シアバターってご存知ですか?
よく市販のハンドクリームやリップクリームに入っていますよね。
シアバターについてよく知らなくても、シアバター入りと書いてあると、しっとりするイメージがあります。
そんなシアバターは、化粧品を手作りする場合の材料にもよく載っているのですが、未精製と精製のものがあるそうなんです。
それってどう違うんでしょうか。
精製されたシアバターと未精製のもので効果は同じなんでしょうか?
目次
シアバターとは?
まずはシアバターについて。
シアバターとは、シアの木に出来る実の種から採れる天然の食物油脂のことです。
アフリカのガーナの北部で、1000年以上も前から乾燥したお肌のお手入れのために、保湿クリームとして使われてきたのです。
また、それ以外にも、食用・赤ちゃんの肌の手入れ・怪我や火傷をしたときの薬としても使用されていたそうです。
シアバターは、肌へよく馴染むオレイン酸やステアリン酸が主成分。
これらは、肌の保湿や保護、再生に役立つとされているんですって。
シアバター、未精製品と精製品の違いは?
そんなシアバターですが、未精製と精製ではどのような違いがあるのでしょうか。
私はシアバターに限らず、何となく精製していないモノの方が「天然」で良いのかな?というイメージなんですけど・・。
保存に優れた精製シアバター
精製されたシアバターは、不純物などを取り除いているんですけど、そうすることでより長い期間の保存が可能になるそうです。
保存が長くできるようになることで、長期間品質が変わらず使えて、お肌に触れるものでもあるし安心ですよね。
また、未精製のシアバターだと肌に敏感な人にとっては少し不安がありますが、精製品なら不純物が取り除かれていて、お肌への刺激も少ないと言われています。
保湿効果はこちらが上?未精製シアバター
お肌に刺激が少なくって、長期保存できるなら精製されたのも悪くないじゃん、って思いますよね。
しかし、栄養成分も精製の過程で減ってしまい、やはり保湿効果などでは未精製のシアバターに軍配があがりそう。
未精製の方が残っている栄養分が多く、その効果は5倍高いとも言われています。
さらに、未精製のシアバターの方が、肌になじみやすいとも言われています。
肌に馴染む融点が、未精製のものと比べ精製のものは2~3度高く、未精製の方が浸透性があります。
未精製と精製の違いは香りにも
そしてもう一つ、未精製と精製のシアバターの違いは香りです。
精製が無香なのに対して、未精製のものは独特の香りをしています。
シアバターの採れるシアの木の実の香りか、未精製のシアバターはナッツの様な青臭さが残ったような甘く香ばしい香りをしているそう。
もちろん、好みで全くこの香りが気にならないという人もいます。
でも、特にリップクリームとして使用したら、常に鼻から香りが入って来てしまうため、未精製のものはあまり好まないという人も多いようです。
精製・未精製、どっちを選ぶのが正解?
ちなみに、シアバター入りで日本でも大人気のロクシタンのハンドクリームですが、精製されたシアバターが使用されているんだそうですよ。
私も愛用しているのですが、お肌がしっとりするような効果は感じるので、未精製のものだともっと効果が高いということでしょうかね。
ロクシタンの公式サイトはこちらからどうぞ
どちらがいいかは、それぞれ好みもありますし、お肌に合う合わないがあるので、一度使ってみて自分に合う方を選んだほうが良いですね!
未精製のものとそうでないものがあるって知っただけでも、何となく安心なのは私だけでしょうか・・?
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