体調崩したな、って思ってたら何だか咳だけずーっと続くことってありませんか?
長引く咳・・・つらいけどもう体調は戻ったし、そのうち治るだろうと思ってもなかなか治らない。
これって大丈夫なの?って心配になりますよね。
咳止めも効かないような長引く咳は、咳喘息の可能性も。気になったので、咳喘息とその原因について調べてみました。
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咳喘息とは-症状と原因
咳喘息は、慢性的に咳が続く気道の病気のことです。
呼吸をする時に空気が通る道「気道」が狭くなって、炎症や咳の発作が起こる病気です。
咳喘息の症状には、次のようなものがあります。
・風邪の後に、咳だけがいつまでも残る。
・ほかに原因となる病気がない。
・冷たい空気や煙草の煙が原因で咳き込む
咳喘息は、ヒューヒュー、ゼーゼーと言った呼吸音や呼吸困難がなく、止まらないような激しい咳が3週間以上続きます。
咳喘息の約3割が、気管支喘息になってしまうといわれており、早期の治療が大切です。
咳喘息は、過敏になった気道の炎症などによって起こる病気なので、風邪薬・抗生物質・咳止めは、ほとんど効果がありません。
また、気管支に炎症があるわけではないので、胸部レントゲンやCTスキャンを撮っても、異常が見つかりません。
咳喘息は、見つかって十数年しかたっていない新しい病気なので、専門の呼吸器科などで診て貰うのが一番です。
ちなみに、咳喘息の原因と考えられる刺激物質は、部屋の室内と外との温度差、運動、飲酒、喫煙(受動喫煙も含む)、ホコリやダニなどのハウスダストなどが挙げられるのですが、他にもストレスも原因として考えられています。
ストレスがたまると、気道を過敏にさせてしまい、炎症を起こしやすくなると言われています。思い当たるような原因物質がない人は、ストレスが原因の咳喘息かもしれませんね。
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咳喘息を予防するには
咳喘息は、気管支喘息にもつながる怖い病気。ぜひ予防の知識も身につけておきましょう!
日常生活における予防と対策を5つ挙げます。
・風邪をひかないようにする
咳喘息のキッカケとして多いのが、風邪。風邪を引いてしまうと、慢性的な気道の炎症を引き起こやすくなります。
その結果、小さな刺激にも反応して気道が収縮するようになり、咳喘息の原因に。
風邪を引かないように、外から帰ったら手洗いとうがいを忘れないようにしましょう。
・食生活に気を使う
風邪を引かない、にもつながる対策です。
バランスのよい食生活は、体調を良くして免疫力をUPさせます。
食べ過ぎや無理なダイエットにも注意しましょう。
また、飲酒量にも気をつけましょう。
飲酒によって体内で作られるアセトアルデヒドという物質は、気道を刺激するという実験結果があります。
日本人はアセトアルデヒドを分解しにくい体質の人が多い事も分かっていますので、飲みすぎには注意ですよ!
・喫煙・受動喫煙に気をつける
たばこの煙は、気道を刺激します。
本人が禁煙するのは当然として、周りの方の喫煙による受動喫煙にも気をつけましょう。
・気温の変化に気をつける
急激な気温の変化は、咳喘息の発作を招きます。
室内の温度はいつも一定に保ちましょう。
また、室内外の温度差が出過ぎないように空調の温度を設定することも大切です。
・ストレスを溜めない
ストレスは、気道を過敏にしてしまいます。
日ごろからストレスの原因になるような生活は避け、睡眠や休息を十分にとるようにしましょう。
適度な運動を行うこともストレス発散になり、体力もついて免疫力をUPさせることにつながるので、咳喘息の予防にお勧めです。
咳喘息を見逃さない!チェックポイント5つとは?
最後に、咳喘息を見分けるポイント5つご紹介します。
・喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音)や呼吸困難を伴わない咳が3週間以上続いている
・風邪薬や咳止めは効かないが、気管支拡張薬が効く
・夜間や明け方に出る事が多い
・冷たい空気やタバコの煙など、咳を引き起こすアレルギー物質に刺激されて咳が出る
・胸部レントゲン検査で異常が見当たらない
違和感を感じたら、まずは病院へ行って検査してもらいましょうね。
喘息の人は、夏意外な場面で症状が出てしまう事があります。
夏に知っておきたい煙対策はこちらをご参照ください
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病気になる前の段階で対策を打てば、治りも早くなります。
様々な不調や病気の予防・改善方法についての記事をまとめています。
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