溶連菌感染症って知っていますか?
子育てをしているお母さんなら聞いたことがある病気かもしれませんね。
でも名前は聞いたことあるけど一体どんな病気なのか分からない人も多いかと思います。
今回は、溶連菌感染症にかかった場合、どんな症状が出て、どんな治療法があるのか、自然に治る事はあるのかについて調べました。
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溶連菌感染症の症状は?
溶連菌感染症とは、A群β群溶血性連鎖球菌と言う細菌に感染して起こる病気を合わせて呼びます。
溶連菌は、健康な子供の中にはいる菌なのですが、風邪をひいていたり、抵抗力が落ちていると、喉などに感染します。
くしゃみや咳などで感染するので、幼稚園や小学校などで流行しやすい病気の一種です。
溶連菌感染症の症状は、まずは38度以上の発熱、頭痛、食欲不振と、風邪に大変似ています。
ただ、激しい喉の痛みがあるのが特徴です。
また、舌の上に赤いぶつぶつが出来ることもあります。
溶連菌感染症になったら、まずは発熱が起こり、その後赤い発疹が顔や手足などに現れ、かゆみが出てくることもあります。
最初は風邪かと思っていたら、その発疹を見て診断されることもあります。
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溶連菌感染症の治療法は?
まずは、溶連菌感染症の検査。
綿棒で喉の粘膜から細胞を採取し、顕微鏡で調べる方法が一番確実だと言われています。
ただ、これでは時間がかかるので、血液検査で調べることもあるようです。
検査で溶連菌感染症に感染していることが分かったら、抗生物質であるペニシリンなどが処方されます。
薬を飲むことにより、熱は1~2日で下がり、発疹も治まります。
大体1週間程度で喉の痛みも良くなるようです。
発疹の部分の皮膚がガサガサになり、ポロポロと剥けて落ちてくることもありますが、これも数週間で治まります。
ただ、熱が下がり発疹が良くなったからと言って、自分の判断で薬を飲むのをやめず、きちんと指示された期間内は薬を飲むようにしましょう。
そこでやめてしまうと、別の合併症などを引き起こす可能性があります。
溶連菌感染症は自然に治ることはある?
溶連菌感染症は、幼児が特によくかかる病気で風邪にも症状が似ていることから、病院に行かず自然治癒が可能なのではないかと考えている人も多いようです。
しかし、治療をしなかったら、腎炎やリウマチ熱などの合併症を引き起こすリスクがあります。
もちろん、自然治癒することが絶対にないとは言いませんが、合併症のリスクを考えると、抗菌薬を処方してもらい、しっかりと飲んだ方が良い病気だと思います。
まとめ
・溶連菌感染症の症状は、発熱・頭痛・喉痛などで風邪によく似た症状
・特に、喉の激しい痛みがあり、発疹が出ることで診断が付くことも
・治療は、抗生物質が使用される
・自然治癒する可能性はあるが、合併症のリスクがあるので服薬治療しましょう。
ちなみに、子供だけが感染する病気かとずっと思っていたんですが、知り合いの大人がこの冬感染していましたので、大人も注意してくださいね。
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溶連菌感染症の分かりやすい解説動画です。
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