皆さん、疑問に思ったことはありませんか?
滋養強壮に良いとされる食べ物に、長芋と山芋ってありますよね。
見た目にも良く似ているし、味にもすごく差があるとは言い難いですよね。
これって同じものじゃないのか?って。
そんな、疑問にお答えして、今回は山芋と長芋の違いについて、あと、それぞれ栄養価やその効能についても調べました。
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山芋と長芋の違いは?
広辞苑には、次のように記されています。
【長芋】ヤマノイモ科の慢性多年草。栽培上は一年生。
中国原産で、日本の山野に自生化し、また多くは田畑に栽培する。
秋に収穫し「とろろ」などにして食用。各地で品種を分化。
【山芋】やまのいものこと。
日本各地の山野に自生。塊根と「むかご」を食用。
つまり、長芋は、元々は中国が原産で日本で栽培されたもの。
山芋は、日本が原産と言う違いがあるようです。
この違いから、これまた同じものなの?と気になる「自然薯」は、山芋に分類されますね。
ちなみに、英語でも
長芋のことは『Chinese Yam』、山芋のことは『Japanese Yam』と呼ばれ、ここでも違いが明らかです。
すごい、一応違うものだったんですね~。
長芋は、栽培されているので、どちらかと言うと世に多く出回っており、山芋の方が希少価値が高いと言われており、お値段も高めになります。
ところで、栄養価の違いですが、これは殆ど違いがないようです。
長芋の方が、水分が若干多いくらいで、味にもほとんど違いがありません。
長芋と山芋は、違うものですが、栄養価や味にはあまり違いがない
というのが、正解でした!
長芋と山芋の栄養価やその効能について
さて、長芋と山芋の栄養価には、ほとんど違いがありません。
なので、ここからは、両方の栄養価とその効能を見ていきますね。
・消化酵素のアミラーゼ
消化酵素であるアミラーゼが多く含まれています。
アミラーゼは、でんぷんを含む食材(お米など)の消化を助ける働きがあります。
消化酵素は、熱に弱い性質がありますが、山芋や長いもは芋の中で唯一生で食べることができる食品です。
加熱によって壊されることなく、消化酵素がしっかり働いてくれます。
このおかげで、消化が促進され、下痢や食欲不振、慢性疲労に効果があると言われています。
・ネバネバの正体、ムチン
長芋や山芋のネバネバには、ムチンという成分が含まれています。
新陳代謝や細胞の増殖機能を活発にする作用があり老化を防いだり、肌を若く保つことができます。
毎日食べることで、基礎代謝が良くなるとも言われています。
また、血圧の上昇を防いだり、コレステロールの値を下げたりと、高血圧を改善することも出来るそうです。
他にも、食物繊維やカリウムなども豊富に含まれています。
長芋と山芋は、とても栄養価の高い食べ物なんですね!
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栄養価重視なら、生食がオススメです
長芋と山芋の食べ方は、色々あります。
ただ、アミラーゼとムチンはどちらも熱に弱い性質を持っており、加熱すると効果が失われたり減少してしまいます。
そのため、お勧めの食べ方は生で食することです。
私の好きな食べ方は、ネバネバ丼です。
山芋や長芋を短冊切りにしたものと納豆、オクラをご飯の上にのせて、その上にゴマをふってしょうゆをかけて食べるんです。
ネバネバ食材勢揃いです。
栄養価が高く、なおかつ簡単に作れて良いですよね!
これだけでももちろん美味しいのですが、もしあれば、イカの刺身や魚の刺身なんかを入れてみると豪華です。
あ、生食がオススメとは言いましたが、かゆくなるのがイヤ!って方は、加熱するとかゆみが出にくいそうですよ。
※最近は、アレルギーも増えてきているので、食べる際はご自身の体調や体質にご注意くださいね。
男の人は、ネバネバしているものが嫌いと言う人もよくいますが、女性は、美への意識が高いこともあって、自然と体に良いネバネバを求めているんですかねぇ。
ネバネバ食材、健康の為にもお試しあれ!
この記事では良い野菜に秘められたすごいパワーをたくさん紹介しています。
栄養や効果・効能を知って、今よりさらに野菜を美味しく食べましょう!
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