チアシードの正しい食べ方知ってる?危険って噂と副作用は?

最近、雑誌などでよくとりあげられている、チアシードって知っていますか?

チアシードとは、チアと言うミント植物の種子のことで、健康食品の一種です。

オメガ3やミネラルをたっぷりと含んでおり、これを食べることによって満腹中枢が刺激され、腹持ちがいいのでダイエットに最適だと、最近注目されるようになったスーパーフード。

どんなものか気になりますね。

危険なんて噂もちらほら聞きますし、正しい食べ方や副作用について、私も調べてみました。

チアシードは危険?

まず、チアシードについて調べていると気になるのが、危険という噂についてです。

いくら栄養満点でも、危険な食材ならイヤですよね。

しかし、安心してください!

この噂は、海外の衛生管理がしっかりしていない状況で「カビが生えていた」というもの。

スーパーフードでも、カビが生えてたらそりゃ体には良くないわね・・・。

きちんと、パッケージに記載がある通りに管理していれば大丈夫ですからね!

また、食べ方によっても、危険な食べ方が有るんだとか。

チアシードヨーグルト

チアシードは、水分を含んで周りにゼリー状の物質ができるんですが、種のまま食べると体内の水分を吸収して、体内で膨張します。

これによって、アメリカでは窒息しかけて救急車で搬送された人もいるんですよ!

窒息を防ぐためには、食べる前に正しい方法で水に浸しておくことが大事です。

そして、チアシードは植物の種なので、そのまま食べるとミトコンドリア毒という発芽毒があるため危険、ということもよく言われています。

ミトコンドリア毒とは、ミトコンドリアに悪影響を及ぼす毒のことです。

ミトコンドリアは、簡単に言うと細胞の中にある器官の1つで、細胞が働くためのエネルギーを生産するもの。

これが害されるということは、細胞の働きが悪くなるということですよね!

細胞小器官

そのため、ミトコンドリア毒の悪影響は、以下のような様々な不調につながります。

  • 免疫の低下
  • 慢性疲労
  • ガン
  • 糖尿病
  • 痛風
  • 肺、気管支の炎症
  • アレルギー症状
  • 不妊症
  • 肥満
  • むくみ
  • 冷え症 など。

怖いですよね。

ですが、発芽毒も正しい方法で浸水してから食べることによって、なくすことができますので安心してください。

このような危険性から考えると、インターネットでヨーグルトにチアシードをそのままかけて食べるという食べ方をしている人もいるみたいなんですけど、個人的には水でたっぷりと膨張させてから食べるのをオススメしたいですね。

チアシードの正しい食べ方

さてでは、チアシードの正しい食べ方について紹介していきましょう。

まず、チアシードは、使用する前に少なくとも10分程度、水に浸しておく必要があると覚えてください。

チアシードを水につけると膨らんできて、膨らんだチアシードの周りに透明なゼリー状の物質ができてきます。

これはグルコナンマンと言われる食物繊維で、こんにゃくなどにも含まれる成分です。

こんにゃく

グルコナンマンは食欲を抑えたり、糖やコレステロールの吸収をコントロールする働きがあります。

こんにゃくがダイエット食に良く使われるのも、このグルコナンマンが豊富に含まれているからなんですね。

しかし、グルコナンマンがない状態のチアシードをそのまま食べると、食欲抑などの効果はありません。

そのため、そのままのチアシードを食べても、全くダイエットへの効果はないというわけですね。

なので、ダイエット目的に食べるなら、チアシードが水を吸って膨らむのを待ってから食べないといけませんね!

加えて、気になる発芽毒。

チアシードの発芽モードを抑制するには、12時間以上水につける必要があると言われています。

浸ける水の正しい量は、チアシードの10倍の量

そして、水の温度にも注意が必要です。

40度以上の水(お湯)に浸すと、発芽毒を無効化出来ないばかりか、せっかくの豊富な酵素を破壊してしまいます。

まとめると・・・

・12時間以上浸水する
・チアシードの10倍の量の水に浸けておく
・40度より低い温度の水で発芽毒抑制

チアシードの副作用は?

チアシードは栄養たっぷりでスーパーフードと呼ばれているんですけど、間違った食べ方をすると、発芽毒などの危険もあるということが分かりましたね。

では、正しい浸水の仕方さえわかっていれば大丈夫なんでしょうか?

チアシードの副作用についてちょっと調べてみました。

チアシードを食べ過ぎた人の中には、「便秘になった」とか、逆に「下痢になった」なんて口コミもあります。

これは、チアシードに含まれる食物繊維の働きだと考えられますね。

食物繊維が、お腹の中で膨らみすぎて排泄を難しくしたために便秘になる、もしくは腸の働きを活発にさせることにより下痢になったと考えられます。

腹痛

お腹の調子を崩さないためにも、適量を守りましょう。

チアシードの一日の摂取量の目安は、大さじ1杯の10g程度です。

ありがたいことに、この量で一日に必要な栄養素のほとんどを摂取できるとも言われています。

食べ過ぎてもダイエットの効果はないので、摂取量を守って食べるようにしましょうね。

そして、チアシードは意外にカロリーが高いことにも注目!

チアシードのカロリーは、100g当たり534kcalもあるのです。

美容にいいからといって、チアシードを何にでも入れて食べているという話を聞いたことがありますが、食べ過ぎると逆効果。

注意しましょう。

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最後に、チアシードのお勧めの食べ方は、スムージーに混ぜる食べ方です。

スムージーは、自分が好きな果物や野菜を混ぜてミキサーで作ればすぐできます。

もし作るのが面倒だったり、そんな時間がないっていう人は、市販のスムージーも沢山種類がありますので、それを買ってみてください。

くれぐれもチアシードは、正しい食べ方で摂取してくださいね!

P.S.

そうそう、最近チアシードの手軽な戻し方を覚えました。

水の代わりにココナッツウォーターを使うだけなんですけど、オススメですよ!

☆戻し方やココナッツウォーターについては、下のリンクからどうぞ。

↓   ↓

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食べ物で健康になろう!と言うことで、野菜や果物など色々な食材についての健康情報・豆知識が知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。

caret-square-o-right 食べ物で健康になろう!健康にいい食品の秘密や豆知識



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