ケールの栄養と効能は?あの苦い味の理由は成分にあった

健康のために、昔からよく飲まれている青汁。

青汁の主な成分と言えばケールが有名ですよね。

ケールは苦いですが、その分健康に良さそうな気がします。

良薬口に苦し、ですもんねっ。

実際に、ケールの栄養と効能はどのようなものがあるのでしょうか?

ケールの苦味成分とは?

ケールはどんな野菜か

ケールって、実はキャベツの一種なんですって。

普通のキャベツは旬があるのですが、ケールは年中栽培することが出来るとても強い野菜。

元々青汁は、小松菜やキャベツなどを使って作られていました。

しかし、季節によって安定していませんでした。

そこで、ケールの安定的な供給が注目され、ケールが青汁の主な原料として重宝されるようになったのです。

元々、健康成分で選ばれた材料じゃなかったとは、意外!

ケールは生で食べられることは殆どなく、青汁の原料として使われるのが主だそうです。

青汁

ケールの栄養と効果・効能

ケールは栄養価がものすごく高く、ビタミンAやカルシウム、ミネラル、食物繊維、葉酸など色んなものが含まれています。

これらは他の野菜と比べても群を抜いて多く、ケールだけで様々な栄養を摂ることが出来ます。

また、カロテノイドと言う野菜や果物に含まれている色素の一種である、ルテインも含んでいます。

ルテインは抗酸化物質で、抗がん作用があると言われており、美容にも良い効果があります。

ケールには、ダイエット効果もあると言われています。

ラットの実験で、肥満気味のラットにケールを与え続けたところ、ラットの体重の増加を抑制し、中性脂肪が減少したそうです。

この結果から、ケールには脂質を吸収して抑制し、肥満を抑える効果があることが分かりました。

食物繊維が、便通を良くしてくれ、ビタミンやマグネシウムが基礎代謝を高めてくれるのが、ダイエット効果に繋がっているのではないかと考えられています。

ダイエット

 
さらに、ケールを食べ続けると血糖値が下がる、という実験結果もあるようです。

血糖値が上昇すると、インシュリンが分泌され、糖質を脂肪として体内に蓄積してしまいます。

血糖値を下げることにより、脂肪の蓄積を抑え、太りにくい身体にしてくれるんですね。

つまり平たく言うなれば、ケールを食べると、身体の中がすっきりし、綺麗になるんですね。

ケールのデトックス効果は、ヨーグルトよりも高いと言われているんですって。

ケールが苦い理由は苦味成分にアリ

もう少し苦くなければ、身体に良いケール摂りやすいのに・・って思いますよね。

ケールが苦い理由は、苦味成分のスルフォラファンが含まれているからです。

また、辛味成分のイソチオシアネートも含まれており、スルフォラファンとダブルで含まれているから、より苦く感じるのかも知れませんね。

ただ、この苦味成分や辛み成分も体にはとても良いんですって。

スルフォラファンもイソチオシアネートも、がん予防に効果的な成分と言われているんですよ。

苦いのにもやっぱり理由があって、あの苦さにも身体に良い栄養が関わっていたんですね。

健康のためには、苦くても上手にケールを取り入れる方法を探さないといけませんね!

☆ケールの苦さを抑える方法については、こちらの記事で詳しく書いています。

↓    ↓

ケールは苦味の少ない品種もある?苦さを少なくする方法は?

これオシャレで美味しそうvケールサラダのレシピ動画です。

↓    ↓

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