もろみ味噌って好きですか?
よくうちの実家では、夏にきゅうりやニンジンなどを細く切って、ディップのようにもろみ味噌につけて、生で野菜を食べていました。
子供の時はなんとも思わなかったですが、大人になると美味しいって思うようになった物の一つです。
でも、もろみ味噌って普通の味噌とどう違うのか、実はよく分かっていないです。
あと、食べ方はディップ以外にどんな風に食べるのがオススメなんでしょうか。
もろみ味噌とは?
まずは、もろみ味噌について。
もろみとは、しょうゆや酒などを作るときに、液体の中に入っている原料が発酵した後の、柔らかい固形のことを言います。
ふむ・・・ちょっと字面だけでは分かりにくいですね(笑)
昔ながらの醤油造りの動画で、もろみが分かりやすいものがあったので載せておきます。
↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=z2oz4id3mnU
簡単に言えば、しょうゆの原料になるドロドロ状態の物がもろみなんですね。
動画で言うと、8分過ぎたあたりで出てきますけど、もろみを搾ると醤油ができるような感じです。
日本酒の場合は、もろみから酒を絞りだした後に残った固形物が酒粕となり、漬物や甘酒に使われます。
しょうゆの場合は、もろみから醤油を絞り出した後に残った固形物は、そのまま食べたり調味料として使われるんですって。
じゃあ、もろみ味噌は味噌を作る過程で・・?って思うかもしれませんが、違います。
もろみ味噌は、しょうゆを作るのと同じような方法で、麦や大豆、そして米などから精製した麹を塩水に入れて、熟成させて作られたもの。
つまり、もろみ味噌は、醤油を作るのと同じような工程で、それ自体を食べるのを目的に作られたもろみのこと。
醤油のもろみと同じじゃんって思うかもしれませんが、それ自体を食べやすくするために、使用する塩水の塩分を少なくしてあったりとそれなりの工夫がしてあるそうですよ!
もろみ味噌と普通の味噌の違いは?
材料や、発酵食品であるところはよく似ているもろみ味噌と普通のお味噌。
前項で書いた通り、もろみ味噌は、「味噌」と名前に付きますが作り方が普通の味噌とは違います。
もろみ味噌は、家で簡単に作れます。
普通の味噌との一番の違いは、簡単に作れることだと言えますね。
というのも、普通の味噌の場合は、熟成に短くても半年から1年ほどという期間が必要ですが、もろみ味噌はそこまで時間がかかりません。
簡単なもろみ味噌の作り方は、豆麹と塩を混ぜて、塩切りの豆麹を作ります。
それに甘酒や砂糖、ゴマを混ぜて、よく消毒したガラスの保存容器に入れます。
この時、味噌が空気に触れてしまうと乾いてしまうので、上にサランラップで密着させておきましょう。
これを冷蔵庫で10日程度熟成させると出来上がりです。
わずか10日で出来てしまうんですね!
また、もろみ味噌は、そのまま野菜などにつけたり、ご飯に乗せて食べることが出来ますが、普通の味噌は塩辛すぎてそういう食べ方は出来ませんね。
もろみ味噌の食べ方は?もろきゅう以外にある?
もろみ味噌の食べ方は、やはり一番有名なのはもろきゅうですよね。
きゅうりを切って、もろみ味噌につけて食べるだけです。
簡単ですがそれだけで一品になるし、酒のおつまみとしても最適です。
でも、それだけじゃなく、バリエーションも欲しいところ。
調べてみると、もろみ味噌は、やはり調味料のように使われることが多いようです。
冷ややっこの上に乗せて、一緒にとろろ昆布を乗せたり、あまりもろきゅうと変わらないような・・。
お料理に使うなら、野菜やキノコを切ってフライパンで炒めた後に、もろみ味噌を入れたみそ炒めが良さそう。
今一番私が気に入っている食べ方は、居酒屋メニューから♪
洋風にクリームチーズに乗せてもろみ味噌を食べる!ワインのおつまみにGOODでした。
たまには違うアレンジで、って方は試してみてくださいね。
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