フランスに住んでいる知り合いは、主食がジャガイモだと言っていました。
てっきりパンが主食なのかと思いきや、日本でいつもご飯を食べるような形でお肉や魚と一緒に、いつもジャガイモを食べているそうです。
ジャガイモってそんなに食べたら太らないのかな?
気になったので調べてみたら、じゃがいもダイエットなんてものがあることを知りました。
じゃがいもダイエット・・効果があるのでしょうか?
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じゃがいもって太る食材なの?
ジャガイモには、デンプン(炭水化物)が沢山含まれています。
最近流行りの糖質制限と言うダイエット法があるのですが、それは米やパンなどの糖質や炭水化物を制限する方法です。
となると、ジャガイモを主食で食べたり、じゃがいもダイエットなんてもってのほかって気がしませんか?
ところが、調べていると面白いことを発見しました。
デンプンは、体内でブドウ糖に分解されます。
エネルギーとして使用する分以外のブドウ糖は脂肪として蓄えられる、というシステムはよく知られていますよね。
そのため、デンプンを沢山含む米やパンなどは、食べ過ぎると太りやすいとされます。
じゃぁ、デンプンがたくさん含まれるジャガイモも駄目じゃんって思いますよね。
・・・ちょっと待ってください。
実は、ジャガイモのデンプンの一部は、レジスタントスターチと言う消化するのが難しいデンプンです。
デンプンが胃や小腸で消化されるのに対し、レジスタントスターチは大腸まで未消化で届くのです。
消化されにくい、ということは吸収されにくいという事。
つまり、じゃがいもにはレジスタントスターチが含まれていることから、栄養が吸収されにくく、ダイエットに向いているとも言える、ということですね。
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じゃがいもダイエットの秘密
レジスタントスターチが含まれるじゃがいも。
ダイエット効果、ちょっと期待しちゃいますよね。
レジスタントスターチ以外にも、ジャガイモを食べる過程で、ペプチドと言う成分ができます。
これには、脳の満腹中枢を刺激する働きがあると言われており、ジャガイモは少しの量でもお腹がいっぱいだと感じやすいんです。
このような性質を踏まえて、ジャガイモダイエットを行えば、結果が期待できそうですね。
じゃがいもダイエットのやり方
じゃがいもダイエットのやり方は、食前に食べるやり方・主食代わりにするやり方など様々ですが、やっぱりオススメは、食前に食べる方法ですね。
これは、食前(できれば30分くらい前)にじゃがいも1個を食べる、というだけのシンプルな方法です。
じゃがいもを食前に食べることで、食べ過ぎを防いでダイエットしよう、というやり方ですね。
これなら、お米が好きな人でもストレスなくチャレンジできそうじゃないですか?
じゃがいもは、蒸す・茹でる・焼くのどれかの方法で調理しましょう。
揚げるとカロリーも高くなってしまいますし、食べる量も多くなってしまいがちですからね。
じゃがいもダイエット注意点
ちなみに、レジスタントスターチは調理方法によって量が変わります。
ジャガイモを温めた後に冷たくすると、レジスタントスターチの量が増えるので、ポテトサラダなどがお勧めですよ。
ジャガイモはご飯やパンなど、他の炭水化物よりも太りにくいと言えますが、ジャガイモそのものに、ダイエット効果がものすごくあるというわけではありません。
いくらジャガイモがダイエットの味方だと言っても、食べ過ぎてしまうと全く意味がありませんから、気をつけてくださいねっ。
この記事では良い野菜に秘められたすごいパワーをたくさん紹介しています。
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