アイスプラントってお野菜、皆さんご存知ですか?
うちの近所のスーパーでも最近やっと見かけるようになったんですけど。
変わった見た目に、セレブ野菜かな?とか思って買ってみましたが、コレが癖になる食感で美味しいんですよね。
そんな新しい野菜、アイスプラント(ソルトリーフ)の栄養や効能、食べ方について調べました!
アイスプラントってどんな野菜?
まずは、簡単にアイスプラントについて。
アイスプラントは、南アフリカが原産国。
乾燥や塩分などのストレスのない環境下では普通の葉っぱですが、ストレス下で育つことにより、葉の表面にある袋状の細胞に塩分を隔離するという不思議な植物。
つまり、私達が見て綺麗だな~って思うアイスプラントは、わざわざストレス(塩分)を与えて育てられたものなんですね。
さて、そんなアイスプラントには、名前がたくさんあります。
栽培された地域によって商標が違うからか、アイスプラント、クリスタルリーフ、ソルトリーフ、プッチーナ、シオーナ・・・等などという名前で売られているようですね。
学名はクリスタリナムなので、クリスタルリーフが一番近いかな?
見た目がとにかく変わっててキレイだし、食感も面白い、さらに結構日持ちするのでスーパーに並んでると買っちゃう野菜の1つですね。
ちなみに、いつが旬なのかというと、アイスプラントはハウスで栽培されているものがほとんどなんですって。
ですので、ほぼ一年中収穫されるので旬はないそう。
一年中手に入るというのも、主婦にはありがたいですよね~。
アイスプラントの栄養と効果・効能
アイスプラントは、地中のナトリウムなどのミネラルを蓄える働きがあるのでミネラルが豊富なのはもちろん、他にも体に良い栄養や珍しい栄養素が含まれています。
クエン酸・リンゴ酸
ブドウ糖をエネルギーに転換させるのに必要な栄養素です。
クエン酸とリンゴ酸はそれ自体にも、疲労物質の乳酸を分解する働きがあるため、疲労回復やスタミナ維持に役立ちます。
また、クエン酸とリンゴ酸のキレート作用は、アイスプラントが蓄えたミネラルの吸収率を良くしてくれます。
ピニトール
聞きなれない栄養素ですが、サプリメントなどにも配合されている栄養素。
血糖値を下げる働きがあり、糖尿病の予防や肝機能の改善などに有効な成分です。
元気な肝臓に!
ミオイノシトール
これまた、あまり聞きなれない栄養素。
「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれ、コレステロールの代謝を良くしたり、肝臓に脂肪が溜まるのを防いでくれます。
その為、動脈硬化・脂肪肝の改善や生活習慣病の予防などの効果があります。
他の野菜にはあまり見られない栄養素ですね。
β-カロテン(ベータカロチン)
アイスプラントには、β-カロテンも豊富。
β-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わりますが、それ自体も抗酸化力が強い事が分かっています。
有害な活性酸素から体を守ってくれ、老化やがんの抑制に働いてくれます。
ビタミンAになれば、粘膜の健康を維持し、免疫力をUPさせて感染症の予防にも役立ちます。
カリウム
アイスプラントにはカリウムも含まれています。
カリウムは、体内の不要なナトリウムを体外に排出する働きがあるため、高血圧予防やむくみの解消などに効果があります。
アイスプラントは、ほんのり塩味なのでこの効果はちょっと不思議な感じがしますね。
アイスプラントのおいしい食べ方
アイスプラントと言うと、サラダしか思い浮かばない私ですが、他にどんな食べ方があるのか調査しましたよ!
あ、そうそう、アイスプラントを食べる時は、洗いすぎに注意ですからね。
水耕栽培がほとんどで、病気や寒さに強い性質のアイスプラントは、農薬を使わないで育てられる為、ほとんど洗わなくても食べられるそうです。
ごしごし洗うと、せっかく葉っぱについたミネラルが水に溶け出してしまうそうです。
切ってから洗うのも同様にダメだそうですので、切る前に軽く洗ってくださいね!
私は、洗わないと気になるので、サッと流水をかけるくらいで食べていますよ。
できる限り生で食べた方が栄養は摂れそうですが、調べてみてやってみたいなと思った食べ方を2つほどご紹介!
1、天ぷら
・適当な大きさにちぎって、衣をつける。
・180℃くらいの油で揚げる。
※アイスプラントは、生食できるので衣が揚がればOKです。
2、しゃぶしゃぶ
・適当な大きさにする。
・お湯を沸かし、塩とオリーブオイルを入れる。
・10秒ほどしゃぶしゃぶする。
・好きな付けダレで食べる
※シャキシャキの食感がUPして旨みも増す。食べる時はやけど注意。
両方とも、簡単にできて美味しいそうなので、是非トライしてみたいですねっ。
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