美容と健康に良いと言われるかぼちゃの種。
でも、一日にどのくらい食べれば良いんでしょうか?
食べ過ぎるとどうなるんでしょうか?
含まれている栄養や期待できる効能を確認しながら、一日何粒まで食べても良いか調査しました。
かぼちゃの種の栄養とその効能
かぼちゃの種には、
・美肌に嬉しい、代謝の向上を働きかけるビタミンB1・B2とナイアシン
・アンチエイジングに効果的な、抗酸化作用のあるビタミンE
など、女性に嬉しい栄養がたくさん。
また、頻尿などの改善効果が期待できるリグナンはサプリメントにもなっており、これを目的にかぼちゃの種を食べている方も多いのではないでしょうか。
不飽和脂肪酸であるオレイン酸、体内では作られない必須脂肪酸であるリノール酸も豊富に含まれます。
これらは悪玉コレステロール(LDL) を下げる効果が期待でき、動脈硬化など生活習慣病の予防に効果的とされています。
難点は、脂質が多くカロリーが高い
栄養は豊富なのですが、かぼちゃの種はカロリーが高く、可食部100g辺り574kcalもあります。
一粒を約0.5gとすると、2.87kcalとなります。
脂質も多く100g辺り52g。
一粒換算だと0.26gですので、かなり多いですよね。
実は、100gあたりの脂質はフォアグラとほぼ同等なんですって。
脂質の摂取目安量は、「一日に必要なカロリーの20~30%」と言われており、30~40代の女性だと44~66g/日が目安となります。
食事からも脂質を摂っていることを考えると、かぼちゃの種を間食として食べるには、量を気を付けなければいけませんね。
食べ過ぎは、リノール酸・オレイン酸の摂り過ぎ注意
リノール酸とオレイン酸は、植物の種子に多く含まれます。
ですので、実は料理でよく使う植物油にも多く含まれているのです。
ちなみに、リノール酸は必須摂取量は2g以下だそうですが、日本人のリノール酸摂取量は平均して13~15g/日という調査結果もあるそうです。
つまり、普通に食事をしていれば十分に摂れているんですね。
むしろ、リノール酸やオレイン酸は、摂取し過ぎるとアレルギー症状が悪化したり、大腸がんになる可能性が高くなる、と言われていますので、注意しましょう。
前項の、カロリー&脂質の摂り過ぎも考慮に入れて、かぼちゃの種はどのくらいが適量なのか見ていきましょう。
1日の目安量は何粒?
注意点を重点的に挙げましたが、炒ったかぼちゃの種は香ばしくて美味しいですよね。
腹持ちも良いので、おやつ感覚で食べる方も多いと思います。
ただ、先に書きました通り脂質も多いので、摂り過ぎは禁物。
1日10~15粒程度を目安に食べると良いと言われているんですよ。
食べ過ぎに注意して、健康的な生活に役立てていきたいものですね。
たまにはいつもと違うオシャレな食べ方は如何ですか?
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