものです。
アガベシロップが肝臓に良くないというのも、摂り過ぎた場合の事なんだと考えられます。
アガベシロップも摂り過ぎに注意すれば、血糖値を上昇させにくく、食物繊維も多く含まれている為、お肌やお通じにも良いと言われているくらいなんですからねっ。
適量を摂っているだけなら安心な訳です。
どのくらいが適量という指標はないですが、毎日料理などに使用する砂糖を全てアガベシロップに代えるのは摂り過ぎに繋がると考えられますね。
アガベシロップは、砂糖よりも甘みを強く感じやすいので、嗜好品としてたまに食べるお菓子を作る際の砂糖の代わりや、コーヒーや紅茶に少し入れて楽しむ分には問題ないのではないでしょうか。
糖質制限ダイエットなどが流行って、糖質を悪のように考える人も一気に増えたように感じますが、何でもほどほどに摂るのが一番なのではないでしょうか。
ですので、アガベシロップもそれだけに絞るとか、絶対ダメとか極端にならない方が良いように思いました。
※あ、でも、既に持病があって制限がある人は、当然摂取には注意が必要ですからねっ。
もう一つ気になっていた、グレナデンシロップについて調べた記事はこちら
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シロップも色々ありますね~
食べ物で健康になろう!と言うことで、野菜や果物など色々な食材についての健康情報・豆知識が知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
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