この間、友達と美味しい中国茶を飲めるお店に行きました。
デザートに、棗(ナツメ)の甘露煮のようなものを頂きましたけど、すごく美味しかったです!
そういえば、なつめって中国料理などでは見ますが、自分では買ったことも料理に使ったこともないです。
栄養やその効能はどんなものがあるんでしょうか。
また、生のまま食べれるものなのでしょうか?気になったので調べてみました。
ナツメの栄養とその効能
ナツメと言えば、実は私、赤くて乾燥したものしか見たことないので、生の状態が思い浮かばないのですが・・。
もともとの生のナツメは3~4cm程度の果実で、リンゴのようなサクサクした食感のものなんですって。
中国では、漢方で最も重視されている果実とも言われています。
古代中国では『李(スモモ)、杏(アンズ)、棗、桃、栗』と、五臓を養う働きのある五つの果物の中の1つとされていたそうですよ。
ナツメを乾燥させたものは大棗(タイソウ) と呼ばれ、漢方の生薬として利用されます。
冷え・むくみ・貧血・便秘や下痢・婦人病などに効果があるといわれています。
乾燥ナツメ=大棗
棗の栄養成分は、貧血防止に効果があり、妊婦が摂る必要があると言われている葉酸。
血圧を下げてくれるカリウム、骨や歯を作るのに役立つリン、骨や歯を強くするカルシウム。
そして、腸を整える食物繊維、貧血を防止する鉄などが含まれています。
特に、ナツメに含まれる鉄の量は、他の果物と比べても特に多いようです。
葉酸と併せて、貧血防止に効果が高いことが分かりますね。
さらに、食物繊維も豊富で腸を整え、便秘や下痢にも効果があるので、女性にオススメの食材と言えそうです!
棗(ナツメ)は生でも食べられる
ナツメは、生のままかじっても美味しいんですって。
リンゴのように、皮ごと食べることができます。
甘みはそこまで強くないので、逆にいくつでも食べられる、癖になりそうな美味しさなんだそうですよ~。
生のナツメ・・食べてみたいものです。
棗(ナツメ)の食べ方バリエーション
干しナツメは、生で食べるよりも甘みが強くなり、栄養も増えます。
杏仁豆腐などの上に乗せたり、韓国料理のサムゲタンなどに使用するのがいいですね。
写真の右の方の赤い実が干しナツメですね。
もちろん、干しナツメはそのままおやつに食べても美味しいんですよっ。
干しナツメを煮出すとお茶になるのですが、こちらも健康にいいとされています。
インターネットでもこんな感じに、簡単に『なつめ茶』が楽しめる形で販売されていますよ。
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そのままだと飲みにくい場合は、生姜とハチミツを入れるといいです。
冷えの解消や精神安定の効果が期待できるそうで、人気なんですって。
また、杏や梅のような果実酒を作ったり、砂糖と水で煮て、コンポートやジャムを作ることも可能です。
けっこうバリエーション豊かで、ナツメって摂りやすそうですねっ。
◎ナツメの保存方法◎
・生の場合は、乾燥しないようにジップロックなどに入れて、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。なるべく早く食べ切ります。
・すぐに食べることができないものは、乾燥させてドライフルーツにするともっと長く保存できます。
・干しナツメを作る場合は、
1、ナツメをざるなどに広げて、4~5日ほど天日の下に置く
2、全体に赤茶色になり、表面が皺だらけになったら、今度はそれを15分ほど蒸す
3、蒸し終わったら、またざるにあげて数日間天日干しし、しっかり乾燥させる
という3ステップで作ることができますよ。
干せば、栄養もUPするので、健康にも保存にもオススメの方法ですね!
ぜひお試しください。
P.S.
そういえば、ナツメ、ナツメグ、ナツメヤシ・・と3つ同じような名前のものがあるけど、一緒なのかな?って調べてみたらどれも違うものでしたよ~。
ナツメとナツメヤシは、乾燥させたものを並べると、ホントよく似てるんですよね。
少し前に流行った、「デーツ」って呼ばれる方が「ナツメヤシ」なんですって。ナツメよりネットリとした甘さが特徴なんだとか。
食べ比べてみるのも良いかも♪
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P.P.S
あ、そうそう。
杏仁豆腐の上によく乗っているのと、ナツメはよく間違えられるらしいんですけど、あれはクコの実という実なんですって。
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旬のフルーツには、健康に良い栄養や効能がたっぷりです。
色々な果物の栄養や、効能を調べて記事にしています、是非御覧くださいね。
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