桜餅のカロリーと栄養。葉に含まれる見逃せない成分とは?

和菓子って美味しいですよね。

みたらし団子、柏餅、ぜんざい・・・色々とありますが、私は特に桜餅が大好きです。

 

桜餅って、私が子供の時は、葉の部分を取って食べていました。

だって、柏餅だって葉は食べないでしょ?

 

桜餅の葉を食べれると知った時は衝撃でした。

葉には栄養があるんでしょうか?

気になったので桜餅について、カロリーや栄養成分など調べてみました。

 

桜餅には種類があった!

初めて知ったんですが、桜餅には、長命寺と道明寺と言う2種類があるそうです。

 

長命寺は関東風で、小麦粉などの生地で焼いた皮を、あんこに巻いたものを桜の葉でくるんだタイプです。

桜餅1個

コレが長明寺ですっ。

 

道明寺は関西風で、道明寺粉を使ったお餅であんこを包んだものを桜の葉でくるんだタイプです。

道明寺粉は高価なため、もち米で代用することもあるようです。

桜餅 道明寺

こちらは道明寺です。

 

実は、桜餅は長命寺が元祖だと言われているんですって。

桜餅は、餅の生地に桜が入っているわけではなく、桜の葉で皮を巻くことから、桜餅と呼ばれるようになったようです。

 

昔はどうだったか分からないですが、今私たちが知っている桜餅は、生地もピンクで桜っぽいですよね~。

桜餅のカロリーと栄養

まずは、桜餅のカロリーについて。

桜餅のカロリーは、長命寺と道明寺で多少の差があります。

 

栄養成分表によると、100gあたりのカロリーは、長命寺(関東風)が238kcal、道明寺(関西風)が200kcalになっています。

 

ショートケーキは、100gあたり約344kcalなので、桜餅はケーキと比べるとずっと低カロリーなのがわかりますね。

ショートケーキ

 

桜餅を巻いている桜の葉は、塩漬けされています。

香りづけや餅の乾燥を防ぐために巻かれているそうですよ。

 

また、桜餅が甘いので、塩漬けされた葉で巻かれることによって、最後まで飽きずに美味しく食べることができるのです。

ぜんざいに塩昆布が一緒について出てくると同じですね。

 

見た目にも、ピンク色の餅に緑色の葉が巻いてあると、綺麗に見えますね。

 

桜餅の葉について調べてみると、栄養というよりは「毒」があるという風に書いてあるものがありました。

それは、桜の葉を塩漬けにして保存するときに、クマリンと言う物質が作られるからなんですって。

 

クマリンは肝毒性を持っており、長期にわたって過剰に摂取すると肝機能を弱めるといわれてます。

これが毒と言われる所以ですね。

 

しかし、それは一日に10個も20個も桜餅を食べたときの場合で、たまに食べる程度だったら、何の問題もありません。

クマリンは、グレープフルーツやみかんなど、果物や野菜にも含まれている香り成分です。

みかん剥き

クマリン、意外と身近なものでした。

 

肝機能を弱めるなんて怖い!って思うかもしれませんが、ポリフェノールの一種なので抗菌作用があり、血流を良くしたり、むくみを改善してくれる嬉しい効果もあるんですよ

 

毎日のようにたくさん食べるって場合でない限り、葉っぱのクマリンはぜひ摂りたい成分なので、葉も食べるのをオススメしますよ!

関連記事⇒ 桜の塩漬けに栄養ってあるの?たくさん食べても大丈夫?

 

 

葉っぱは食べる派と食べない派が存在

ちなみに桜餅の葉って今まで食べていましたか?

 

私は、子供の時は塩っぱくて嫌いで食べませんでしたが、大人になってから食べられるようになりました!

 

葉は、食べる人と食べない人に分かれるようですが、桜餅を作って販売している店でも、

「葉は香りづけと乾燥を防止するために巻いているので、食べない方が良い」というお店もあれば、

「桜の葉もお餅と一緒に食べてもらえたら嬉しい」というお店もあって、店によって見解が違うようです。

 

結局は、その人が食べたいように食べるのが一番ですよねっ。

 

最後に、道明寺タイプの桜餅、レシピ動画をどうぞっ。

↓   ↓

 

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