この前テレビを見ていたら、南米ではタピオカを揚げたものを食べるって言っていました。
日本ではデザート感覚ですが、外国だと食事って感じなんですかね~。
私もデザートのタピオカは、あのぷるんとした食感がたまらなく好きですけど。
そもそも、タピオカの原料って何なんでしょうか?栄養はあるのでしょうか?
タピオカの原料は?
タピオカの原料は、南米を原産とするキャッサバと言う名前のイモのデンプンで、日本で言うと、じゃがいものデンプンで出来た、片栗粉のようなものになります。
キャッサバ芋は世界中の亜熱帯地域で、主食としてよく食べられてるお芋ってイメージありますよね。
タピオカの作り方は、粉にしたキャッサバのデンプンに水分を加え、火にかけて糊の状態になったものを機械に入れて回転させるんです。
すると、それが丸く固まり、パールのように綺麗な形になります。
これを乾燥させたものを、煮て戻したものが私達の良く知るタピオカです。
水で戻す前の状態の粒状のタピオカは、タピオカパールと言います。
ちなみに、普通のタピオカは白色ですが、たまに黒など色がついたものがありますよね。
これは着色料などで色をつけたもので、味や栄養に変わりはないんですって。
うーん。
原材料は、イモのでんぷんだったんですね。
あのもちもち食感の原因がちょっと分かるような気がしますよね。
タピオカって栄養あるの?
タピオカの原料はデンプンなので、栄養成分は殆どが炭水化物で、脂質やたんぱく質は含まれていません。
他には、食物繊維、鉄、カルシウムといったものが微量含まれています。
食物繊維のお蔭で、身体のデトックスや美肌効果が期待できると言われています。
それで、昔はヘルシーなデザートのイメージで人気になったんですよねっ。
便秘をしている人などは、お通じがよくなる可能性はありますが、ダイエットに期待が出来るかと言うと、タピオカのほとんどが糖質がなので、少し疑問です。
加えて、タピオカだけを少し食べるならいいのですが、タピオカは大体デザートとして食べることが多く、砂糖やシロップが沢山使われていたり、甘いミルクティーに入っていたりします。
そうなるとカロリーが高くなってしまいます。
タピオカは、元がイモで、炭水化物がほとんどなので、主食に近いんですね。
なので、タピオカパールのカロリーは、100gあたり約350kcalあります。
ご飯は100gあたり約170kcalなので、比べてみるとかなり高い事が分かりますね。
関連記事⇒ タピオカのカロリーは高い?ダイエット向きの食材なの?
また、あまり食べ過ぎると身体を冷やしてしまい、お腹が痛くなることもあります。
食べ過ぎには注意しましょう。
腹持ちが良いタピオカ、デザートよりは主食
さて、そんなタピオカのデンプンには、難消化性再結晶アミロースというものが含まれているのですが、これには血糖値が急に上がるのを防いでくれる効果があります。
タピオカ自体はカロリーも高いのですが、沢山のデンプンのお蔭で腹持ちが良くなり、間食をあまりしなくなるという声も結構あるようです。
タピオカを食べたい時は、砂糖などをあまり使わない状態で、白ご飯など他の炭水化物を控えると良さそうですね。
それこそ、主食の代替品として食べるには、悪くない食品ですね。
最近、グルテンフリーと言って、小麦粉を制限する人も増えているようです。
タピオカ粉は、小麦粉の代わりとして使用する事ができて、今注目の食材なんですよ。
ベトナムには、タピオカ粉で作られる麺もあるそうなので、外国ではやはり主食として食べることも多いタピオカ。
日本でも、デザートじゃなく、主食として流行する日が来るかも?
これならお腹も膨れそう、タピオカクレープのレシピ動画です。
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☆タピオカで腹痛になる人は注意して。
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食べ物で健康になろう!と言うことで、野菜や果物など色々な食材についての健康情報・豆知識が知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
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