保湿力が高いと言われるシアバター。
ロクシタンのハンドクリームなどは、もう有名ですよね。
実は、お肌に優しいイメージのあるシアバターもアレルギーが起こることがあるんですって。
詳しく調べてみました。
シアバターとは
まずは、シアバターについておさらい!
アフリカ原産のシアの木の種子から取れる脂肪分を、シアバターと呼んでいます。
原産地の地域では、燃料の他、火傷などの薬として使用したり、強い紫外線から守るために赤ちゃんの肌に塗ったりして使うそうですよ。
シアバターの特徴は、常温では固形ですが、肌につけると体温で徐々に溶けて馴染んでいくその付け心地ですよね。
シアバターの成分は?
シアバターの成分についてみていきましょう。
シアバターは、不飽和脂肪酸のオレイン酸が主成分の一つ。
オレイン酸は、人間の皮脂にも含まれる成分ですので、肌になじみやすく保湿効果を期待できます。
また別の主成分に、飽和脂肪酸のステアリン酸があります。
ステアリン酸には、抗酸化作用や保湿効果があります。
オレイン酸・ステアリン酸ともに、食品にも含まれる成分ですので、口に入っても安心できるんですね。
シアバターには種類がある!?
さてそんなシアバター、種類があるんですって。
どんな種類かというと、精製されたものと未精製のもの!
関連記事⇒ シアバターには未精製と精製がある!効果は同じ?どう違う?
精製されたシアバターは、不純物が取り除かれ、長期保存できるようになっています。
ただし、効能のある有効成分も減ってしまっているそう。
未精製のシアバターは、ココナッツに似た少しクセのある香りがするようです。
精製されたものに比べて保湿効果が高いなどと言われていますが、傷みやすく、また、不純物も多いため肌に刺激が強く、アレルギー反応を起こす可能性も高いんですって。
手作りコスメに挑戦される方は注意してくださいね。
さて、本題のアレルギーについて出てきたところで、シアバターのアレルギーについて見ていきましょう。
シアバターによるアレルギーとは?
シアバターは、基本的には肌に優しい保湿成分だということが出来ます。
ですが、残念ながら植物から採れるものですし、体質に合わずアレルギー症状が出る方もいるそうです。
シアバターによるアレルギー反応は、かゆみやかぶれ、赤みといったものが挙げられます。
シアバターを含むスキンケア剤を使った後に様子がおかしいなと感じた場合は、洗い流して使用を止めるようにしましょう。
市販のシアバター配合のスキンケア剤の場合は、配合されている他の成分に肌が反応している可能性もあるので注意が必要です。
未精製のものは痒くなるけど、精製したものは大丈夫、という方もいるようですし、逆の方もいるようです。
もちろん、どちらもダメという方もいるので、最初に使うときは気をつけてくださいね。
シアバターに限らずどのスキンケア剤でも言えることですが、使用前にパッチテストをしたり、少しずつ使ってアレルギー反応がないことを確認してから本格的に使用するようにしたいですね。
シアバターでリップクリームを作る動画です!
↓ ↓
アレルギーじゃない方は、ぜひ試してみてくださいね。
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