寒い季節になると悩む人も多い寒暖差アレルギー。
最近知られてきたアレルギーでもありますが、ご存知ですか?
簡単に言うと、寒暖差によって鼻水が出たりするのが寒暖差アレルギーです。
治すにはどうすれば良いのでしょうか?
そもそも「アレルギー」と名前のつくものだし、治療して治るものなんでしょうか?
対処法や改善方法を調べてみました。
寒暖差アレルギーの原因
寒い冬に外に出ると鼻水がタラーリ…という経験をしたことのある方は多いはず。
風邪じゃないのに何故鼻水が?と思われるかもしれません。
実は、これが寒暖差アレルギーなのです。
寒暖差アレルギーは医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれています。
アレルギーと言われていますが、花粉症の様に特定のアレルゲンはありません。
気温差が鼻に刺激となって、粘膜の血管を広げむくむことにより、アレルギーのような症状を引き起こすのが、寒暖差アレルギーなんですって。
寒暖の差が7℃以上になると、起こりやすいとも言われています。
また、自律神経が不調だと、寒さに刺激をうけたときに副交感神経が活発になって鼻の粘膜へ影響し、症状が出やすくなるのだそうです。
寒暖差アレルギーの治療方法は?
寒暖差アレルギーを一発で治す薬は残念ながら無いとのこと。
症状を抑えるだけの、対症療法になってしまうようですね。
耳鼻科に行くと鼻炎の症状には抗ヒスタミン剤や、点鼻薬の副腎皮質ホルモンなどが処方されるそうですよ。
また、自律神経の不調には、それを整える治療がなされるようです。
対処法は?自力で改善出来ないの?
寒暖差アレルギーを完全に治療するような特効薬はないという事は、ずっと寒暖差アレルギーの症状を抑えるだけのお薬を飲み続けるしかないのでしょうか?
調べたところ、セルフケアで寒暖差アレルギーをやわらげる方法がありましたよ。
まずは、栄養バランスに気を付けて、夜型から朝型生活に変えるなど、生活リズムを整えることです。
こうすることで、自律神経の調子が整いやすくなり、寒暖差アレルギーの症状が改善しやすくなってきます。
朝はついバタバタしてしまいますが、余裕を持って起きて朝の内に用事を済ますと、一日が長く感じます。
朝型生活は、鼻の不調以外の頭痛などの不定愁訴がある方の症状の改善にも良いと言われているんですよ。
また、もし喫煙されている方がいらっしゃれば、禁煙も検討してみてください。
鼻への刺激が少なくなるので、効果的だと言われています。
体温調節機能を高めて寒暖差アレルギー対策
また、気温差に身体が対応できず起こる寒暖差アレルギーは、筋力の少ない女性の方がなりやすいそうです。
筋力って一見関係ないように思いますよね。
でも、体内で筋肉は熱を発生させる働きがあります。
つまり、私たちの体の体温調節に筋肉は重要な役割を担っているんですよ。
筋肉が少ないと体温調節が上手くできず、僅かな気温差でも鼻の粘膜が反応してしまい、寒暖差アレルギーの症状が出やすくなってしまうと考えられるんです。
このことから、筋力を増加させることで、寒暖差アレルギーの症状も改善することができると考えられますね。
また、筋力が少ないと低体温になり、免疫力も低下すると言われていますからね。
運動不足になっている方は、意識して運動してみてくださいね。
まとめ
・寒暖差アレルギーは、特定のアレルゲンが原因で起こるものではない
・温度差によって鼻が刺激され、粘膜の血管が拡張することで起こる
・自律神経が不調だと症状が出やすくなる
・治療は症状を抑えるだけとなり、薬が使用されるのが一般的
・自分で症状を改善する方法は、2つ
・1.生活習慣を整えて自律神経の機能を高める
・2.運動して筋力UP
P.S.
もし、寒暖差アレルギーで辛い時は、鼻うがいをするのも一時的な症状改善には良いそうですよ。
意外と痛くないし、風邪予防にもなるのでこの時期はお勧めです!
鼻うがい(鼻洗浄)の方法を、かなりしっかりと説明してくれている動画貼っておきますね。
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