普段スーパーで買っているかぼちゃ。
実は実だけでなく、その種も食べられるってご存知でしたか?
しかも、栄養もたっぷりなんですって。
私、今までかぼちゃの種って捨てていましたよ~。(^_^;)
栄養豊富なカボチャの種について、効能や一日の摂取量について詳しく調べてみました。
かぼちゃの種=パンプキンシードは漢方薬?
緑色の「パンプキンシード」は、お菓子によく使われていますよね。
アレって、普段食べているかぼちゃの種なのか気になりません?
パンプキンシードは、かぼちゃの種類に違いはありますが、同じかぼちゃの種。
普段食べているかぼちゃの種も、実は食べられるんですって。
漢方では、「南瓜仁(なんかにん)」として昔から使われているそうですよ。
かぼちゃの種は栄養が豊富
そもそも植物の種子は生命の源ですから、栄養が豊富なのは当然。
中でも特に、かぼちゃの種はリノール酸、オレイン酸など必須脂肪酸が豊富に含まれており、鉄分や亜鉛は、くるみの2倍以上含まれているんですって。
リノール酸は体内で合成されない多価不飽和脂肪酸のひとつ。
オレイン酸と共に血中の悪玉コレステロールを低下させる働きがあります。
ただし、リノール酸は過剰摂取すると体内に残ってしまいます。
たくさん摂り過ぎると、アレルギー症状や大腸がんの原因になるとも言われていますので注意が必要です。
かぼちゃの種は女性の味方
かぼちゃの種には抗酸化作用のあるビタミンEも豊富に含まれています。
ビタミンEは、アンチエイジングに嬉しい栄養素ですね。
また、リグナンというポリフェノールの一種も含まれています。
リグナンは、体内でエストロゲンと似た働きをし、女性ホルモンのバランスを整える作用があります。
美肌効果のほか、更年期障害の軽減や骨粗しょう症の予防が期待できます。
更に、出産や加齢によって起こる女性の排尿障害(過敏性膀胱、頻尿など)を抑える作用も期待できるようです。
カロリーは?一日に食べられる量は?
かぼちゃの種のカロリーは、炒って味付けしたもの100gで、574kcal。
かぼちゃ1個に含まれる種は、10~15g程度なので57~86kcal。
片手に乗せられるぐらいの量だと25gで143kcal。
結構カロリー高いんですね。
また、糖質は殆ど含まれませんが、脂質は多いので、食べ過ぎには要注意です。
リノール酸の過剰摂取を避けるためにも、1日25g程度を目安に日々の食事にとり入れると良いでしょう。
塩味や油が使われると、カロリーは高くなるので注意が必要です。
かぼちゃの種の調理方法
かぼちゃの種は、炒って殻をむくことで食べられるようになります。
お菓子に使われているパンプキンシードは、殻が剥かれた状態ですね。
自宅で作るのは、殻を剥くのが大変そう・・・と尻込みしてしまうかもしれません。
店頭でナッツの一種として売られているパンプキンシードもうまく使いたいですね。
かぼちゃの種の調理方法の動画がありました↓↓
あ、、あのままでも食べれるんですね。これなら簡単で良いですね。
そうそう、最近だとかぼちゃの皮から種まで生で食べられる「鈴かぼちゃ」という品種が開発されたそうです。
これだと面倒くさくなく、かぼちゃの実と種の栄養を取ることが出来そうです。
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