料理がピリリと引き締まる柚子胡椒。
鍋の季節には手放せない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
調味料なのであまり気にしていなかったけど、ゆず胡椒って栄養あるのでしょうか?
実は体に良いのだとか聞きますけど、どんな栄養・効能があるの?
柚子胡椒にコショウは入っていない
柚子胡椒は、もともと九州地方発祥の薬味なのだそうです。
実は、柚子胡椒に胡椒は入っておらず、柚子と青唐辛子と塩で出来た調味料なんですよ。
意外と思われる方も多いかもしれませんね。
九州では青唐辛子のことを「胡椒」と呼ぶのだそうです。
私も知らなかったですよっ。
関連記事⇒ 柚子胡椒って塩分が高い?実は胡椒は入っていないって本当?
柚子胡椒の栄養と効能
柚子胡椒は、大さじ一杯で約18g、24kcalです。
栄養素としては、炭水化物が多く、100gあたり4.4g。
また、ビタミンE、ナトリウムなども多く含まれています。
ビタミンEは、抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防やアンチエイジングに効果的だと言われています。
血行を良くするはたらきから、冷え性や肩こりなどの改善も期待できますね。
さらに、ゆずの香りにはリラックス効果が期待できるほか、唐辛子のカプサイシンと相まって、食欲を増進させる効果があります。
ゆず胡椒には柚子の皮が入っている
ゆず胡椒には、柚子の皮も使われています。
この皮も実は、体に良いと言われているんですよ。
ゆずの皮が入っているおかげで、柚子の皮に含まれる栄養も摂れるんですよね。
疲労回復や美肌効果のあるビタミンCも多く含まれていますし、喉などの粘膜を強くしてくれるβカロテンは、風邪予防にも効果が期待できます。
柑橘系の果物の果皮に多いリモネンも含まれますが、リモネンは新陳代謝を促進し、コレステロールを減らす効果もある、と言われているんですよ。
たくさん食べるものではないので効果はそんなに期待せずに見ていますが、意外な栄養や効能があるんですね。
ヘルシーな食材をピリッと引き立てる柚子胡椒は、ダイエットの時の調味料にもとても向いているのではないでしょうか。
ゆず胡椒の摂り過ぎには注意
柚子胡椒は、量が少なくてもしっかりと香りと刺激に存在感があるので、こんにゃくや白菜など味が淡白な食材につけると、その食材の味を引き立ててくれるのも有り難いですね。
調味料としても優秀で、特に青み魚の臭みを消してくれるので、調理するときの下ごしらえに活躍してくれますよ。
柚子胡椒は、ちょっと何かに付けて食べるようものなので、たくさん食べることはないかとは思いますが、食べ過ぎには注意が必要。
唐辛子のカプサイシンや塩分は、前述の通り嬉しい効果もありますが、摂り過ぎには注意したい成分でもあります。
特に、塩分は高血圧などの病気の原因にもなりますし、ただでさえ日本人は多く取りすぎているとも言われています。
そして、カプサイシンは刺激が強いので、摂りすぎると胃を荒らしてしまいます。
私は、最近になって柚子胡椒の美味しさにハマったんですけど、買った柚子胡椒が思うほどには減らないんですよね~
手作りすれば愛着が沸いて、使いきれるかもしれませんね・・。
柚子胡椒の作り方の分かりやすい動画貼っておきます。
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