卵かけご飯って、私たち日本人には馴染み深い食べ物ですよね。
私も卵かけご飯は大好きです。
美味しいのはもちろん、栄養豊富な卵を摂れるというのも気に入っている点の一つ。
少し具合が悪くても、卵ご飯なら食べられるかもって人もいるのでは?
ところが、卵かけご飯は実は消化に良くないといった話を耳にしました。
卵単体では消化に良いイメージがあったので、聞いたときにはちょっと驚いたんですけど・・一体どういうことなのでしょうか。
卵かけご飯は消化が悪いという理由や、改善方法について探ってみましょう。
目次
卵かけご飯が消化に悪いと言われる3つの理由とは
卵かけご飯は、本当に消化に悪いのでしょうか。
卵自体は、お粥に入れて調子の悪い時に食べたりしますし、どちらかというと消化に良いイメージを持っている人も多いと思うんですけど・・。
調べてみると、これには主に3つの理由が挙げられています。
1つずつ見ていきましょう。
卵の状態による消化時間の違い
実は、たまごかけご飯に使用される卵ですが、調理することで消化にかかる時間が変化すると言われています。
まぁ、言われてみれば確かに、調理すると固さも変わりますから、消化時間が違うのも分かりますよね。
一番消化に良いと言われているのが、半熟卵の状態。
その次に生卵、そして一番消化が悪いのが完全に火を通した状態の卵だと言われているんだそうです。
こうしたことから、生卵を使う卵かけご飯は消化にあまり良くないと言われているんですね。
アビジンとビオチンの結合による吸収阻害
以前、卵かけご飯は身体に良い?食べすぎは危険と言われる理由は? の記事で少し触れましたが、生卵に含まれるアビジンという物質がビオチンというビタミンの吸収を阻害する、という性質があるんですよね。
アビジンは生卵の白身の部分に多く含まれている物質。
ビオチンと結合して、吸収されにくい形になってしまうそう。
吸収されにくいという事は、消化されにくいとも言えますよね。
つまり、生卵で作る卵かけご飯は吸収されにくく、消化されにくいと言い換えられるということなんですね。
咀嚼不足で食べてしまいがち
さて、最後に3つ目の理由は食べ方によるもの。
卵かけご飯って、食べやすくて喉を通りやすいですよね。
卵かけご飯は喉を通りやすい為、ついよく噛まずにかき込んで食べてしまいがち、これが消化を悪くする原因でもあるんですって。
消化のために、咀嚼が大切なのは昔から言い聞かせられている人も多いのではないでしょうか。
咀嚼と同時に分泌される唾液に消化酵素が含まれているので、よく噛むのは消化を良くするために大切ですよね。
柔らかい食べ物でも、よく噛まずに食べれば消化しにくいのは当然ですね。
卵かけご飯を消化良くする方法は
ここまで調べてみると、3つの理由も納得できるものですし、やはり卵かけご飯はあまり消化に良い食べ物ではないと言えそう。
でも、美味しいし今まで問題なく食べてきたものですもん、急に食べなくなるってのも難しいですよね。
卵かけご飯をなるべく消化良く食べるには、どうすれば良いのでしょうか。
対策としては、前項の消化に良くない理由から考えて、次の2つが挙げられると思います。
・よく噛んで食べる
・卵に軽く火を通す
まずは、なるべくよく噛んで食べるようにしましょう。
これは心がけ次第なので簡単ですね。
そして、できれば卵に軽く火を通すと消化がしやすいです。
アビジンが多く含まれていることから、特に白身の部分に火を入れると良いですね。
卵かけご飯は、生卵のあの感じが良いのに・・と思うかもしれませんが、最近では「焼き卵かけご飯」も人気なんですよ。
関連記事⇒焼いた卵かけご飯(焼きTKG)が人気?作ってみたレビュー
個人的には、焼き卵かけご飯は美味しいけど、普通の卵かけご飯とは別の食べ物って感じがしました。
半熟卵くらいなら卵かけご飯の良さもそんなに損なわず、食べれるかもしれませんね。
これなら、消化にも良さそうv
新型卵かけご飯「ふわとろ卵かけご飯」のレシピ動画です。
↓ ↓
動画の感じくらいなら卵かけご飯の感じも残っていて、卵かけご飯欲も満たせるかもv
ぜひ一度、試してみてくださいね。
食べ物に関する豆知識や保存の方法など、知っておくと絶対役に立つ&自慢できる?記事はこちらにまとめています、是非御覧ください
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