こんにちは!
陳情令の全50話を10回以上視聴しているシルコです。
今回は、第20話「邪を呼ぶ笛の音」のあらすじを書いていきます。
前回は、魏嬰が行方不明になったものの温氏への攻勢は増して、温氏の陣営にも何やら不穏な空気が漂い始めたんですよね。
前回のあらすじ⇒陳情令第19話のあらすじネタバレと要点、感想や疑問点など
【陳情令公式】第20話のあらすじ
まずは公式サイトのあらすじをご覧ください。
夷陵の監察寮に攻め入った藍忘機と江澄。
陳情令公式サイト(https://mdzs.jp/drama/)より引用
だがそこで見た光景は怪死を遂げた温氏の配下たちと首を吊って自害していた王霊嬌、そして邪を招くように何者かの手によって書き足されていた護符だった。
一体 誰の仕業なのか、藍忘機と江澄はそんな疑問を抱きながら逃げた温晁と温逐流の行方を追い、ようやく隠れ家の宿を突き止める。
すると温晁たちの前に笛の音と共に怨霊が姿を現す。
その怨霊を操っていたのは失踪していた魏無羨だった。
※ここからネタバレを含む記事になりますのでご注意ください。
【ネタバレあり】第20話を視聴してまとめたあらすじ
宝玉を入れた箱の中に、目玉の幻影を見た王霊嬌。
幻影が消え散らばった宝玉を安堵して拾い集めていると、今度は床に目玉が転がっているのを見て悲鳴をあげる。
ここ3か月で聞きなれた王霊嬌の悲鳴が隣室から聞こえてきて、酒杯を傾けながら怒る温晁。
すると、部屋の扉が開き、口や鼻から血を流した異様な姿の王霊嬌が入ってくる。
温晁は恐れて王霊嬌を剣で刺したが、それは黒い怨念をまとった笛の音による幻影だった。
同じ頃、寝室では王霊嬌が恐怖に我を忘れて暴れていた。
自分の顔に傷をつけ、操られるように首を吊って自害してしまう。
その窓の外には、笛を吹く魏嬰の姿があった…。
笛の音が止まり、怯える温晁は温遂流に連れ出されて逃げのびる。
藍湛と江澄が夷陵に着くと、静まり返っており陰気と血の匂いが漂っていた。
温氏の兵たちも様々な死に方で全滅しており、誰の仕業かと不審に思う二人。
調べると、邪を祓うはずの呪符が何者かによって書き足されて、邪を招く呪符に変えられていた。
誰の仕業にせよ味方だと言う江澄に、険しい顔の藍湛。
そこへ、一人だけ牢に生き残りがいると報告が入る。
江澄が牢へ向かうと、そこには温情がいた。
温情も魏嬰の行方を心配したが、江澄は君も知らないかと目をそらす。
そして温氏は仇敵だが命を救ってくれた温情に、岐山温氏と縁を切れば自分が…と言いかける。
だが、温情は弟がまだ捕らえられているし、自分の一族を守らないとと、江澄を突き放す。
江澄はずっと持っていた櫛を机に置き、何かあれば自分を頼るように、その時は一度だけ力を貸すと言って立ち去った。
江澄と藍湛は温晁と温遂流を追って、岐山へと向かう。
その道中にも温氏の兵が倒れていて、夷陵の時と同じ異様な死にざまだった。
邪気も強く用心して進もうと藍湛が話すが、目的が同じなら敵ではないと江澄は答える。
そこへ雲夢の近くで温遂流の目撃情報が入る。
情報通りの場所へ向かうと、温遂流の姿が。
様子見のために藍湛と江澄が屋根の上から部屋の中を覗くと、そこには温遂流とすっかり風貌の変わった温晁の姿が。
あまりの変貌に顔を見合わせる藍湛と江澄。
風の音にも笛だと言って怯える温晁。
奴を倒しに行けと叱咤され、出て行こうとする温遂流をやはり怯えて引き留めたりと、温晁は恐怖のあまり支離滅裂な行動をみせる。
その時、建物の扉が開き笛を片手に持った何者かがゆっくりと階段を上がってきた。
奴だと怯えて部屋の隅にうずくまる温晁。
そこに姿を見せたのは、行方不明になっていた魏嬰だった。
魏嬰の前に立ちふさがり、命をかけても温晁を守るという温遂流の前で、魏嬰が笛を吹くと黒い怨念があふれ出す。
藍湛と江澄は怨念の影響を受けないように術で防御して、部屋の中の様子を見守る。
笛の音がおびき寄せたのは赤い衣の女の怨霊で、姿を見た温晁は失神。
温晁を守ろうとした温遂流は、女の怨霊に痛めつけられる。
女の怨霊が消えて、攻撃の矛先を魏嬰に向けた温遂流だったが、屋根から降りて来た江澄の紫電に吊り上げられて、そのまま息絶える。
両親の仇を討った江澄は魏嬰との再会に、まずは剣を返し3か月どこへ行っていた?と尋ねる。
魏嬰は言い尽くせないと言葉を濁す。
そんな魏嬰を江澄はしっかりと抱きしめた。
そして、3か月行方が知れず怖かったと気持ちを話す。
乱葬崗に捨てられたと聞いたと江澄が言うと、そうだったら生きてここにいるか?と笑う魏嬰。
江澄はどこか様子が変わったと口にしたが、魏嬰にそうか?と返されるとそうでもないと言を翻し、3か月間の事について再び尋ねた。
夷陵での護符の書き足しなどについても尋ねたが、魏嬰に達人の奥義書を得たなどと冒険譚のような話をされ答えをはぐらかされる。
江澄はそれ以上の追及はせず、ひとまず魏嬰の無事を喜んだ。
だが、藍湛は夷陵での悲惨な有様など、剣を使わずに敵を倒す方法への追及を止めない。
誤魔化そうとする魏嬰を問い詰めたが、江澄に制止される。
それでも引かずに、邪道を修めれば代償を伴うと諫めるが、魏嬰は身体についても心についても在りようを決めるのは自分で、他人には関係ないと突っぱねる。
江澄も藍湛に、追及するとしても藍氏の手は借りないときっぱりと言う。
そこでちょうど意識が戻った温晁が命乞いをするが、魏嬰は温晁を蹴りつけ江氏の仇討で私事だからと藍湛を追い出す。
藍湛が去った後の建物からは、温晁の断末魔の叫びが響いた。
その後、漣花塢へ戻った江澄と魏嬰は祠堂で祈りをささげる。
魏嬰は江宗主夫妻の位牌に向かって、約束通り江澄と師姉を守ったと報告する。
魏嬰と江澄は射日の征戦に参加する事にし、清河でケガ人の手当てに従事する師姉に会いに行く。
魏嬰の無事な姿を見た師姉は、安堵の表情を見せるのだった。
第20話の要点と感想、疑問点などまとめ
第20話のあらすじはここまで!
ここからは感想や分かった事をまとめていきます。
まずは、要点をまとめます。
第二十話の要点・分かった事
- 魏嬰は3か月間行方不明になっていた
- 夷陵で王霊嬌は怨念を放つ笛の音により幻影を見て自害
- 温晁は温遂流に連れ出されて生き延びる
- 夷陵などでの変死は、呪符の書き足しと笛の音によるもの
- それらはすべて魏嬰の手によるものだった
- 夷陵では牢にいた温情だけが生き残っていた
- 江澄は温情に櫛を渡し、一度だけ助けると約束して別れる
- 雲夢の近くで温晁と温遂流を発見した江澄と藍湛
- 温晁は体がただれるなどして風貌が変わっていた
- 江澄たちはそこで笛を吹いて温晁たちを追い詰める魏嬰と再会
- 魏嬰の剣は江澄から返された
- 温遂流と温晁をそこで倒し、江氏の敵討ちを成し遂げた
- 魏嬰は清河で師姉とも再会を果たした
魏嬰が戻ってきましたねっ!
江澄はすぐに否定していましたが、やはり様子がちょっと変わった魏嬰。
温晁たちを倒し、復讐を遂げました。
やや残忍な気もしましたが、江氏に起こった悲劇を思うと仕方ないのかな…と言う展開です。
江氏3人が再会できたし、ここから江氏復興に向かって行きたいところですが、温家打倒の波もありますし、まずはそちらが先でしょうか。
どちらもすんなりとはいかなさそうですが、魏嬰が帰って来て勢いを増すはず?!
第二十話の感想
今回の感想はやっぱココ!
素直な江澄が素敵✨
魏嬰に抱き着いたのは、観ていてビックリしました!
あのプライドの高い江澄が…。
こんな風に魏嬰に直接的に心情を吐露する江澄って、めっちゃレアじゃないですか。
魏嬰が無事でいて嬉しい気持ちは、おそらく藍湛も強いとは思いますが、この家族的な愛情っぷりには割って入る余地なしです。
江澄は考え方が単純という事もありますが、何より無事に再会できたことで、もう魏嬰が何か変な術を使うようになったことも、とりあえず後回しにしちゃえます(笑)
上手くごまかされてくれますね~。
この後、師姉にも再会できて江氏3姉弟が揃って本当に良かった!
魏嬰の帰還には観ていても色々と思うところがありますが、それは当然身近な人々も感じるという事で…。
魏嬰の異変をビシバシ感じる第21話に続きます。
第21話のあらすじ⇒陳情令第21話のあらすじネタバレと要点、感想や疑問点など
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