溶連菌感染症って知っていますか?
5歳~15歳の子供が一番かかりやすい病気だそうです。
でも、少し前に知り合いの30代の男性が感染したって聞きました。
すごく熱が高くて大変そうでしたけど、同時に大人もかかるんだって驚きました。
完治には時間がかかると聞いたんですが本当なんでしょうか?
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溶連菌感染症は大人もかかる!
溶連菌感染症は、化膿を起こす可能性のある「溶血性連鎖球菌」による感染が原因となって起こる病気全体のことを言います。
主に子供によく見られるそうですが、うちは子供がいないので正直、知り合いがかかったって聞くまでは知らない病気でした。
子供を世話している大人などにも感染するんですね。
風邪とはどう違う?溶連菌感染症の症状
溶連菌感染症によって現れる主な症状が、急性咽頭炎や扁桃腺炎です。
これは、発熱や痒みのある全身の発疹、喉の痛みなどの症状が出てきます。
そして、頭痛や腹痛、吐き気などを訴える人もいます。
風邪でも同じような症状が出るので、どう見分けるのか気になりますよね。
溶連菌感染症の特有の症状は、のどの奥に出血性の斑点が見られるというものがあります。
子供の場合、高熱が出て風邪のような症状が出た後に、のどにブツブツが出来て風邪とは違う、という判断をしやすいようです。
ブツブツが出てたら溶連菌を疑う、ってことですね。
また、稀にですが、急性腎炎やリウマチ熱のような合併症が起こることもあります。
これらは、発熱などの症状が一旦収まって、もう大丈夫だと思ったときに出てくることが多いようです。
病院で薬を処方されたら、自分の判断で飲むのをやめず、最後までしっかりと飲むようにしましょう。
溶連菌感染症が大人にうつった場合はどうなるかと言うと、子供よりも症状が軽く少し風邪を引いたかな?と言う程度に感じるようです。
そう聞くと、ちょっとホッとしちゃいますが・・、完治には時間がかかるという話も耳にしました。
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溶連菌感染症は長引くって本当?
溶連菌感染症は、長引くと聞いたのですが、本当なのでしょうか?
これは、3つ理由があると言われています。
・最初風邪と勘違いしやすく、忙しい人が放置し悪化させる可能性がある点
・抗生物質を飲み続けないといけない期間が10~14日ほどある点
・合併症になると、さらに時間がかかる点
本当に風邪だったら、抗生物質を飲まなくても、安静にして自然治癒する場合がありますよね。
溶連菌感染症の場合は、きちんと抗生物質を飲まないと、先ほど説明した合併症が発生する可能性があります。
また、風邪と勘違いして長引く可能性も。
もし風邪薬を2週間程度飲んでも治らない場合は、きちんとお医者さんに診てもらうようにしましょう。
大人が溶連菌感染症にかからないためには・・
とはいえ、やっぱり病気には出来るだけかかりたくないもの。
大人で溶連菌にかかりやすい人は、免疫力が弱っている人のようです。
普段からしっかりと睡眠をとって、ストレスのたまらないような生活を送るようにしましょう。
妊婦さんの場合は、胎児への直接的な影響はないようですが、羊膜に感染すると破水しやすくなり、赤ちゃんが産まれる時に産道で感染する危険性が高いとも言われます。
もし感染したら、妊婦さんでも飲める抗生物質があるそうなので、かかっている産婦人科で相談しましょう。
大人だとあまり症状が出ないために、溶連菌感染症にかかっていたことを気づかない人もいるようですが、合併症になるのが一番大変なので、注意してください。
完治に時間がかかるというのは、気づかずに放置してしまったり、合併症を発症したりして長い期間患ってしまう事を意味していたんですね!
普段から免疫力UPを意識して、かからないように気をつけたい病気の一つだと思いました。
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