大葉の香りをさらにUPする切り方や保存方法とは?

時期的に麺類などにも使えて、清涼感がUPする大葉(シソの葉)。

夏にぴったりの食材ですよね。

 

大葉は、やっぱりあの爽やかな香りが特徴ですよね。

せっかくだし、もう少し強く香って欲しい・・なんて時があります。

 

調理方法や保存方法で大葉の香りを強くする方法はあるのでしょうか、調べました。

 

大葉の香りはどんな成分なの?

まず、大葉の香りを逃がさない為にも、香り成分がどんなものなのかおさらいしておきましょう。

 

大葉の香りの成分は、ぺリルアルデヒドやリモネンと呼ばれる香気成分です。

この香り成分のほとんどが、大葉の葉の裏側にある腺鱗という細かい粒の中に格納されているんですって。

 

リモネンもぺリルアルデヒドも水に溶けにくい性質を持ち、揮発性があります。

 

ですので、大葉を水で洗っても香り成分が流れてしまうことはないですが、腺鱗を壊してしまうと揮発し、徐々に香りはなくなってしまうという事ですね。

 

 ポイントまとめ

・大葉の香り成分は、ぺリルアルデヒドやリモネン。

・香り成分の多くは、葉の裏の粒「腺鱗」に入っている。

・香り成分は、水には溶けないが揮発性が高い。

・腺鱗を壊さないようにするのが、香りを楽しむためには大切

大葉の香りを逃がさない、正しい保存方法

大葉の香り成分の特徴は掴めましたね。

では香りを存分に楽しむために、どうやって保存しておけば良いのでしょうか。

 

大葉は買ってきたそのままで冷蔵庫で保存しても、10日ほど日持ちすると言われているので、かなり保存しやすい部類に入りますよね。

 

ただ、乾燥しやすい性質があるので、瓶などに水を少量入れて、立てて保存するのが一番良いそう。

この方法だと水を定期的に変える必要があるので、ちょっと面倒・・。

 

面倒くさがりの私は、濡らして絞ったキッチンペーパーに大葉を挟み、ジップ付きの保存袋に入れて保存していますよ。

こうすると乾燥を防げて、美味しく頂けるんですよねっ。

 

 

大葉の香りを引き立たせる調理法とは

最後に、香りを引き立たせる調理法について。

 

まず、食べるときに香りを存分に楽しむには、生で食べるのがやはり一番なんですって。

刻んで食べる場合は葉の裏の腺鱗を潰してしまわないように、茎の部分を持って切るようにすると食べた時に口の中で香りが広がります。

 

なるべく葉の裏に触れないというのが調理のポイントなんですね。

ですので、包丁ではなくハサミを使用して、なるべく腺鱗を潰さずに刻む方法が推奨されているみたいですよ。

 

いちいちハサミを出すのが面倒・・という私のような面倒くさがりな人は、葉の裏面を内側にしてくるくるっと巻きこんでから切るのがおススメ。

 

また、大葉の香りは時間がたつと揮発していくので、なるべく食べる直前に調理するのが良いですね。

もしすぐに食べられない場合であれば、オイルを絡めるのが一番の対処法です。

 

というのも、大葉の香り成分は水には溶けないんですけど、脂には混じりやすい性質を持っているんです。

オイルを絡めてあげることで、香り成分がオイルに保護されて揮発を防ぐことができるんですって。

うーん、納得の対処法ですねっ。

 

大葉の香りを引き立たせる調理法まとめ

・大葉は、生で食べると香りが強く感じられる

・なるべく葉の裏側に触れずに調理すると良い

・食べる直前に調理すると良い

・食べるまでに時間がかかる場合はオイルを絡めると良い

 

大葉の香りの特徴が分かったおかげで、これからは香りをたっぷり楽しめそうですね。

ぜひ、試してみてくださいねっ。

 

青じそと赤じその栄養って違うの?気になる方はこちらの記事をご覧ください。

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しそってどんな栄養があるの?赤紫蘇と青紫蘇でどう違う?

 

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