海のミルクとも呼ばれる牡蠣、美味しいですよね。お鍋に入れる、カキフライに、もちろん生で食べるのも大好きです!
でも、以前に牡蠣を食べてノロウィルスになってしまったことがあります。辛いんですよね~。
そんなノロウイルス、貝を食べた時は自分で原因が分かりますが、他の感染ルートにはどんなものがあるのでしょうか?
キスでもうつるって聞いた事がありますが、ホントなんでしょうか?
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ノロウイルスについて
ノロウィルスは、11月~2月頃の冬場に流行します。ちょうど今頃が流行の真っ只中なんですね。
症状は、激しい下痢や嘔吐、腹痛、脱水症状、発熱と様々なものがあります。
感染力がとても強く、一度感染しても何度でも感染してしまうほど。
今がまさにノロウイルスのピークだということなので、しっかりと感染防止したいところですね。
そんなノロウイルスの感染経路は、3つに分けられます。
◎食品感染
ノロウイルスに汚染されている食品を食べることによって感染する経路です。
牡蠣などの二枚貝には、ノロウイルスに汚染されたものが含まれていることがあります。
そのため、十分な加熱処理を行わないと、ノロウイルスにかかってしまう可能性があります。
関連記事⇒ 牡蠣にあたる原因は?食べた後、何時間で症状が出るの?
例えば、鍋やカキフライなどだったら、高熱で調理しているため、ウイルスは死んでいますが、生ガキやレンジで調理する場合は、ウイルスが残っている可能性もあるため、食べるには十分注意が必要です。
また、ノロウイルスに感染した人が料理をすると、手から食品に汚染され、感染してしまうこともあります。
◎接触感染
ノロウイルス感染者の嘔吐物や糞便などを触ってしまうと、その手からノロウイルスに感染してしまいます。
また、感染者が触った手すりやドアノブなどからも感染することがあります。
◎空気感染
ノロウイルス感染者の嘔吐物や糞便などからノロウイルスを含んだ飛沫が放出され、口や粘膜に付着することによって感染する経路です。
感染者が戻した場合、その処理をきちんとしておかないと、乾いた後にそれが塵になり、空気中に漂って侵入することもあります。嘔吐物や下痢などの処理には十分に気をつけましょう。
ちなみに、ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間程度です。
潜伏期間中の感染率は、あまり高くありません。
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キスでうつる、は本当?
さて、感染経路を踏まえた上で、この疑問。
症状が出ている時にキスするパターンはあまりないと思うので、潜伏期間中または回復期にキスをしたら、うつるのでしょうか?
結論から言いますと、感染する可能性はありますが、低いようです。
ノロウイルスの感染経路は、先ほど書いた3つです。
ノロウイルス患者の嘔吐物や糞便を通してうつることが主であって、感染者の体を触ったからうつるというのとはちょっと違います。
ノロウイルスは、症状が治まっても1週間ほどはウイルスを排出している期間がありますが、それらはほとんどが糞便に含まれて排泄されると言われています。(嘔吐があれば吐しゃ物にも含まれます)
唾液からの感染もほぼありません。
しかし、可能性で言えばゼロではないので、心配な場合は少しの間キスは控えましょうね。
ノロウイルスを予防するには
ノロウイルスを予防するためには、とにかく手洗いとうがいが大事です。
特に、ウイルス感染者に接する場面があった場合は、排泄物の処理には十分気をつけ、消毒を徹底しましょう。
また、調理者の体調管理や調理器具の衛生管理も大切です。
調理をする人は、よく手を洗ってから調理する、生ものを調理した調理用具は消毒するなど、この時期は特に念入りに対策すると良いですね。
基本的に、体力が落ちていると、ノロウイルスだけでなく様々な感染症やウイルスに罹る可能性が高くなります。
暖かい恰好をして、規則正しい生活をする、睡眠をしっかりとるなどして免疫力をUPさせて予防しましょう。
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