冷ややっこや蕎麦などの薬味として使ったり、天ぷらにしたり、色んな使い方がある大葉、美味しいですよね。
私は大好きです。
いつでも食べられるイメージの大葉ですが、旬っていつなんでしょうか?
栄養や1日に摂って良い量、加熱しても栄養が変わらないのかなど、気になる疑問全部解決します!
大葉の旬はいつ?
大葉は昔から日本に自生している、和風のハーブだと言われています。
今でこそ、年中スーパーなどで見かけますが、もともとは初夏から夏が旬となっています。
ちょうど暑い時期に食べたくなるので、納得。
紫蘇(しそ)には赤紫蘇と青紫蘇がありますが、青紫蘇のことを大葉と言います。
薬味と使われることが多いですが、昨今ではパスタに入れたり、肉に巻いて揚げたり、ふりかけとして使われることも多いですよね。
大葉の栄養の特徴は?
大葉には、βカロテンが大量に含まれています。
βカロテンが含まれていることで有名な人参は、100g辺り9100μgなのに対し、大葉は11000μgでかなり多いことがわかります。
βカロテンは、身体の中で必要に応じビタミンAに変化します。
なので、身体の中では、βカロテンの働きとビタミンAの働き、両方からの効果が期待できます。
βカロテンは、抗酸化作用が強いため、老化を防いでくれる働きが期待できますね。
また、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守ってくれたり、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つような働きもしてくれ、がんの予防にも役立ちます。
他にも、大葉には血糖値を下げる働きもあります。
大葉は1日にどのくらい食べれば良い?
そんな大葉の効果を期待するためには、1日に20~30枚位食べたら良いそうなんです。
というのも、大葉は10枚食べても5g程度にしかなりません。
大葉は味が強いですし、毎日そんなに食べているという人は殆どいないのではないかと思います。
よっぽどたくさん自宅用に栽培していて、余っちゃうという人以外は、そこまで食べ過ぎに注意する必要は無さそうですよね。
うちの実家の近くに大葉農家さんがあるんですけど、そのお家でも1日に30枚くらい食べるかなぁ?という状況ですからね。
大葉は加熱すると栄養変わるの?
さて、薬味など生食でよく使われる大葉ですが、加熱すると効果が弱くなるかと言うと、実はそうではありません。
むしろ、βカロテンは、熱に強く、油と一緒に加熱料理した方が吸収率がよくなるんです。
そのため、大葉の天ぷらや肉に巻いて油で揚げたものは、特に栄養的にもお勧めなんですって。
油を使用するならオリーブオイルが健康にも良くてお勧めですよ。
まぁ、ビタミン類などでは、熱に弱いものもありますが、一番の特徴であるβカロテンにとっては、加熱大歓迎なんですね。
最後に1つポイント!
大葉には、農薬が残りやすい性質があります。
使う前には、ボウルなどに水をためて暫く漬けておいて、表面を洗った後、両面をこすりながら冷たい水で何度か洗い流しましょう。
夏のさっぱり料理にぴったりの大葉、ご活用くださいね。
花粉症に良いと言われる紫蘇ジュースについては、こちらの記事をご覧ください。
ちなみに、青じそジュースも夏バテ防止には良いんですよ。レシピ動画載せておきますね。
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この記事では良い野菜に秘められたすごいパワーをたくさん紹介しています。
栄養や効果・効能を知って、今よりさらに野菜を美味しく食べましょう!
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