こんにちは、中国ドラマ「陳情令」が大好きなシルコです。
全50話を10周以上視聴していますが、まだ飽きが来ません♪
今回は、第9話「惑わしの霧」のあらすじを書いていきます。
前回、一難去ってまた一難の緊迫感のある状況でラストだったんですよね。
前回・第8話のあらすじはこちら⇒陳情令第8話のあらすじネタバレと要点、感想や疑問点など
【陳情令公式】第9話のあらすじ
まずは公式サイトのあらすじです。
大梵山にある舞天女の祠に閉じ込められた魏無羨と藍忘機たち。襲い掛かる村人たちを操っていたのは温晁だった。
陳情令公式サイト(https://mdzs.jp/drama/)より引用
江澄と温情も合流し、魏無羨と藍忘機は幻音の霧の中、温晁の梟を始末し、村人たちも正気に戻る。
実は舞天女の像に埋まっていた陰鉄が温若寒に奪われたため、像が村人たちの霊識を吸収していたのだ。
温情と別れた魏無羨たちは櫟陽へと向かうが、櫟陽では地元の仙家である常氏一族が突然 姿を消すという事件が起きており…。
※ここからネタバレを含む記事になりますのでご注意ください。
【ネタバレあり】第9話を視聴してまとめたあらすじ
扉が破られ村人の傀儡が押し寄せるのを、何とか術で食い止める。
剣で傀儡を切ろうとした魏嬰を藍湛が止める。
まだ村人は生きている、と藍湛は言う。
怯えて騒ぐ聶懐桑に藍湛は禁言術をかけ、突撃しようとしたところに笛の音が響き、傀儡たちは祠から離れていく。
笛を吹いたのは温情で、火の術を使って傀儡たちを足止めしたが、それを温晁の梟に見られてしまう。
傀儡が去って、祠を出ようとした3人に背後から声がかかる
聶懐桑は声に怯えるが、その声の主は魏嬰を追いかけて来た江澄だった。
書置きだけを残して去った魏嬰と巻き込んだ藍湛を責める江澄。
魏嬰は、自分が藍湛に勝手に付いてきたからと藍湛をかばう。
笛の音が止まっている事に気づき、温情の危機かと駆けつける4人。
温情が梟と対峙しているのを見て一緒に逃げようと言うが、温情は行けないと断る。
だが、全員が助かるには協力しないといけないと魏嬰が温情を説得すると、温情は村人を元に戻す方法を教えた。
それは、陰鉄の封印された梟を殺す事だった。
江澄、聶懐桑、温情の3人を金糸障という柵のような術で守ると、魏嬰と藍湛は梟を追って林の中へと足を踏み入れる。
林には急速に霧が立ち込め、近くにいないとお互いの姿も見えないほど。
梟が作り出した幻音の霧だと藍湛が言い、魏嬰は霧を晴らす流光呪という術を使おうとしたが、霧に心を惑わされて術を繰り出せない。
敵の位置などが把握できないまま、霧の向こうから鉄の鎖が襲い掛かり、後手に回る二人。
藍湛が五識を閉じるように魏嬰に言い、その通りにすると霧に惑わされず鉄の鎖を正確に撃ち落とすことができたが、防戦一方の魏嬰と藍湛。
ついに魏嬰が鉄の鎖に捕まってしまうが、咄嗟に意識を失ったふりをすると、梟がそこに急降下してくる。
そのチャンスを逃さずに、魏嬰が梟を捕まえ、藍湛が鉄の鎖を切って助けてくれた。
梟は倒したが操っている温晁は見つけられず、二人はひとまず江澄たちの元へと戻る。
その後ろ姿を、隠れていた温晁が睨みつけ梟を消すとその場を立ち去る。
魏嬰と藍湛が戻ると、村人たちは元に戻っていた。
しかし、江澄たちの姿がない。
江澄たちは墓地にいた。
そこは温氏の墓で、操られていた村人の一部は温情の知り合いで温情を主筋と仰ぐ者たちだった。
温情はここをすぐ離れ、岐山にも近づかないようにと皆に言い聞かせる。
魏嬰と藍湛が合流し、温情にこの場所と舞天女の祠について尋ねると、ここは温家の墓で舞天女の祠も温家の祠だと答えた。
岐山温氏から離れて、大梵山に居を構えた医術を専門とする大梵山温氏の娘だった温情はかつて起こった悲劇を語る。
温情が子供の頃、舞天女が暴れる事件が起きた。
温情や温寧を助けようとした父は死に、温寧は霊識の一部を舞天女に吸われたという。
その後、姉弟は仙督に引き取られ岐山に行ったというが、舞天女が突然暴れた理由は分かっていないのだと。
一方その頃、温晁が温情の裏切りのせいで魏嬰たちを取り逃がしたと温若寒に報告していた。
温情の一族を傀儡にしたせいだと逆に責められる温晁は、「二度と仕損じるな」と命じられた。
大梵山を越える道を歩く5人。
お腹が減ったと言って、道端を歩いていた鶏を捕まえようとする魏嬰、江澄、聶懐桑。
江澄が気づくと魏嬰は鶏の近くにはおらず、藍湛と共に温情を問い詰めていた。
今回、村におびき寄せられ祠に案内された事も、藍湛だけが舞天女に襲われたのも陰鉄のせいだと話す魏嬰。
そして過去に起こった舞天女の事件は、舞天女に埋め込まれていた陰鉄を誰かが取り出したせいで起こった。
その誰かは、温若寒だと温情に言った。
魏嬰の後を引き継いで、藍湛も残りの陰鉄を温若寒が奪えば更なる犠牲が出るから最後の欠片のありかを教えて欲しいと告げた。
しかし、温情は温若寒には育てられた恩があり手を貸せないと言い立ち去る。
江澄も温情の後を追い、不夜天に戻ると大梵山での事で咎められるのでは?と引き留めたが、弟のこと・医術の力を仙督に必要とされていることを理由に温情は立ち去ってしまう。
温情と別れた一行は、檪陽にたどり着いた。
すぐに檪陽の仙門世家に行こうとする藍湛を魏嬰が止める。
急に訪ねても何も聞き出せないから、まずは街で情報を集めるためだと酒楼を指す魏嬰。
そこへ、落ち合うはずの孟揺が来ているかを確認しに行っていた聶懐桑も戻ってきて、4人で酒楼に入る。
酒を注文し、給仕に奇妙な事が起きていないかと魏嬰が尋ね、藍湛が東南には何があるか?と聞くと、給仕は街の東南に屋敷のある仙門・檪陽常氏に起こった怪について話した。
十数人は住んでいたはずなのに、突然全員が姿を消したという常氏。
しかし、夜になると屋敷から扉を叩く音や叫び声が聞こえるという。
話を聞いた後、急に藍湛の懐の中にある陰鉄が反応を示した。
精神を集中させろ、と言う魏嬰の声に応じられない藍湛には常氏で起こったと思われる惨劇の幻影が見えていた。
ここで孟揺を待つという聶懐桑をその場に残して、常氏の屋敷へ向かう魏嬰・藍湛・江澄の3人。
屋敷前でも藍湛の陰鉄が反応を示し、他の陰鉄の欠片の名残を感じる。
近づくと、扉を叩く音がし始め、扉を開けるとそこには常氏の者たちとみられる無残な死体が…。
3人が中に入って調べると、死体には死ぬ前に傀儡にされた痕跡があった。
第9話の要点と感想、疑問点などまとめ
第9話のあらすじは以上の通りです。
ここからは今回の要点や分かったこと、感想などを書いていきます。
まずは、第9話で分かったことなどの要点をチェック。
第九話の要点・分かった事
- 大梵山に現れた村人の傀儡は、操られているが死んでいない
- 温情が笛の音で傀儡をおびき寄せ、助けてくれた
- 陰鉄の力が封印されている梟を殺すと、傀儡は元に戻った
- 大梵山は温情の故郷で、大梵山温氏が暮らしていた
- 大梵山温氏は、岐山温氏の傍系で医術を専門とする家系
- 20年前に舞天女が暴れ出し、温情の父が死に温寧も霊識の一部を失った
- 舞天女の事件は、埋め込まれていた陰鉄を温若寒が取り出したのが原因
- 温若寒のせいだとしても、温情は育てられた恩があり協力できないと去った
- 大梵山の次に着いた檪陽では、陰鉄が反応した常家で起こる怪異を調べる
- 聶懐桑以外の魏嬰・藍湛・江澄の3人で、常氏の屋敷へと向かった
- 3人は常氏の屋敷で、屋敷の者が大勢死んでいるのを発見した
大梵山温氏の過去と言い、檪陽での事件と言い、シリアスな場面の多い回でした。
危機一髪のところを助けてくれた温情。
温氏の中でも友好的な方だったので、弟・温寧と共に仲間になってくれれば嬉しいけど、そうはいきませんでしたね。
もうこれ以上、陰鉄の欠片を温若寒に集められると大変な事になりそうなので、次の陰鉄は何とかゲットしたいところですが、藍湛の持つ陰鉄が反応した檪陽も既に不穏な感じです。
そもそも、第7話で既に江氏宗主が檪陽で薛洋という男が仙門を皆殺しにしたという話をしていましたからね…。
第7話の確認はこちらのあらすじでどうぞ⇒陳情令第7話のあらすじネタバレと要点、感想や疑問点など
第九話の感想
今回は、霧の中で背中を預け合う魏嬰と藍湛も格好良かったのですが
温情・温寧姉弟の背景が分かってきた回!
そもそも、仙督に従っているのも喜んで!という感じじゃないなーとは思っていましたが。
陰鉄関連での温若寒の暴虐ぶりを、良く思っていないのが分かります。
温氏と敵対する魏嬰たちを助けてくれるのは、恩があるというのもそうですし、やっぱり根っから悪い人ではないという事でしょう。
温情・温寧の二人は「恩に報いる」という家訓をしっかり守る姉弟で、それが健気で素敵なんですがもう少し柔軟に動けたらなぁと思ってしまう。
とは言え、仙督に逆らったら大変な事になりそうなこの状況だと、他の道をなかなか選べないとは思いますが。
次回、檪陽でまた新しい出会いが?!な第10話に続く…
↓ ↓
陳情令を好きな時間に繰り返し見るなら、Amazonプライムが便利。※プライム期間は終了しました
↓ ↓
あらすじ一覧は、こちらのまとめページにございます。