秋の果物といえば、なんと言っても柿!
「柿が赤くなると、医者が青くなる」と、昔のことわざにあります。
(トマトも言いますよね~)
きっと、体に良いに違いない!という事で、柿の旬から効能まで調べてみましたよ。
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柿の旬っていつなの?
まずは、柿の旬ですが、秋の果物ってイメージですよね!
柿は、甘柿と渋柿の2種類に大きく分かれているんですが、品種的には1000種類を越える種類があります。
旬は、品種によって若干のズレがありますが、早いものだと8月の終りくらいから。遅いもので12月いっぱいのものまであります。
一番、品種も流通も多い時期は、10~11月頃ですね。
ちょうど私達が、「柿は秋の果物」と思っているのとぴったり重なるこの時期が、柿の旬の時期です。
という事で、柿の旬の時期は10~11月でした!
では次に、柿に含まれる栄養やその効能について見てみましょう。
柿の栄養とその効能
・柿に含まれる渋み成分「シブオール」
柿には、甘柿と渋柿とがあるとチラッと書きましたが、この違いってご存知ですか?
簡単に言うと甘柿は、そのまま食べても渋くないもの。
渋柿は、そのまま食べるには渋いものですよね。
実は、渋い成分=シブオール(タンニン)は、甘柿と渋柿どちらにも同じくらい含まれているんです。
甘柿の場合は、この渋み成分が水に溶けない状態になっています。
なので、渋みを感じないんですね~。
この渋い成分であるシブオールは、タンニンと呼ばれるポリフェノールの仲間。タンニンは、お茶やワインに含まれていることでも有名ですよね。
実は、タンニンはほとんどの植物に含まれている物質なんですが、柿の含有量は、抜群です。
この成分は、昔から脳出血や脳梗塞の後遺症の特効薬として知られています。
また、タンニンには粘膜からの分泌を抑える働きがあるので、整腸作用があり、下痢止めにも効果があります。
・ビタミン
果物といえば、ビタミン!と勝手に思っている奈月ですが、柿にもビタミンはたくさん。特にビタミンCに関しては、1個でほぼ1日分のビタミンCを摂取できる量が含まれているんですって。
これによって、免疫力を高め、疲労回復・風邪の予防などにも効果がありますね。
また、ビタミンといえば美肌!!
女性にうれしい効能たっぷりなんですv
ビタミンCもタンニンも血中のアルコール分を排出する働きがあるため、二日酔い対策にも効果があるといわれています
・カリウム
カリウムは、利尿作用で体内から水とナトリウムを排泄します。
このカリウムも柿には豊富に含まれており、高血圧に効果があるといわれています。
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柿の栄養は、秋の肌荒れ・風邪予防などに効果たっぷりで、是非摂りたい果物ですねっ。
最後に、実だけじゃない柿の効能を紹介。
実だけじゃもったいない?!柿のヘタ・葉にも効能たっぷり
中国では、根から実、実の皮・ヘタ・葉、そして干し柿につく白い粉にいたるまで、薬用に利用するそうです。
・柿のヘタ
柿のヘタは、柿蔕(してい)といい漢方薬の材料にもなっています。
しゃっくりや嘔吐・咳止め、夜尿症などの妙薬として用いられるそうです。
・柿の葉
体内でビタミンCに変化するプロビタミンCが豊富に含まれています。
プロビタミンCは熱に強いため、壊れにくくお茶にしてもOKな為、薬局などでも柿の葉茶として販売されており、気軽に摂取できるのが良いです。
☆関連記事⇒ 柿の葉茶の効果・効能!含まれるすごいビタミンCとは?
やはり、美肌・風邪予防に良いとされています。
もちろん、タンニン・カリウムも豊富なので、高血圧や整腸作用も期待できます。
ただ、過剰に摂取すると便秘になる可能性があるのでほどほどに・・。
まとめ
旬のものは旬の時期に!が、やはり一番美味しく、効能も理に適ったものが多いんですね~。
乾燥と気候の変化でお肌が荒れる、風邪を引きやすい、血圧が上がる・・こういった症状にまさにぴったりの柿!
秋には柿を食べて、ぜひお医者さんを青くしちゃいましょう。
☆柿の食べ過ぎについて詳しく書いた記事もチェックしてみてね。
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