春から初夏にかけて市場に出回るアスパラガス、みなさんは好きですか?
私はパスタに入れたりサラダに入れたりして食べるのが大好きです。
そんなアスパラガスですが、意外と知られていない、やってはいけない保存方法や調理方法があるそうなのですが、知っていますか?
アスパラガスについて、旬の時期や栄養、正しい調理方法など、色々とまとめてみましたよ。
アスパラガスの旬の時期は?
アスパラガスは、3月~9月頃という、結構長い期間収穫されるお野菜です。
春のイメージだったので、ちょっと意外ですね。
でも、やっぱり一番美味しい旬の時期は、4月~6月頃に収穫されるもの。
春に収穫しても、どんどん次から次へ芽が出てきて、9月頃まで収穫できるんですね。
アスパラガスといえば、グリーンとホワイトがありますが、実はどちらも同じもので、栽培方法が違うだけなんですよ!
ホワイトアスパラガスは、土をかぶせて、光に当てずに育てられたもの。
おいしそ~v
ホワイトアスパラガスは、柔らかくて、食感がとっても好きなんですが、グリーンアスパラガスの方が厳しい環境で育った分、栄養もたっぷりなんですって。
今回の記事では、グリーンアスパラガスについて詳しく見ていきますね!
アスパラガスの栄養
春に美味しいアスパラガス、栄養はどんなものがあるんでしょうか?
・アスパラギン酸
その名前の由来通り、アスパラガスにはアスパラギン酸というアミノ酸の一種がたくさん含まれています。
アスパラギン酸には、新陳代謝を高め、疲労を回復し、スタミナを増強する働きがあり、アスパラガスの穂先の部分に多く含まれています。
・β―カロテン(ベータカロテン)
体内で、必要に応じてビタミンAに変わるベータカロテン。
それ自体にも強い抗酸化力があり、免疫力を高め、感染症の予防に役立つ他、老化防止・アンチエイジング、ガンの抑制などにも働きます
・ルチン(ビタミンP)
こちらも穂先に多く含まれる栄養素、ルチン。
毛細血管の強化や血圧降下作用があり、出血性の病気や高血圧の予防に役立ちます。
この他にも、ビタミンB群・C・E、葉酸、カリウムなども含んでいるアスパラガス。
思った以上にたくさんの栄養を含んでいますね。
そして、やはり注目は、アスパラギン酸を含んでいるというところですよね!
疲労やだるさを解消してくれるってところが、まさに季節の変わり目で、疲労やだるさを感じやすい春に摂りたい栄養です。
では、次にアスパラの栄養をたっぷり摂れるような調理方法を見ていきましょう。
その調理方法と保存方法、合ってる?
さて、アスパラに関しては、私たちがやりがちな間違った保存方法や誤解しがちな調理方法がたくさんあるそうなので、まずは自分のやり方をチェックしてみてくださいね!
買って来たアスパラガスは、どのように保存していますか?
多くの人が行っているだろう保存方法ですが、冷蔵庫の中に寝かせて保存するのはダメだそうです。
アスパラガスは、買って来た後も、まだ伸びて成長しようとしているのです。
アスパラガスを寝かせてしまうと、穂先が上の方に起き上がってしまい、痛みが早くなり、味も落ちてしまいます。
調理をする際は、そのまま調理していますか?
アスパラガスは、穂先に近づくほど柔らかく、根元の方が固くなっています。
そのままの状態で調理してしまうと、穂先の柔らかい部分に余分な熱を通すことになってしまいます。
すると、アスパラガスに含まれている重要な栄養素である、アスパラギン酸がどんどん失われてしまいます。
アスパラガスはどのように茹でますか?
茹でた後に水につけたりしてませんか?
水につけることによって、アスパラガスがシャキッとすると思っている人も多いようですが、実は全くの逆で、水につけることによって、せっかくの歯ごたえが失われてしまいます。
アスパラガスの正しい保存方法と調理法はこれ!
前項で見たようなやり方、していませんでしたか?
私は、思い当たる節ばっかりでしたよ~(汗)
せっかくのアスパラガス、美味しくいただきたい!
というわけで、アスパラガスの正しい保存方法と調理方法見ていきましょう。
正しい保存方法
まずは、正しい保存の方法です。
買って来たアスパラガスは、ジップロックなどポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てておくと、数日間は保存ができます。
正しい調理方法
次に、アスパラガスを美味しく食べるための、正しい調理方法を説明しますね。
~下処理~
まず、アスパラガスの根元の方は、ピーラーで皮をむきます。
旬の時期のアスパラガスは、触ってみても筋があまりないこともあるので、そういう時はあまりむかなくて大丈夫です。
筋張っている時は、筋を取るくらいにむきましょう。これが、下処理になります。
~ゆで方~
次にゆで方ですが、アスパラガスが丸ごとはいるような大きい鍋を用意します。
そこにたっぷりのお湯を沸かして、1%の塩を入れます。
沸騰したら、先に根元をつけて20秒ほど茹で、その後全てを入れて茹でましょう。
茹でる時間は、アスパラガスの大きさによって違いますが、大体1分前後を目安にし、ゆであがったらざるにあげましょう。
茹でた後は、ざるで水を切り、常温で冷ますようにしましょう。
ここで、ちょっとポイント!
上記した茹でる調理方法だと、ビタミンBやビタミンCなどの水溶性の栄養素はなくなってしまいます。
栄養素をしっかり摂りたい!って方は、レンジで調理するのがお勧めです。 |
~レンジ調理~
下処理の終わったアスパラガスをレンジOKの器に入れて、軽くラップをし、600Wのレンジで1~2分加熱すればOKです。
これだと、栄養素も逃げないので良いですよ。
ぜひお試しくださいねっ。
アスパラのお浸しレシピ動画です♪
↓ ↓
アスパラでお浸しは作った事が無いなぁ~。
この記事では良い野菜に秘められたすごいパワーをたくさん紹介しています。
栄養や効果・効能を知って、今よりさらに野菜を美味しく食べましょう!
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